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TOKYOハンドクラフトギターフェス2019 レポート Part.2

 手工ギター/ウクレレの展示イベント『tOKYOハンドクラフトギターフェス2019』がすみだ産業会館サンライズホール(東京都墨田区)にて、2019年5月18日・19日の二日間に渡って開催された。
 今回の同フェスのレポート第二弾をお届けしよう!

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 今回も個性的なギター/ウクレレが多数展示されたTOKYOハンドクラフトギターフェス2019。そのレポートPart.2をお届けしよう。

asturias_MG_0685.jpg 福岡県久留米市に工房を構えるASTURIAS。フィンガースタイル向けのバランスの良いトーンと弾き心地で人気のソロ・シリーズより、従来機種のソロ・ヘリンボーンを元にした限定モデル、Solo Vine。OGAWA INLAY CRAFTとのコラボレーションによるヘッドストックのインレイが特徴で、それを岩立たせるためにフィンガーボードはインレイを入れずシンプルなルックスに仕上げている。また、ボディがスリムに見えるよう、ボディ・バインディングにローズウッドを使用している。

kobayashi_MG_0671.jpg ルシアー小林亮介によるKOBAYASHI CUSTOM GUITARS。ヘッドストックやボディなどユニークなシェイプに仕上げられたコンセプチュアルなギターを製作している。今回は悪魔をモチーフとした2本のギターを出展。写真のDEVIL OMは口をイメージしたブリッジに牙のような装飾を施し、サウンドホールは目、ヘッドストックは悪魔が手にするピッチフォークを模したシェイプとなっており、ギター全体で悪魔を表現したルックスとなっている。ギター本体はイングルマンスプルース/インディアンローズウッド・ボディ、エボニー・フィンガーボード、ラッカー・フィニッシュで製作されている。

waterroad_MG_0702.jpg ルシアー増田明夫が群馬県みどり市に構えたギター工房がWater Road Guitars。410ミリ(約16インチ)のボディ幅にくびれの強いボディ・シェイプ、120ミリ(約4.7インチ)と、同工房では最大サイズの代表シリーズ、DeepArteのスペシャル・モデル。インレイも同工房で手がけており、主に和柄のデザインにも定評がある。写真の3本のギターは、左が女性、中央が冬の竹と雀、右が花筏(桜の花びらが水面を覆った様子)と、それぞれ異なるデザインのインレイがヘッドストックに施されている。3本ともジャーマンスプルース/ハカランダのボディ材は共通しているが、一本ずつブレイシングやトップ厚を微妙に変えることでサウンドに変化をもたらしている。

yokoyama1_MG_0709.jpgyokoyama2_MG_0696.jpg 人気ルシアー横山正が手がけるYokoyama Guitars。写真上は12フレット・ジョイントでロング・スケールのモデルで、代表モデルであるオーディトリアムのボディ幅と厚みを小さくしているのが特徴。左はジャーマンスプルース/ハカランダ・ボディのOAR、右がホワイトスプルース/マホガニー・ボディのOAF写真下はコンパクト・サイズが特徴の2モデル。左はレギュラー・チューニング、2や3フレットにカポタストを嵌めて使えるように設計された参考出品のミニギター。右は同ブランドのニューヨーカー・タイプ(00サイズ)をさらに小さくしたONN。ロゼッタもこのモデル用にデザインを変えている。

hayashi_MG_0745.jpg 今回初出展となるHAYASHI GUITARS。独学でギター製作を学び、伝統的な工法と世界のルシアーによる新技術なども積極的に取り入れることをモットーにギター製作を行なっている。写真中央のスモール・ジャンボ・サイズのHatsune SJは、なんとスティーヴ・ルカサーが実際に弾いて絶賛したギター。主なスペックは、ルッツスプルース/クレリカムエボニー・ボディ、ホンジュラスマホガニー・ネック、エボニーフィンガーボード。低音から高音までバランス良いトーンを生み出す。

HOSCO_MG_0704.jpg メンテナンスやリペアに便利なギター/ウクレレ用工具をラインアップするHOSCO。写真のEasy Fret Careは、フレットケアクロスとフレットケアシート、アルミ製ケースなどがセットになった、フレット磨きグッズ。スリットの入ったシール状のケアシートを貼ってケアクロスでフレットを磨くというもの。フレットのサイズに応じて数種類をラインナップしている。

songbird_IMG_0738.jpg 千葉県に工房を構えるSongbird GUITAR WORKSHOP。ルシアーの遠藤雅美が生み出すレトロ・フレイバー溢れる独創的なギターが人気を博している。左からペトロールズの長岡亮介のために製作されたテレファントムのニュー・モデルで、美しいバーズアイ・メイプルのネックと、珍しいアッシュをボディ材に使用している。中央がそのテレファントムを作った際に余ったボディ材で製作したエレキ・マンドリン、右はカスタムオーダーで製作された、ボディ・バックにホンジュラス・マホガニーを使用したオリジナル・シェイプの33スケールの5弦ベース。

Player

2019年8月号

定価1,620円(本体1,500円)A4判

2019年7月2日(火)発売

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