インタビュー

G-ROKスタジオがリニューアルオープン

Behind The Scene

大澤 康祐

株式会社ジーロックス 音楽スタジオ部係長/スタジオ・マネージャー

 株式会社コルグを母体とする東京都杉並区下高井戸の音楽スタジオ、ジーロックス・スタジオが2016年春にリニューアル・オープンする。コルグの元社屋を改装した同スタジオは、70帖の広さを誇る1Fのプロ向けスタジオをはじめ、30帖×2と17帖×2の合計5部屋をラインナップ。さらに2Fにはソファーを設置してゆっくり寛げるロビーも用意されたワンランク上の音楽スタジオとして2006年に本格オープンした。その後は、多彩な音楽教室などを展開して地元密着型のスタジオとして親しまれてきた。グランド・オープンを控える同スタジオについて、スタジオ・マネージャーの大澤氏にお話を伺った。

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                       ▲大澤 康祐氏

 この度リニューアルすることになった理由は?

 G-ROKSスタジオが本格オープンした2006年から数えて今年が10周年を迎えます。その記念事業の一つとして、この度リニューアルさせていただきました。実は2006年のオープン時には"エコ"をテーマにしておりまして、防音扉や機材などは廃業したスタジオのものを再利用するなどしておりました。ただしトイレなどの一部施設に古いものと新しいものが混在していたので、今回はそうした点を全て一新することができました。スタジオ内の休憩用スペースのソファーなども新しくします。

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             ▲2Fの受付奥のロビー。ウッディなくつろぎの空間に仕上げられている。

 壁面も落ち着いた雰囲気に変わりましたね。

 全体的な内装は従来の木目調のアットホームな感じから、シックな雰囲気に変えています。例えば、通路の壁は全てブラック系に貼り替えています。またロビーの壁は珪藻土を使用した土壁にしたり、天井もコンクリートをむき出しの状態にするなど、デザイン性の高い内装に変わっています。

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            ▲改装されたスタジオ内。落ち着いた雰囲気に生まれ変わっている。

 スタジオの部屋自体で生まれ変わった点は?

 2階のスタジオ3を"80's Room"としてリニューアルしました。80年代当時にミュージシャンの憧れだった機材を多数導入したスタジオです。ドラムはヤマハYD9000Rで、これはサカエ・ドラムで完全メンテナンスを施しています。そしてキーボード類には、コルグ・ポリシックスやBX-3、M1、WAVESTATION、ヤマハCP-80MIDI、DX7といった国産ブランドから、フェンダー・ローズ・スチューデント・モデルやシーケンシャル・サーキット・プロフェット5/600、オーバーハイムOB-Xaといった海外ブランドまで、多数の名機を揃えています。もちろんギター/ベース・アンプもありますので、5~6名様のバンドでのご利用に最適です。これまで弊スタジオは、プロの方々と、仕事以外でのご利用は若い方が多かったのですが、この80's Roomは40から60歳代の方々に喜んでいただけると思います。

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             ▲80's Roomに導入されたキーボード/シンセサイザーの名機の数々。

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                ▲80's Roomのドラム・セットはYAMAHA YD9000R。

 この他、新たに導入した機材は?

 まずドラム・セットには新たにサカエ・ドラムのセレッシャル、オールマイティ・バーチ、オールマイティ・メイプルの3台を導入しました。あとは順次ワーウィックのベース・アンプを導入予定です。

 オプション・レンタルのギターやベースも充実していますね。

 エレキギターはPRSはカスタムをはじめ5~6本、ベースはワーウィックのストリーマーや5弦モデルなどもあります。またアコースティック・ギターはマーティンやテイラーコリングスなど、フルアコにディアンジェリコと、多数のギター/ベースを用意しており、どれも1時間100円(税抜)でお貸出ししています。手ぶらでお越しいただいて、しかもハイエンドなギター/ベースがご利用いただけるのでオススメです。また、ヴォックスとアギュラーの各アンプとコルグのキーボードは豊富に揃えており、これらは無料でレンタル可能です。

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                ▲ずらりと用意されたオプション・レンタル用ギター/ベース。

 ジーロックス・スタジオといえば70帖のスタジオも特徴ですね。

 70帖のスタジオ1はプロシューマーのご利用以外にも、セッション会などのいわゆる"お仲間の集い"にもご利用可能ですし、歓迎です。簡易ステージを組んでライブハウスの様に使用する事も出来ますよ。PA機器などの操作が不安でしたら、こちらでオペレートもしています。

 改めて今回のリニューアルのアピール・ポイントを教えてください。

 2006年のオープン当時は、おやじバンド・ブームがあったので、そうした方々やプロに向けた高級感のあるスペックで展開しました。それから徐々に学生や女性の方々にも利用していただける地元密着型のスタジオへと変化していきました。今後はさらに幅広い層の方々に向けたスタジオを目指しております。

問い合わせ:ジーロックス・スタジオ
Tel.03-3325-3311
http://www.groks.co.jp

本稿は月刊『Player』2016年5月号「Behind The Scene」にテキストを加筆、写真を追加したものです。

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