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Product Description

1973年に結成、1974年にデビューを果たし、今年2024年にはデビュー50周年を迎えたTHE ALFEE。これまでにも数々のヒット曲を生み出し、これまでに日本ロックバンド史上最多の58作がシングルチャートトップ10入りするなど日本の音楽シーンを支えてきたトップアーティスト。またメンバーである桜井賢、坂崎幸之助、高見沢俊彦の全員がデビュー時より変わらないファーストメンバーであり、現在も尚活躍を続けております。

エレキギターの歴史を熟知した上で近年の最先端の技術を取り入れつつも高いコストパフォーマンスで多くのプロミュージシャンが愛用するESP Guitar。国内ギターメーカーとしてだけではなく多岐に渡る音楽業界の重鎮として国内・海外ともに高い評価を得ております。エレキギターモデルを中心とするESPですが、実際にはアコースティックモデルやエレアコモデルも今までに数多くラインナップされており、エレアコに関しては1990年代半ばから後半にかけて、CLIMAXシリーズやEclipseシリーズというラインナップがありましたが、これらはアコースティック構造でない合板のソリッドボディにアコースティックギター用のピエゾピックアップを搭載した、言わばエレキギター構造でアコースティックサウンドを狙ったモデルでした。

今回ご紹介させて頂くのは、2000年に登場した当時のESPとしてはおそらく初のアコースティック構造となるTHE ALFEE 坂崎幸之助氏のエレアコ・シグネイチャーモデルAS-300に続き、限定生産僅か30本のみ製作されたリミテッドエディション、” 青野ラメ之助”。その一世を風靡したルックスは2001年のツアーグッズでキーチェーンとしても販売されたファンには堪らないモデル。更にこちらは約25年前の製作品ながらそれを感じさせないニアミント手前の極上美品コンディションをキープしたファン待望のコレクタブルアイテムになります。

まずそのスペックとしては、先行販売されたAS-300モデルと同様のボディ形状ながら、キャッツアイから通常のアコースティック同様のサウンドホールへ、モデル名を表す美しいブルースパークルカラーを採用した事で、全く違う唯一無二のルックスとなっております。また採用された材も非常に拘ったオール単板スペックにて、ボディトップには良質なスプルース、ボディサイド＆バック、ネックには良質なマホガニーが採用され、特にボディバックはシッカリとフィギュアドの浮かぶ極上材となっております。またAS-300初号機モデルと比較していきますと、ボディ厚は約89mmであったのに対し、こちらは約100mmと胴厚が増し、ネックに関してもシェイプは、ややVの入ったシェイプから、こちらはよりスリムに感じるVの入っていないDシェイプに、ネックボリュートもスモールタイプへと変更。指板はAS-300初号機同様（AS-300後期はローズウッド）に高級材であるエボニーが採用され、ヘッドはボディ同様となるマッチングカラーにブランドロゴ、そしてTHE ALFEE &坂崎幸之助氏のサインロゴが施されております。その他としては約355mm（≒14”）のボディサイズに、ボディエンド部約100mmの深胴、24 3/4”スケールにミディアムジャンボの20F仕様、ボディトップ＆バック共にはマルチバインディングが施されております。サウンドホールにはマルチレイヤーロゼッタ、エボニーブリッジにアイボリーブリッジピン、セミホワイトボタンのクロームチューナーとファンには堪らない本人同様のスペックとなっております。

そしてその気になるサウンドとしては、コンパクトサイズながら厳選されたウッドマテリアルと深胴ボディのポテンシャルを最大限に引き出した素晴らしい鳴りに驚かされます。AS-300モデルと比較して、オール単板になった点、そしてボディ厚が約11mm厚くなったという点からも、あきらかにボリュームと張りがアップしております。ピックアップはAS-300モデル同様にダイレクトアウトのHighlander IP-Ⅰを採用。一般的なアンダーサドルタイプでは弦振動をメインに拾い上げて出力される中、こちらはその特殊なマウント方式から弦振動はもちろん、楽器全体の振動を拾いあげ、よりナチュラルでより繊細なニュアンスをアウトプットします。サウンドキャラクターとしては、AS-300モデル同様に坂崎氏のサウンドそのものという表現が一番マッチしますが、比べてみるとより迫力のある甘い力強さを持ち、どちらが上という表現は難しくなりますが、是非2本比べて弾いて頂ければと思います。（販売状況によって比較試奏が出来ない可能性もございます）

最後に状態としては、前所有者様がこちらのルックスに惚れてコレクション重視にて大切にされてきた為、多少の使用感こそございますが、約25年前という年式を考慮すればニアミントと言いたくなる程の極上美品コンディションをキープ。ダメージを細かく見ていけば、ボディトップに2か所の軽微な打痕（他にも塗装痩せによる打痕のような非常に軽微な塗装凹みがあり、またカラーリングもあって大きく目立ちません）、光にかざして見えるレベルの薄いピッキングスクラッチ、ボディバック下部に薄いスレスクラッチ、指板サイド（9～10F付近）に軽微な塗装剥離、ヘッドバック上部に当て傷とストリングワインダーによるものと思われるダメージ、ネックヒール付近に僅かな塗装白濁がございますが、弾き込まれてきた個体のような目立つダメージの使用感は無く、総合的に見てチョイ傷程度の極上美品となっております。演奏面においてもネックコンディションは良好でトラスロッドの余裕もシッカリと残っており、フレットも目立った減りや凹み無く7～8部山程残っております。もちろんピックアップ出力の不具合もなく、即現場にて活躍してくれるコンディションです。ケースも当時からとなるオリジナルハードケース、ESP発行の保証書（WARRANTY）が付属致します。

先行販売されたAS-300モデルに関しても非常に製作本数が少なく、ファンの間では幻とまでされておりますが、更にこちらの一本に関しては、ファンからの認知度が非常に高くありながら、僅か30本しか製作されなかった、言わば”お宝”となる激レアモデルとなっております。限定モデルかつオール単板モデルという事もあり、当時の新品定価も385,000円。中古相場としては直近ではありませんが、唯一ウェブ上にて確認出来る販売履歴として、楽器業界の高騰前となる2020年にブリッジ浮きの難あり品が、個人売買にて18.2万円で販売された履歴が確認出来ます。市場にすら出てこない激レアモデルという点に加え、昨今の楽器業界全体の高騰、また他の坂崎氏のモデルの高騰を加味すれば、適正価格としては新品定価を超えて当然な一本ながら、上記の通り僅かながらもダメージが見受けられることを含め、前所有者様からのご厚意もあり、まさかの破格特価にてご案内させて頂く事となりました。お探しだったファンの方も多いかと思われますので、お気になりました方は是非この大チャンスをお見逃しなく。