Jギター楽器検索 | 【個体説明ページ】Vintage Modern 62S Hot Rod Alder Aged Vintage Natural Heavy Relic #0178【極音】 新品

商品説明

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こちらのページは文字数制限の関係上オーダー内容や個体差に関してのみのページとなります。
メーカーに関しましては別ページをご確認下さい。


こちらの個体は、Fenderらしいビンテージ系のサウンドにモダンな要素を混ぜ込んで製作をしたモデルとなります。

Fender社筆頭にビンテージ系のギターは世界中のギターブランドから発売されており、如何にして1950年代から60年代のサウンドを現代に蘇らせるかを試行錯誤し製作しております。

ビンテージのサウンドは、"枯れている個体"もあれば"元気なサウンドの個体"もあり、一概にビンテージ=〇〇サウンドという正解はございません。

しかし大抵のブランドは"枯れたサウンドのビンテージ"を目指している様に感じられます。
多くのビルダーが枯れたサウンドを求めるのは、世界共通認識として"良い音"として感じられているからでしょう。
また、世界的なギターヒーロー達もビンテージ(当時は新品や中古でしたが……)のギターを愛用し、ビンテージのギターがレコーディング等で使用されていたからこそ、ギターヒーローのファンはレコードやCD、ラジカセでビンテージサウンドに慣れ親しんで来ました。

その為、そういった音楽をずっと聴いてきた方にとって、ビンテージのギターサウンドが最も安心出来、良い音として認識をしているのではないでしょうか。


しかしビンテージのギターの完全復刻を目指して製作されたギターは、当時のギターサウンドやプレイを追求する上では必須と言っても良いのですが、その一方現代の音楽シーンにおけるキャラクターや仕様から逆行しており、現代音楽での使用には向かない事が多々ございます。

だからといって、ハイエンドギターに持ち替えるとサウンドは硬質で整った感じのサウンドになる為、ビンテージらしい暴れ感や色気に魅力を感じていらっしゃる方からすればそれは"異なる"ギターになります。

この様に長々と前置きをさせて頂いたのも、この前置きに同調して頂ける方に一点お伺いしたい事がございます。


Q.ビンテージらしいサウンドを持ち、現代音楽に対応が出来るギターがあったらどうでしょうか?


今回当店ではこれをテーマにギターをオーダー致しました。

メーカー説明ページに記載をしている通り、Iconic Guitarsのギターは中道(Xoticのギター等)よりビンテージ系(Fender系)に分布されるサウンドを持つブランドです。

サウンドの詳細としましては、ビンテージサウンドのフィーリングを持っているものの、暴れ感を少しだけ抑えてあげたような感じで、パワーも少しだけ強い印象がございます。
その為、60年代や70年代に聞いたあのサウンドを追求する事が出来る一方、安定感やゲイン乗りの良さを重要視される現代音楽にも対応する事が出来るのです。

勿論メタルやHR/HMサウンドまで行ってしまうとカバーは難しいですが、従来のビンテージタイプのギターでは手が届かなかったポイントまで対応が出来るというのはかなり大きなメリットとなります。


演奏性面に関しては、ビンテージタイプ愛用者が触っても違和感をあまり覚えないギリギリまでモダンさを追求しております。
トラディショナルなギターを愛用している方は基本的に7.25～9.5"程度の指板ラディアスに慣れている為、ドフラットな指板だと全く異なるフィーリングになってしまいます。
そこでローフレット側がトラッドな9.5"を採用し、ネックエンドに向かうにつれて少々フラット感のある12"へと変化していく事で違和感は与えずに、その上で早弾き等といったテクニカルプレイがメインの方でもストレス無く演奏が出来る万能なネックを目指しオーダーをしております。

ネックの太さは、太すぎず薄すぎずな絶妙な調整が為されており、握り込んだ際にしっかりとしたグリップ感を味わう事が出来る非常に優れたシェイプとなっております。
ネックの太さから来るサウンドのコシの強さも感じる事が出来るので、私個人としましてもベストな仕上がりであると実感しております。

結果として、非常に演奏性の高いネックが完成致しました。


ネック材も美しい虎杢が出たメイプル材をロースト加工する事で、ネックの安定性を高めた上に、ビンテージの様な鳴り感とロースト材から生まれるカッチリとした高音域を得る事が出来る様にオーダーをしております。

ピックアップの構成はSSH仕様とした上でコイルタップ機能も搭載している為、サウンドバリエーションは幅広く、このギター1本で様々なサウンドに対応する事が出来ます。

ハムバッカー自体もシングルと同じくハイパワーというよりはビンテージ系に近いサウンドをしておりますが、ピーキーな感じは無くメロウに纏まる感じがございます。
クリーンからリードサウンドまでのセッティングであればこのメロウさがしっかりと主張し、生き生きとした滑らかなサウンドを出す事が出来るので、プレイヤーとして嬉しい事この上無しです。



次に当個体に関しても述べさせて頂きます。


この個体自体のサウンドとしましては、Iconicの中でも特にFenderに近いラフで柔らかい鳴り方をしてくれる個体でございます。

Fenderよりもほんの少しだけモダンな要素を持つストラトが欲しいとお考えの方には特におすすめが出来る個体なので、ブルースロック等との相性が抜群に良く、泣きのギターソロの様な色気と深さを追求する時には特にマッチします。

また、ローコードをゆったりと弾く様なプレイとも非常に相性が良く、程よく丸まった甘いサウンドが和音の響きに色っぽさを与え、美しく広がるサウンドが生まれます。

シングルコイルにありがちな"耳障りな硬さ"は一切ない為、サウンドメイクのストレスはおろか、オーディエンス側も心地よくギターのサウンドに酔い痴れる事が出来るでしょう。


オーダー内容も非常に拘りましたが、完成したこの個体は楽器として非常に洗練されており、完成度が高いギターであると強く実感しております。

ルックス的にもナチュラルで貫録のあるレリックが施され、ネックには極上のフレイムメイプルが使用されているので最高峰の美しさを誇ります。


SSH仕様のギターや、モダン過ぎないギターをお探しの方は是非一度当個体をお試し下さいませ。


スペックはスタッフコメントに記載しております。

詳細はお気軽にお問合せ下さい。

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全国通信販売も承ります。

楽器の詳細及び通信販売の手続き方法は、
お電話かE-mailにてお問い合わせ下さい。

黒澤楽器店池袋店本館3Fハイエンドギターフロア
東京都豊島区東池袋1-4-4
TEL 03-3590-9638
ike@kurosawagakki.com

Body : Light Weight Alder
Finish : Nitro Lacquer

Neck : Roasted 4A Grade Flame Quarterson Maple
Fretboard : Boribian Rosewood (Pau Ferro)
Neck Finish : Aged Nitro
Neck Shape : Medium C .830-.970
Scale : 648mm/25.5"
Radius : 9.5-12 Compound Radius
Fret : 22F Silver Nickel,Tall/Narrow .090 × .055
Inlay : Clay
Nut Width : 1.650"
Nut Material : Bone

Hard ware : Aged Nickel
Bridge : Gotoh 510T-SF2
Tuner : Gotoh SD91 Staggered
Knob : Aged White
Pickguard : 3-Ply Mint Green

Neck Pickup : Lollar Black Face
Middle Pickup : Lollar Black Face
Bridge Pickup : Lollar Imperial Humbucker
Pot : Emerson
Capacitor : Emerson .047
Control : 1Volume,2Tone,5-Way,Coil Split(Tone2 Push/Pull)

付属品:保証書、スペックシート、付属品一式、Hard Case