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前回“ワウ”の修理&チューンナップが上手くいって、少し調子に乗ってしまい「エフェクターを作ってみよう!!」などと背伸びしてみました(笑)。ツマミ1つの『ブースター』なら回路も簡単そうだし・・・という安易な理由で『ブースター』を 作ってみることにしました。何もわからないので色々調べてみると部品をすべてパッケージングした“自作エフェクター・キット”なるものがあることを知り、早速購入して実際に作ってみました。初めての経験なので色んな失敗もしました。(泣)その辺の失敗談もみなさんの参考になると思いますので、楽しく読んでみて下さい。まずは各パーツがどんな働きをするのかという基本知識の解説してみようと思います。
1.基板 色々なパーツを固定して配線するための“台”になる板です。初心者のうちは簡単な回路で作ると思いますので『蛇の目基板(ユニバーサル基板)』が手軽で扱いやすいでしょう。紙フェノール製とガラス・コンポジット(グラスファイバー)製のものがあります。パターンを書き込んでパーツの配線を確認したりするのにはガラス・コンポジット製の方がお薦めです。 複雑な回路に挑戦する際は、パソコンで回路図を書いてエッチング液を使用して基板を作成できる『感光基板』にステップ・アップして下さい。感光基板はパーツを差す穴を自分であけなければなりませんが、配線の間違いが少ないので「複雑な回路」に向いています。『ブースター』は簡単な回路なので“蛇の目基板”を使いました。
回路を構成するもっとも基本的なパーツです。電流を流れにくくする働きがあり、数値(抵抗値)が大きいほど電流が流れにくくなります。単位は“Ω”(オーム)で表します。抵抗値は数字では書かれておらず、「カラーコード」とう色帯で表されます。 左から第1帯-第2帯-第3帯-第4帯となっていて、第1帯と第2帯で2ケタの数字を表します。第3帯で何乗するかを表して、第4帯で誤差(+&-)を表します。詳しくは下図を参照して下さい。カラーコードを覚えるのは大変なのでテスターを使って測ってしまうのが手っ取り早いし確実です。 “抵抗”にはワット(定格電力)の種類もいくつかありますがエフェクター製作には1/4Wが一般的で、何の指定も無い時は1/4 Wを使用するということになっています。
必ず必要というわけではありませんが、パーツは基板にハンダ付けしてしまうと差し換えが極めて面倒になってしまいます。なので、“歪み”の質を決めるのに重要な「オペアンプ(IC)」や「トランジスタ」にはソケットを利用するのがお薦めです。手軽に差し換えて、色々な種類を試せるのでかなり楽しめます。IC用の8ピン・ソケットやトランジスタ用の3ピン・ソケットもありますが、1個単位のソケットでも十分代用できます。