Jギター楽器検索 |Gibson(ギブソン) Custom Shop Historic Collection 1961 SG Standard Reissue 2000 Faded Cherry Aged w/Maestro 3.38kg "Killer Sound" 中古

商品説明

1952年からという深い歴史があり、エレキギターという大きなジャンルの代名詞でありGibson社のフラッグシップモデルである”Les Paul”モデル。しかし販売当時は高い定価と重いボディに今のような人気が無く、1961年の初期にSG(Solid Guitar)シェイプへとモデルチェンジを致します。その後1968年にはメイプルトップのLes Paul Standardが復刻しますが、人気の高かったSGモデルはそこで生産終了とならず、現在に至るまでラインナップされ続けるロングセラーモデルとなっております。

今回ご紹介させて頂くのは、厳選材と選ばれたビルダー達によって製作されるGibson社の上位ラインCustom Shop、Gibson社の歴史を復刻させるHistoric Collectionシリーズよりミレニアムイヤー2000年に製作された1961 SG Standard Reissue。特に人気の高いマエストロアーム搭載モデルに加え、同年代の殆どがVOS仕様となるなか、こちらは人気かつ稀少なAGED仕様。当時新品にて購入されたファーストオーナー様が大切にされてきたワンオーナー＆フルオリジナルの一本になります。

まずそのスペックとしては、1ピースマホガニーボディ＆1Pマホガニーネック、ローズウッド指板と王道の組み合わせながら、それぞれに採用された材のクオリティはカスタムショップグレードの良質な材が採用されております。マホガニーはシッカリとした音の芯と広がりを感じさせる密度の高さを持ちながらも、総重量は約3.38kgと軽量に仕上げられております。指板のローズウッドも全体的に非常に黒の強いダークなコントラストとなるハカランダライクな素晴らしい材となっております。フィニッシュカラーはヴィンテージを意識した経年変化を感じさせるフェイデッドチェリーを採用。モデル名には”SG STD REI A. FC”と記載がある通り、当時としては希少なエイジド仕様として販売されたモデルとなりますが、近年によくあるダメージエイジドというよりも、エイジドパーツに加えてカラーの経年を再現したVOS仕様に近いエイジングとなっており、雰囲気のある一本に仕上げられております。その他としては、ネックシェイプは60年代初頭を意識した薄目のスリムテーパープロフィール、GIBSON DELUXE刻印のダブルライン＆1コブチューナー、ワイヤードのABR-1ブリッジにマエストロ・ロングバイブローラー、5点留めのスモールガード、スモールヘッドにはクラウンインレイ＆ブランドインレイ、トラスカバーは”Les Paul”の文字が入ります。

そしてその気になるサウンドですが、個体自体の採用材のクオリティの高さと組み込み精度が伺える、生鳴りだけでも良い個体と感じさせます。搭載されたピックアップはこの時期のヒスコレならでは初期仕様の57 Classicハムバッカー×2を搭載。枯れたニュアンスを再現すべく適度な太さと強過ぎない適度なバランス感を持ちながら、深い低音から明瞭な高音域までしっかりと出力する、繊細でワイド・レンジなトーンをアウトプットします。軽量ながらにレスポールモデル独特の粘りを持ち、ブルージーなソロパートからジャキっと歯切れの良いロックリフまで幅広いジャンルで活躍してくれるでしょう。また約3.38kgと軽量な個体に加え薄めのネックシェイプ、ダブルカットのハイポジの演奏性など、プレイアビリティの高さもLes Paul Standardモデルより向上が図られております。

最後に状態としては、元々がエイジドモデルながら、現在のような傷やダメージの再現が施されている訳ではなく、打痕やスレ傷、ピッキングスクラッチやバックルスクラッチは後付けのダメージと判断しております。またパーツ類も元々エイジドパーツながら、経年により緑青等の経年エイジングが見受けられます。細かなダメージが多くあるものの、エイジドモデルとしての雰囲気は良く、また大きな塗装剥がれや明らかに外観を損ねるようなものはなく、24年前の製作品という事を考慮すれば良好なコンディションとなっております。演奏面としてもネックコンディションは良好でトラスロッドの余裕もシッカリと残っており、電装関係の不具合もありません。パーツ類は全て当時から変更歴無しのフルオリジナルにて、オリジナルハードケースや認定書、山野楽器発行の保証書等の一式が揃っております。（画像参照）

昨今の楽器業界全体の高騰もあり、特に初期ヒスコレに関しては凄まじい高騰が見られ、また2000年の製作品についてはミレニアムイヤーとしての特別なプレミアモデルとして他の年の製作品とは別格となっております。通常のマエストロ＆ＶＯＳモデルの相場感としては40～50万円前後、こちら希少なエイジド仕様＆2000年製のプレミア価値を踏まえれば適正価格としては60万円オーバー当然の一本となっておりますが、今回こちら前ファーストオーナー様より、是非この素晴らしいサウンドの一本をプレイヤーの方に手にして頂きたいとのご意向から、相場を大きく下回る非常にお値打ちな特別価格にてご案内させて頂く事となりました。人気のマエストロアーム搭載モデルに加え、ミレニアムイヤーの初期ヒスコレ＆エイジド仕様の一本。今後の更なる高騰も予想されますので、お探しだった方はもちろん、お気になりました方は是非この機会をお見逃しなく。

※モデル名については、山野楽器発行の保証書の記載内容”SG STD REI A. FC W/ML”よりSG Standard Reissue Aged Faded Cherry w/Maestro Long Vibrola→”Aged Faded Cherry”というカラーが無かった為、またVOSの表記も無いことから、Aged仕様のFaded Cherryカラーとして、シリアルが”001●●●”となります事より2000年製1961モデルと判断しております。またファーストオーナー様が新品にて購入された際のモデル表記も1961 SG Standard Aged w/Maestro (Faded Cherry)となります為、その通りの表記とさせて頂いております。

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