インタビュー

楽器の日 2017

Behind the Scene

佐藤眞一

(東京楽器小売商組合組合長 /(株)松栄楽器店)

ぜひ6月6日の楽器の日には楽器店に来ていただいて、楽器に触れてもらいたいと思っています。

 今年は6月6日の『楽器の日』には楽器体験ウイークやCM動画コンテストなどを含む全国楽器協会のイベント『楽器の日2017』が開催される。そのイベントを推進している東京楽器小売商組合の佐藤眞一組合長に話を訊いた。

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▲佐藤眞一(東京楽器小売商組合組合長 /(株)松栄楽器店)

 『楽器の日』の由来について教えて下さい。

 故事によると6歳の6月6日に芸事を始めるとお子さんの芸の上達が早いそうです。それにちなんで全国楽器協会が1970年に制定した記念日です。

 これまで楽器の日にはどんなことが行なわれてきましたか?

 東京では銀座や御茶ノ水、それに大阪など楽器店では様々なイベントやキャンペーンが行なわれていました。しかし、連携がとれていなかったため、全国的なうねりのような状況は生まれにくかったと思います。また、今、楽器業界の景気は良くない状況にあることと小売店同士の横の繋がりが薄くなりつつあります。そこで、みんなが一緒になって出来る何かを楽器の日にできないか、と考えました。私たちが属している東京楽器小売商組合でも有志が集まって、様々な企画を立案しました。それが「楽器体験ウイーク」や「CM動画コンテスト」でした。それらは東京だけでなく、全国規模で行ないたかったので、全国楽器協会に提案しました。それが形になったのが『楽器の日 2017』です。

 2本柱となる「楽器体験ウイーク」と「CM動画コンテスト」ですが、楽器体験ウイークから教えて下さい。

 一般のお客様は楽器店の敷居が高くみえるようです。こう思われてしまうのは、楽器店の立場では意外なのですが、特に初心者の方には楽器店には入りにくい印象があるようです。ですので、その敷居を下げるためのきっかけを作りたかったのです。前から興味があった楽器があれば、ぜひ楽器体験ウイークに楽器店や音楽教室に来ていただいて、楽器に触れてもらいたいと思っていました。また、楽器経験者が別の楽器を楽しむなどにも良い機会です。

 楽器体験ウイークは6月3日(土)~11日(日)ですよね。参加楽器店は何店舗ぐらいありますか?

 まだ増えているのですが(5月15日現在で)380店舗を越えました。東京だけでなく、全国規模で実施されます。

 すごい数ですね。体験できる楽器の種類はどのようなものでしょうか?

 ロックなどのポピュラー音楽に強い楽器店もあれば管楽器やクラシック音楽の楽器に強い楽器店もありますから店舗ごとに異なります。音楽教室もある楽器店などではインストラクターのレクチャーやスタッフによるアドバイスが受けられる楽器店もあります。ただし、インストラクターの都合で特定の日にだけレクチャーがあるとか日替わりで体験できる楽器が異なる場合もあるようです。これらの情報は事前に楽器の日オフィシャルサイト(http://zengakkyo.com/thegakkiday/)や各楽器店にお問い合わせるなどチェックして下さい。

 これらの体験は無料で受けられるのでしょうか?

 体験はほとんどが無料で受けられると思います。私たちとしては「楽器がそこにあるから試して下さい」ではなく、インストラクターやスタッフのサポートで「楽しく弾けた」「音が出せた」などを体験していただきたいです。また、「今は初心者向けの楽器を使っているけど、上級者向けの楽器を試したい」というような体験もできると良いと思います。どんなケースでも、その楽器の良さや楽しさを専門スタッフが手ほどきできると良いと思っています。私たちとしてはそれぞれの楽器店が得意なことをどんどんやって下さい、とお願いしています。

 CM動画コンテストはどのようなコンテストでしょうか?

 元々、動画を使ったキャンペーンをしたいと考えていました。今回は楽器の日の認知度を自体も上げたかったので、楽器演奏の楽しさを表現しているようなCM動画を皆様に作ってもらい、それをコンテストすることになりました。演奏技術の上手さにこだわらずにご応募いただけます。

 CM動画とはどのような動画をイメージすればよろしいのですか?

 楽器演奏の楽しさが伝わるような動画であれば結構です。オリジナリティも重視していますので、個性豊かな作品をお待ちしています。

 楽しさが伝われば、というと必ずしも弾かなくてもよいのでしょうか?

 もちろん単に楽器を演奏している動画も応募していただきたいと思っています。しかし、小さなお子さんがシンバルをジャーンと叩くような内容でも良いと思います。演奏の上手さよりも楽器を楽しんでいる動画を期待しています。演奏の長さは2分以内の動画で作品内に「6月6日は楽器の日」というサウンドキャッチまたはテロップを入れて下さい、という点でしょうか?すでに、ホームページにこちらで用意したCM動画の例をアップしていますので、それをご覧いただければわかりやすいと思います。

 作品は応募者自身のYouTubeアカウントにアップするのですか?

 はい。その上で応募フォームにそのURLを添えてご応募下さい。

 応募期間は6月30日まで、ですね?

 楽器の日は6月6日ですが、CM動画コンテストは6月30日まで応募できます。楽器体験ウイークに参加した後にも応募していただけます。

 コンテストの発表はどのようになっていますか?

 審査の結果は7月24日(月)18時から銀座山野楽器本店7階イベントスペース"Jam Spot"で授賞式を行ないます。この模様はインターネットのライブ配信で放送します。  

 賞品はどんな内容でしょうか?

 ホームページで詳しく発表して行きますが、グランプリはヤマハのホームシアターシステムで、他にもデジタルドラムやギターを始め、順次増やして参ります。かなり豪華な内容だと思います。たくさんのご応募をお待ちしています。

(※インタビュー後に賞品一覧が発表されました。賞品一覧はこちら。)

『楽器の日2017』

■楽器体験ウイーク

実施期間 : 6月3日(土)~11日(日) 実施会場 : 全国の楽器店店舗ならびに音楽教室

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※実施店舗・教室の詳細は楽器の日オフィシャルサイトをご覧下さい。

■CM動画コンテスト

「6月6日は楽器の日」のCM動画を作って応募して下さい。楽器演奏の楽しさが伝わる2分以内の演奏動画であれば応募できます。

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応募期間 : ~6月30日(金)まで

※詳しい募集要項は楽器の日オフィシャルサイトをご覧下さい。

問い合わせ : 楽器の日オフィシャルサイト

http://www.zengakkyo.com/thegakkiday/

※月刊『Player』と連動する記事として約5年間に亘り毎月連載してきたBehind The Scene ですが、月刊『Player』での連載終了に伴い、月イチでの連載は今回で終了します。今後は『GAKKIソムリエ』での不定期連載となります。

※この記事は2017年5月時点の情報です。

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