▲MICHIYA HARUHATA STRATOCASTER 価格=180,000円(税抜)
本機の基になっているのは、2011年にカスタムショップより発売された「Michiya Haruhata Stratocaster III」。美しいカリブ海をイメージしたキルト・トップのカリビアン・ブルー・フィニッシュ・ボディに、様々なアイデアが詰め込まれており、TUBEやソロ・ワークなど様々な活動を通じてアイコニックな存在感を放っている。
かねてより、⼿の届きやすい価格帯でのモデル開発を希望していた春畑のために、価格を抑えつつも妥協のないスペックを備えたシグネチャー・モデルを開発するプロジェクトが2017年にスタート。春畑が納得できる魅⼒的な価格とクオリティの両⾯を実現するため、新たなシグネチャー・モデルは、シニア・マスタービルダーのクリス・フレミングによる監修を経て、⼤幅な品質向上を遂げた⽇本製ラインでの開発となった。
リバースのラージ・ヘッド、ユニークかつ機能的なコントロール系統、ダブル・ロッキング・トレモロ・システムなど、カスタムショップ製のモデルに詰め込まれたアイデアを余すところなく搭載。ピックアップも同様のものを採用し、カスタムショップ製と同じくボディにダイレクト・マウントしている。さらに、ネック・シェイプは本人の実機から3Dスキャンして再現された、Michiya Haruhata Soft Vを採用している。
プロトタイプが出来上がったのは2018年5月初旬。すでにスタートしていたTUBEの全国ツアーのステージ・リハーサルでチェックした春畑は、一瞬にして気に入り、そのまま本番で使用。その後もそのプロトタイプで演奏を続けていることが、春畑の期待に応えたモデルに仕上がったことを証明している。