第5回 パーカッシブに飾る!「Tea For Two(2人でお茶を)」
ジャジーなアレンジでパーカッシブなノリを!
名曲Tea For Twoをジャズコードで彩りながらアレンジしてみました。
さらに2拍目と4拍目に弦を軽く叩く「パーカッシブな音」を混ぜて「ノリ」を出しています。コード進行は「IIm7-V7」の連続でジャズの王道的な進行ですので、とても弾きやすいアレンジになっています。ローコードもどんどん出てきますので簡単に弾けて"ジャジー"というテーマにピッタリだと思います。
曲の構成は「A-B-A-C」
Aパートは2回出てきますが、ほとんど同じです。曲の前半のBパートはAパートのメロディを転調して発展させます。続けて後半のCパートは全く違うメロディで展開させて盛り上げながらエンディングにつなぐ流れになります。本当によくできた曲ですね!!
1回目のAパートの終わりのブレイクパートではギターのボディを叩いたりパーカッシブなアレンジも加えてありますので楽しんで下さい。それでは始めましょう。【岩下潤】

◆見本演奏 [01:28]
◆奏法解説
1)イントロパート
[02:14]
- ローコードから始めますが、1拍目をしっかりスタッカートで短くキメていきなりリズム感を出すことが大切になります。
- 2小節目の3連符と2拍3連はリズムをタメ気味に走らないように気をつけましょう。
2)Aメロパート
[03:00]
- 最初のAmの2拍目は中指でデコピンするように軽くストラミングで鳴らします。4拍目と次の小節の2&4拍は弦を爪で軽くTAPする感じでバックビートを強調します。
- 7小節目はブレイクパートになりますので、ギターのボディを叩いてタップダンスのような雰囲気を出してみます。
3)Bメロパート
[09:03]
- Aパートのメロディをそのまま長3度上のKeyに転調する流れになります。開放弦が使えなくなる分バレーコードの連続になりますが、コードチェンジを慌て過ぎてメロディがブツ切れにならないように気をつけましょう。
- 7小節目のベースラインもウッドベースを意識すると上手くつながると思います。
4)A’メロパート
[14:25]
- 最初のAパートとほとんど同じですが、7&8小節目がブレイクではなく、次のパートのAmに解決するBm7-E7というトゥーファイブの進行になっています。
- 8小節目のジミヘンコードは1&2弦を小指で押さえつつプリングするのでかなりの力技です。通常の9thコードをキープしつつ小指を動かせるように特訓して下さい。
5)Cメロパート
[17:40]
- このパートはジャズらしさ満載で少し難しいかもしれません。ディミニッシュコードを多用しながらメロディにコードを付け加えたり、4小節目のF7のテンションコードなど慣れが必要になります。
- 5小節目のGコードはEm7/Bという形をキープしながら小指をスライドさせるので大変ですが、次のdimコードへは人&小指をキープして中&薬指を1フレットずらすだけですので楽チンです。全体を離してしまうとかえって難しくなってしまうのでコツを掴んで下さい。
◆スローテンポの見本演奏 [24:59]