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田村 廣 Hiroshi Tamura C-100 1971年 664mm 杉 シープレス
ネック:不明
指 板:エボニー
塗 装:表板 ポリウレタン
:横裏板 ポリウレタン
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 2.3mm
:6弦 2.6mm
〔製作家情報〕
田村廣 Hiroshi Tamura 高知県高知市出身。1952年地元に田村ギター製作所を設立し、弟である田村満とともに工房を経営(満氏は1966年に独立)。兄弟共に1960年代以降の日本でのクラシック/フラメンコギター人気を形成していきますが、本場スペインの響きとニュアンスを十全に備えたギターとしては当時の数多の国内ブランドの中でも比肩しうるものがなかったと言ってよく、その素早い音のレスポンスと豊かな音量、乾いた味わいのある音色、そして抜群の弾きやすさは現在でもやはり魅力的と言えるでしょう。
〔楽器情報〕
田村廣(Guitarra Tamuraラベル)1971年製 C-100 フラメンコモデル No.107032 Usedです。中古マーケットで流通しているC-100 の仕様クレジットでは横裏板はシープレス材と書かれていますが、おそらくは松材を使用しています。ただしこれは見た目の類似ということに加え、シープレス(ブランカ)的な音響効果を狙っての選択であることは間違いないでしょう。表面板力木配置はサウンドホール上側(ネック側)に1本のハーモニックバーと幅2cm厚さ数ミリの補強プレートがバーとネック脚の間にほぼ横幅いっぱいに貼られており、サウンドホール下側にも1本のハーモニックバー、その下は左右対称5本の扇状力木とこれらの下端をボトム部高音側と低音側とで受け止めるように2本の逆ハの字型に配置されたクロージングバー、さらに駒板位置に貼られたほぼ同じ面積の薄い補強プレート、という全体の設計。5本の扇状力木はあまり角度をつけずほぼ中央に寄り添うような配置となっており、またお互いにやや離れて配置された2本のクロージングバーとの配置関係はあのマルセロ・バルベロやアルカンヘル・フェルナンデスを如実に想起させるものとなっています。
しかしながら音響には前述の松材仕様による効果からか、バルベロ的な重厚な密度よりもシャープさとあくまで充実した音としての軽快さがあり、その身振りはまさにフラメンコ的で、このように言ってよければ日本人離れした達意を感じさせるギターとなっています。機能性と表現力において不足のない、すぐれた一本。
製作から50年以上を経たフラメンコモデルとして、やはり表面板には指板脇高音側や駒板下高音側に割れの修理歴、駒下の弦とび跡が1~6弦すべてにあるなどそれなりの使用感はありますが、意外にも弾きキズや打痕などは少な目で、横裏板に関しても演奏時に胸や腕の当たる部分などに衣服等によるスクラッチ痕や部分的な塗装のムラ等見られるものの外観を著しく損ねるものではありません。割れの補修は接着とタッチアップのみで内側からの補強はされておりません。ネックはほぼ真直ぐを維持しており、フレットも1~3フレットでわずかに摩耗していますが演奏性には影響ありません。ネックシェイプはDシェイプでフラメンコとしてはわずかに厚みのある形状。弦高値は2.3/2.6mm(1弦/6弦 12フレット)でサドル余剰は1.0mmあります。糸巻はGotoh製に交換されており、現状に機能は良好です。弦高低めですが、ブリッジ寄りの位置の弾弦でフラメンコとしては問題なく演奏できます。
| 商品名 | Hiroshi Tamura [田村 廣] C-100 Flamenco Blanca |
|---|---|
| 商品ID | 1479493 |
| 楽器カテゴリ | ギター/ベース/弦楽器 > クラシックギター/フラメンコギター > フラメンコギター |
| ブランド | Hiroshi Tamura [田村 廣] |
| 型番・モデル | C-100 Flamenco Blanca |
| 楽器区分 | ビンテージ |
| 年式 | 1971年 |
| 程度 | 3[EX-] : 年代から見てほぼ標準的な状態 |
| トップ材 | シダー(杉) |
| サイド&バック材 | シープレス |
| カラー系統 | ナチュラル/木目系 |
| 生産国 | 日本 |
| 弦長 | 664mm |
| ケース | ハードケース |
| 付属品 | クロス |
| 公開日 | 2025/12/08 |
| 更新日 | 2025/12/08 |
| 住所 | 〒110-0004 東京都台東区下谷3-3-5 アズール上野2F![]() |
|---|---|
| アクセス | 営団地下鉄日比谷線 入谷駅下車。 3番出口(上野方面行きの場合)又は4番出口(三ノ輪方面行きの場合)より徒歩5分。 JR山手線 鶯谷駅下車(南口)より徒歩10分。 近くにコインパーキングあり。 |
| TEL / FAX | TEL:03-3876-7207 / FAX:03-3876-7206 |
| 営業時間 / 定休日 | 営業時間 11:00~19:00 / 定休日 毎週水曜日 |
| ホームページ | http://www.guitarra.jp/ |
| 取扱商品タイプ | 新品, 中古, ビンテージ |
| 取扱商品カテゴリ | アコースティックギター/エレアコ, クラシックギター/フラメンコギター, ギター・ベース・弦楽器用アクセサリ/ケア用品, その他の楽器, CD/DVD/書籍/楽譜/教則本 |
| 対応サービス・設備 |
|
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| 店名 | ギターショップ アウラ |
|---|---|
| 所在地 | 東京都台東区下谷3-3-5 アズール上野2F |
| メールアドレス | info@guitarshop.jp |
| 営業時間 | 営業時間 11:00~19:00 |
| 販売事業者 | |
|---|---|
| 代表者又は責任者 | |
| 所在地 | - 0 |
| 電話番号 | -- |
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| 販売数量制限その他の特別な条件 |
| 名称 | 株式会社アウラ |
|---|---|
| 許可を受けている公安委員会 | 東京都公安委員会 |
| 許可番号 | 第306619505019号 |

