FENDER CUSTOM SHOP EXPERIENCEは、フェンダーカスタムショップの新作リミテッド・モデルを中心としたギターを楽器店に販売する内覧会とフェンダーを愛用するミュージシャンがステージに登場し、トークショーなどを行うイベントだ。今年は原宿のラフォーレミュージアム原宿での展示&ステージイベントと表参道ヒルズのスペース オーでのアーチストイベントの近接している2つの会場を使って行われた。
今回、フェンダーカスタムショップで作られたギター/ベースが約200本上陸した。これらは前日日本の楽器店が集い、入札形式で販売された。今回はこの部分でも新たな仕掛けがされており、15日の一般来場者でもそれぞれのギターに付けられたQRコードを読み込むと、あらためて予約という形式ながら試奏が出来るというものだ。これは来場者にもメリットが大きい。展示されているギターは2019年夏のリミテッドモデルという括りのため、マスタービルダーによる渾身のギターもあればテーマを持って製作されたモデルもある。
また、フェンダーではアーチストとのつながりを強化していることでも有名だが、今回はINORAN × KENのスペシャル・ライブの他、新藤晴一、斎藤宏介、長岡亮介のトークショー、さらに岸谷 香、春畑道哉などのアーチストトークイベントなども開催。常設展の形で、Char、ハマ・オカモト、MIYABIなどのアーチスト所有のギター実機展示も行われた。
今回、トッド・クラウスとジョン・クルーズの2名のマスタービルダーが来日し、製作実演のワークショップやアーチストとのトークショーなどにも出演した。