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第3回 フルアコトークショウ レポート

 輸入代理店、ショップ、製造元の3者が揃って、知られざるフルアコースティック・ギターの魅力を解説する『フルアコトークショウ』が、2019年6月2日、東京・阿佐ヶ谷のLAST GUITARにて開催された。

IMG_2229.jpg コリングスやイーストマン、ブラストカルト、ヤマオカギターズの販売代理店を始め、キング・スネークというオリジナル・ブランドを展開する「株式会社トーラスコーポレーション」、オリジナル・ブランドを含めて、フルアコ・ギターの豊富なラインナップに定評のある大阪のギターショップ「ストリングフォニック・ギター・カンパニー」、そして国内屈指のギター工場であり、特にホロウボディ・ギターのOEM製作から、VG、ロゼオといったオリジナル・ブランドも展開する「株式会社寺田楽器」という、輸入代理店・ショップ・製造元の3者が集まり、なかなか知ることのできないフルアコ・ギターの魅力を細かく解説するという、非常にマニアックなイベントである。

IMG_2217.jpg 会場のLAST GUITARは3社のギターを始め、フラットトップ・ギターやウクレレなどアコースティック楽器のラインナップが豊富で、まさにこのイベントにふさわしいショップである。第一部はトーラスコーポレーションの市川智久氏(写真左)、ストリングフォニック・ギター・カンパニーの竹本武治氏(写真中央)、寺田楽器の佐野博士工場長(写真右)によるトークショウ。ギターのボディ・サイズや塗装、ボディに使用する木材、トップ材の厚みやプライ構造、ブレイシングなど、ギターを構成する様々な要素の違いによってトーンや音量の違いが生じることなどが解説された。大きなボディが生み出すゴージャスなルックスやダーティーなサウンドに定評があるキング・スネーク、その一方で13インチのボディ幅に1.75kgという驚異的な軽量さにより演奏のしやすさを追求したストリングフォニックと、一口にフルアコといっても大きな個性の違いがあることが笑いを交えつつ解説された。さらに寺田楽器では、ここ10年ほどでギター・ブランドやショップから様々なオーダーが依頼されるようになったことで、フルアコ・ギター製作のノウハウが格段に蓄積されたことも語られた。

IMG_2226.jpgIMG_2228.jpg 第二部はブルース・ギタリストのスパイダー・テツによるデモ演奏。各社の代表モデルを実際に演奏してそのトーンや魅力の違いをアピールした。

 例えば、その魅力や特徴が語り尽くされているレスポールやストラトキャスターと比べて、まだ知られざる一面の多いフルアコ・ギター。しかしフルアコ・ギターは代表的な存在であるギブソンES-175やグレッチ・ギターだけでなく、現在では様々なバリエーションのモデルが登場している。今までフルアコ・ギターに触れたことのないギタリストも、その世界に一歩足を踏み入れてみれば、新たな発見がきっとあるはずだろう。そんな一歩への後押しをしてくれるようなイベントとなった。

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KING SNAKE

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ROZEO

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2019年11月号

定価1,620円(本体1,500円)A4判

2019年10月2日(水)発売

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