フレットで覚える音楽の仕組み
はじめに
ドレミから始めよう!!
フレット上の音名を自分のものにする
リズムは基本 【1】
音符の長さを理解しよう
リズムは基本 【2】
リズム・パターンを読んで弾いてみよう
曲の構成を読む
譜面の読み進め方をマスターする
音程について
音程の距離を正確に把握しよう
コードについて 【1】
コードはどんな仕組みで成り立ってるの?
コードについて 【2】
ちょっと難しいコードもじっくり理解しよう
コードの作り方~基本編~
指板上のどこでもコードが作れる
コードの作り方~応用編~
これで480個のコードを作れるようになる!
テンション・コードの作り方【1】
「テンション」を押さえる指を確保しよう
テンション・コードの作り方【2】
どんなコードでもその場で作り出せる!
コード進行について
まずは基本の「ダイアトニック・コード」から

はじめに

 “ギター弾きは理論に弱い” という定説があります。確かにギターという楽器は、理論を知らなくても弾けてしまう楽器です。コードなどは、どんな構成音でできているかわからなくても 「形」 で覚えられるし、スケール(音階)も 「形」 でとらえることができます。Keyさえわかれば、アドリブすることだって可能です。ある程度のことは感覚的にこなせてしまう楽器なのです。私はギターの持つ、この “いい加減なところ” や “アバウトさ” が大好きだし大切にしたいと思っているのですが、人とコミュニケーションをとったり、さらに高いレベルの音楽を目指すなら、やっぱり音楽理論は大切だと思います。
 理論を学ぶと個性が消えてしまうなどと言う人がいます。確かに中途半端に知ってしまうと、ある種の制約になるだけで、頭でっかちで理屈っぽくなりがちです。でも、きちんとした理論を感覚的に身に付けることができれば、制約どころか音楽を自由に操ることができるようになるのです。音楽の聞こえ方も変わってくるでしょう。
 音楽理論とは難しい理屈ではなくて、過去のたくさんのミュージシャンが考えだし、その自然さや便利さから、多くの人に何度もくり返し使われることによって定着していった 「コード進行の流れ」 や 「音の 流れ」、 「響きの美しさ」 などを理論的にまとめたものなのです。音楽理論を学ぶことによって、こうした過去の偉大なミュージシャン達のアイディアを手に入れて、“自分の音楽” や “ギタースタイル” を創り上げる手助けにしていってください。

プロフィール

氏名 岩下 潤(いわした じゅん)
経歴 学生の頃からプロギタリストとして活動を始める。
数々のセッションを重ね、現在はライブ&レコーディ ングをギタリストとしてこなすだけでなく、作曲・アレンジを中心として新人アーティストのプロデュース、また専門学校などでの講師や音楽ライターなど様々な顔を持つ。みんながハッピーになれる音楽をめざすマルチプレイヤー。自身のアルバムも制作中!
皆さんへのメッセージ
とにかく楽しんでギターと付き合っていきましょう!