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Product Description

Gibson社におけるレスポールモデルと人気を二分するES(Electric Spanish)シリーズ。その歴史は1936年のES-150モデルに始まり、現在に至るまで多くのギタリスト達に愛用され続けております。数あるESシリーズの中でも特に高い人気を誇り、Gibson社のアーチトップのフルアコモデルの代名詞的な存在となるES-175モデル。1949年からの古い歴史を持ちながらも常に高い人気を支持し、多くの大物アーティスト達をも魅了してきました。

今回ご紹介させて頂くのは特に人気の高いGibson黄金期ヴィンテージとなる1960年に製作されたES-175Dモデル。同年代のヴィンテージと比較しても特に素晴らしいウッドマテリアルを誇り、それを裏切らない最高のサウンドを持った一本。更にはオリジナル度も高く、コンディションも非常に良好となる極上のヴィンテージギターになります。

まずそのスペックとしては、アーチドトップ＆バック、16 1/4インチボディのポインテッドカッタウェイを採用したメイプルボディ。特にボディトップ材については見る角度によってはフィギュアドが浮かぶヴィンテージならではの極上材が採用されております。フィニッシュカラーはサンバーストとなりますが、経年によるカラーのフェイドは少なく、ビッシリと入ったウェザーチェックは貫禄抜群の激渋のルックスとなっております。ネックには良質なホンジュラスマホガニーに、エボニーかと勘違いしてしまう程の真っ黒な極上のハカランダ材を指板に採用。ポジションマークのダブルパラレログラムのパールインレイやヘッドのブランドロゴ＆クラウンインレイは経年による色焼けも非常に少ない素晴らしいコンディションです。その他としては、5pのブラックピックガード、ハカランダブリッジ＆台座、Tモチーフのジグザグテイルピース、VOLUME&TONEの文字もしっかり残ったリフレクタートップノブ、樹脂製のセレクタースイッチリング、2コブシングルラインのクルーソンチューナー等が挙げられます。こちらのスペックは1958年からのスペック同様となっております。

そして気になるサウンドですが、60年以上の歳月は伊達じゃないと言わんべく、極上のヴィンテージサウンドを掻き鳴らします。まず生鳴りからいって近年のリイシューモデルでは絶対に出せない個体鳴りを誇り、熟成された極上材の良さを十二分に堪能出来る枯れたトーンが感じられます。ピックアップはフロント・リア共にオリジナルとなるロングマグネットの初期PAFを搭載。フロントPUはリワウンドが施されておりますが、言われなければ気付かない程のオリジナルPAFならではの素晴らしいサウンドを放ち、個体とのマッチング、バランス、サウンドキャラクターどれをとってもリワウンド前と遜色ありません。まさに王道のヴィンテージギブソンサウンドと呼ぶに相応しい素晴らしいトーンを持ち、力強いローミッドに甘く広がる倍音感、フルアコながらもレスポンスの高くエッジ感のある音色。そして艶めいたきらびやかな枯れたトーンは時間を忘れさせてくれる最高の一本です。特にジャズ系にはこの上なくマッチしたサウンドキャラクターで、美しく煌びやかな高音域、倍音成分を多く含むコシのある中域、全体をまとめあげながら空気中に溶けていくような低域を持ち、ストロークで弾いた際のコード感、そして独特のフィードバック感はヴィンテージの良さを再認識させられます。

状態としては、63年前と半世紀を大きく超える歳月が経過していながら、非常に素晴らしいコンディションをキープ。もちろん細かな小傷やスレ、打痕、経年による焼け、金属パーツの経年劣化等は各所に見受けられますが、外観上でマイナスと感じるような大きなダメージは無く、塗装のツヤも非常にキレイに残った美品となっております。パーツ変更・リペア歴については、上述の通りフロントピックアップのリワウンド、フレット＆ナット交換のみとなる非常に高いオリジナル度をキープ。ポットも全てカバードにて、リワウンドの際にフロントボリューム部のみハンダを外した跡がありますが、その他は全てハンダバージンコンディションです。ピックガードはヴィンテージとしてキレイ過ぎる印象を受け、交換されている可能性もございますが、多少のシュリンクも生じており、交換されていたとしても20年以上前かと予想されます。本体に取り付ける金具部分はオリジナルとなります。

演奏面としてもネックコンディションは良好で、トラスロッドの可動域もしっかりと残っております。フレットは現状7～8部山程、ケースはブラウンインナーのオリジナルブラウンケースが付属致します。ファクトリーオーダーコードはRから、シリアルはA340●●と1960年中期頃に製作された個体と推測されます。

Gibson社のアーチトップのフルアコモデル、まさに王道中の王道のジャズギターとなるES-175モデルですが、同年式のブロンドカラーの個体は400万円オーバーまで高騰し、サンバーストカラーでも200万円オーバーは当然、ステッカードPAFへと移行した直後でも200万円の大台寸前となる凄まじい高騰を続けております。今回こちらの一本につきましては、フロントPUのリワウンドこそございますが、それでも他には代えられないオリジナルとなるロングマグネットの初期PAFを搭載しており、その他フレット＆ナット以外はオリジナルをキープした非常に高いオリジナル度、そしてコンディションも抜群の極上ヴィンテージです。適正価格としては200万円前後と予想されますが、前所有者様からの多大なるご厚意により、このご時世にも関わらず高騰前の価格すらも下回るまさかの破格特価にてご案内させて頂く事となりました。今後この価格帯でオリジナルPAF搭載のES-175Dモデルを入手する事は不可能だと断言出来ます。コレクターの方、プレイヤーの方ともに強くお勧めできる一本となっておりますので、お気になりました方は絶対にこの二度と無いチャンスをお見逃しなく。

※こちらの商品につきましては、お客様への日頃の感謝を込めての破格特価にてご案内させて頂いております為、転売目的でのご購入は固くお断りさせて頂きます。

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