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『YOKOHAMA MUSIC STYLE 2019』レポート

 1月12日(土)、13日(日)、14日(祝)の三日間、横浜の大さん橋ホールで『YOKOHAMA MUSIC STYLE 2019』が開催された。このイベントは横浜の音楽シーンを代表するミュージシャンが出演するライブフェスをコアとして、楽器、ファッション&カルチャーなどのブースがミックスされ、さらに、音楽レーベルやプロダクションなどが参加するなどの新しい試みを加えたこれまでにない切り口のイベントだった。

YOKOHAMA MUSIC STYLE 2019』が1月12日から14日に大さん橋ホールに600人収容のライブスペースと音楽関係・楽器の展示ブース、ファッションやカルチャーのブース、地元横浜の個性的なフードが楽しめるフードコートなどが参集。さらに、ミュージシャンが音楽レーベルやプロダクションに自分の音源を聴いてもらえるブースなど、これまでにない角度から音楽シーンを楽しめるイベントだった。

■メインイベントのライブやトークショー

 イベントの華でもあるライブは浜端ヨウヘイと松室政哉がコラボレーションしたライブ(12日昼)、Rickie-G とNakamuraEmi(12日夜)、 INGRY'S(13日昼)、サイプレス上野とロベルト吉野(13日昼)、SKA-9 feat.小野瀬雅生 Guest 横山剣 from CRAZY KEN BAND(13日夜)、BRADIO(14日夕方)など、様々なジャンルのミュージシャンが出演。横浜港の絶景を背景にプレミアムなライブを行った。また、14日にはピーター・バラカン&鈴木茂がレーザー・レコードプレイヤーでアナログレコードをかけつつ様々な音楽について語るトークショー、続いて、YOKOHAMA MUSIC STYLE 2019 YOKOHAMA MUSIC "sakusaku屋根の上"風 TALK&SESSIONが開かれ、秦 基博、大場英治(菊谷宏樹)が出演。ゲストとしてホリエアツシ(ストレイテナー)も登場。横浜への愛情や音楽の話題など気心が知れた同士の楽しいトークショーとなった。

■新進気鋭のバンドが登場したオーディション・ライブ

 このイベントでは音楽配信サイトTuneCore Japanのもと、敏腕音楽プロデューサー本間昭光氏が審査委員長を務めるオーディションが行われた。応募作品は600作品を超えており、その中から6つのミュージシャンが受賞。12日には、受賞3グループのライブパフォーマンスが行われた。最優秀賞はCUICUI、特にポップなサウンドとコミカルなパフォーマンスで観客を魅了した。優秀賞はFAVO pilgrimで、昨年結成と日が浅いにも関わらず高い演奏力と甘い歌声を披露。また、彼らはGAKKIソムリエの当日企画にも応募してもらい、パフォーマンスの後にもアーチスト写真の撮影などでコラボレーション。今後、本サイトでも彼らをフィーチャーする機会もあると思うので乞うご期待。また、審査員賞はC SQUAREDで、ソフィスティケートされたサウンドに乗せ、キレキレのダンスパフォーマンスを披露した。

YMS2019_12-2-2.jpg▲最優秀賞 : CUICUI

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▲優秀賞 : FAVO pilgrim

YMS2019_12-2-1.jpg▲審査員賞: C SQUARED

■バリエーション豊富な展示ブース  

 展示ブースでは、楽器業界からヤマハ、パール、黒澤楽器店、キクタニミュージック、メイトン・ギターズなどがギターなどを展示。

YMS2019_12-23.jpgYMS2019_12-24.jpgYMS2019_12-10.jpgYMS2019_12-4.jpgYMS2019_12-13.jpg

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また、ファッションブランドのSHIPSでは、ビートルズをはじめとする様々なミュージシャンのアパレルを販売、カッコイイバイクを販売している本牧ヴェスパサービスはバイクを場内に展示。KEN the FLATTOPはギターやヘルメットにピンストライプやレタリングを入れる作業をブース内で展開していた。

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■イベントの特徴でもある音源持込ブース

 会場内で、音源持込みブースだけは華やかな雰囲気と異なる異質な空間となっていた。というのも、ここだけは、ミュージシャンが自ら音楽レーベルやプロダクションの担当者に自身の音源を聴いてもらいアドバイスを受けるミュージシャンの真剣勝負の場となっているからだ。3日間、かなり多くのミュージシャンが訪れており、また、音楽レーベルのスカウト部門責任者クラスが担当者としてスタンバイしている会社もあった。その担当者に話を訊くと、「(持ち込んだミュージシャンの)レベルは全くの初心者から都内の有名ライブハウスでワンマンクラスのバンドまで。形態もバンド、シンガーソングライター、音楽クリエーターまで本当に様々だ」と語していた。このイベントをきっかけに今後のシーンを担うミュージシャンが育つことに期待したい。

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 YOKOHAMA MUSIC STYLE 2019は、様々な試みがミックスされた横浜発の新感覚のイベント。そのコンセプトを体現する有意義な三日間となった。

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春畑道哉

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