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 当初はアコースティック色が強かったサウンドメッセだが、エレクトリック・ギター/ベースの出展も年々増加し、さらに幅広い層の楽器ユーザーが楽しめるイベントへと変化していった。今回も多彩なブランドのギター/ベースが出展され、来場者の興味を引いていた。また、工業関連企業によるギターブランドの出展もあり、従来の楽器メーカーにはない技術によるギター作りは今後注目を集めそうだ。今回のパート3ではエレキギター/ベースを中心に紹介しよう。

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▲EASTMAN SB59V

 EASTMANより待望のシングルカット・シェイプのソリッドボディ・モデル、SB59Vが登場。ネックとボディ・バックには1ピースのソリッド・マホガニーを採用。ピックアップにはセイモア・ダンカンのアンティクイティーを搭載。絶妙なエイジド加工も特徴である。

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▲GRECO MX-Prototype Cherry Burst

 1979年に登場したGRECO MXがプロトモデルで復活。MX-Prototype Cherry Burstは、ステンレス・フレット、ディマジオPU、トーンプロス製ブリッジ&テイルピースを搭載し、現代的なサウンドやプレイにもマッチするギターに仕上がっている。商品化が待ち遠しい一本だ。

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▲G7 SPECIAL g7-ST-Mz"Glossed Chacoal"/"Blasted Blue"

 渋谷のギターショップ、G'SEVEN GUITARSのオリジナル・ブランド、g7 SPECIAL g7-ST-Mz。左はキルテッド・メイプル+1ピース・マホガニー・ボディの"Glossed Chacoal"とアッシュ・ボディの"Blasted Blue"。共に指板にハカランダを採用している。

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▲HAGSTROM Condor/Impala

 1958年よりエレキギター/ベースを生産しているスウェーデンのブランド、HAGSTROM。同社の伝統的なギターを現代に蘇らせたRetroscapeシリーズはヨーロッパ・ブランドらしい独特のシェイプや、レトロ感溢れるスイッチ類、ブリッジなどが特徴である。

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▲KEIPRO GUITAR WORKS KS-Deluxe Quilted SSH

 Keipro Guitar Worksのプロトモデル、KS-Deluxe Quilted SSH。木材加工などを海外で行い、最終的な組み上げを国内で行うことで、優れたコストパフォーマンスを実現している。美しい木目のボディ・トップに、ロースト加工されたメイプル・ネックを採用。

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▲PAOLETTI GUITARS Stratospheric Wine

 イタリアの名門ワイン醸造園で使用されたワイン樽から製作されたギターがPAOLETTI GUITARSである。写真のStratospheric Wineは、左がリッチー・サンボラ、右がジョン・ノーラムのモデル。この他、フィルXやカーク・ハメットのモデルも展示されていた。

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▲RABBIT IS USA-B/CREWS MANIAC SOUND Fallin' Angel

 クルーズ代表の吉岡喜久夫氏が手がけた2つのモデルが登場。RABBIT IS USA-Bは、マホガニー・ボディ&ネックの770mmショートスケールのベース。CREWS MANIAC SOUND Fallin' Angelは、Vシェイプをコンパクトにして、さらに超軽量なアユースを採用。

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▲RELISH GUITARS

 月刊Player3月号でも特集したRELISH GUITARS。独自のボディ構造とサウンドで多くのギタリストを魅了している。新たに登場したのがP-90タイプ・ピックアップ搭載モデル。ブースではプロ・ギタリストのdaisuke uetaがデモンストレーションを務めた。

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▲ROZEO Ladybug Ltd.

 寺田楽器のオリジナル・ブランドROZEO。13.85インチ幅ボディのLadybug Ltd.。左からハカランダのプライウッドを採用した#27、ソリッド・シトカスプルース・トップのフルアコの#29、ラウンドホールにフローティングのミニ・ハムバッカーを搭載した#28。

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▲匠TAKUMI

 板金やレーザー加工、曲げ加工などといった金属加工を専門とする、京都のイシダ製作所が手がけたリゾネーターギターの試作モデル、匠TAKUMI。レーザー加工によるサウンドホールなど、同社の優れた金属加工技術が随所に発揮されている。

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▲YAMAHA BB34

 モデルチェンジを果たしたYAMAHA BB。アルダー/メイプル/アルダーの3プライ・ボディ、4点止めに加えて、ボディ・バックから45度の角度でボルトを2点止めするネック・ジョイント、新開発のピックアップなど、さらに抜けの良いサウンドと弾きやすさを実現している。

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SOUND MESSE 2017 レポート Part.1 
SOUND MESSE 2017 レポート Part.2
SOUND MESSE 2017 レポート Part.4

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