委託販売、買取、下取りのお申し込みは随時受け付けております。
現役の手工製作家によるメンテナンスチェックを実施し、楽器の状態を確認させて頂き正確な査定を致します。
大切な楽器を、「安心」と共に次のユーザーへと引き継ぐことを心掛けています。

確かな技術で、楽器の故障状況を的確に把握し、また、隠れた故障、潜在的な故障を見逃すことなく、適切な修理方法をご提案致します。
深刻な故障でもあきらめる前にまずはご相談下さい。
割れ、はがれ、傷等の破損や故障の補修。音質改善のためのナットとサドルの調整。
弾き心地改良のためのネック反り補正や、弦高、弦幅等を奏者に合わせるフィッティング調整。
更に再塗装、塗り重ね、フレットや糸巻きの調整や交換等の経年劣化に対しての補修、修理まで専門家の知識と技で、あらゆる問題点に関してのご相談、見積もり、リペアまで責任を持って承ります。担当制で木曜・土曜・日曜に各製作家がギターショップアウラに常駐しております。
お困りのことが御座いましたらお気軽に電話でご相談ください。
また、各担当製作家は、スペイン伝統工法に忠実に則り楽器を製作している現役製作家。
使用材からネック幅、弦幅、弦長などディテールを細かく指定出来るオーダーメイドについても製作家と直接ご相談頂けます。
名工から譲り受けた貴重材を使用するプレミアムオーダーメイドも受け付けております。




東京都内に、上野入谷・秋葉原・学芸大学・池袋の5教室を展開している「アウラ音楽院」。クラシックギター、フラメンコギターのみならず、ウクレレ、エレキギター、マンドリン、ポルトガルギターなど・・それぞれの講師達が得意とする分野の歴史と伝統の中で培われた技術を、自然と身に付けて行く事が出来ます。ギター初心者からプロ志望の方まで、課題や目的が違うひとりひとりとじっくり向き合い、講師と一緒に夢の実現に向けて上達を目指せる教室です。
コンサート活動やCD発売など活躍中の現役のプロミュージシャンや、指導経験豊富なプロ講師が多数講師として在籍。ギター専門店アウラとして、自信を持っておすすめできる講師陣で皆様をお迎えしています。
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こんにちは!チェ・ギターラです!
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日時:12/14(日)14:00 START
1時間程度のプログラムを予定
[予定プログラム]
鳥の詩 / 佐藤弘和
音の密林より / 永島志基
アメイジンググレイス変奏曲 / 富山詩曜
黒い海 / F.クレンジャンス 他
チェ・ギターラ / Che Guitarra
藤元高輝、斎藤優貴、井本響太の3人を中心に活動をしている団体です。
