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Product Description

エレキギターの歴史を熟知した上で近年の最先端の技術を取り入れつつも高いコストパフォーマンスで多くのプロミュージシャンが愛用するESP Guitar。国内ギターメーカーとしてだけではなく多岐に渡る音楽業界の重鎮として国内・海外ともに高い評価を得ております。

国内ビジュアル系バンドの中でも異質の存在感を示し、黒夢と共に所謂名古屋系ビジュアルシーンの創成期を形成したLaputa。ガリバー旅行記に出てくる空飛ぶ島であるラピュータ王国を由来とするバンド名にてaki、Tomoiを中心に1993年に結成。両名が立ち上げた前身バンドであるAi SICK FACEはSilver-Roseのステージを見た事で解散を決めましたが、そのSilver-Roseのギターを担当していたKouichiが1994年にLaputaに加入しメンバーが固定されます。そのギタリストであるKouichiは1989年より活動を始め、VIVAN LEE（1989-1991）、Silver-Rose（1991-1994）、そしてLaputa（1994-2004）にて活躍を続け、Laputaの解散後2005年からは自身の名を冠した「Everlasting-K」としてソロ活動を始め、ギターと併せボーカルも担当し、シングル３枚とアルバム４枚リリース。デジタルサウンドを積極的に使い、ロックサウンドと融合したダークでメロディアスな音楽性は、多くのファン、多くのアーティスト達に影響を与えてきました。

ESPとも長年のエンドース契約を結ぶ、元LaputaのギタリストであるKouichiのシグネイチャーモデルについて、元々はHORIZONモデルを愛用していたKouichiですが、その後HORIZONを元にしたKouichi CUSTOMモデルLA-カラス（一般応募にて決定したモデル名）が発表され、その後シルバースパークルカラーであるLA-ダムカラスが発表されます。今回ご紹介させて頂くのは2005年限定のリミテッドエディションとなるLA-ダムカラス-440 Gold Sparkleモデル。当時から変更・改造無しのフルオリジナルに加え、19年前の製作品ながら、それを全く感じさせない極上デッドストックミントコンディションの一本になります。

まずそのスペックとしては、一瞬で目を奪われる独創的なシェイプを持ったボディ＆ヘッド形状に鮮やかなゴールドスパークルフィニッシュ。ボディ材はベタ塗りながらサウンド面を考慮したメイプルトップ/アルダーバック、ボリュートにて強度を上げたメイプルネックにエボニー指板、スルーネック構造と贅沢なウッドマテリアルとなっております。またピックアップにはアクティブのEMG、ブリッジはリセス加工の施されたフロイドローズトレモロと、この仕様だけでもLaputaの音楽性が伝わってくるヴィジュアルロックでクールなルックスとなっております。パーツ類はクロームカラーにて統一され、エスカッションやトラスロッドカバーは鏡面仕様となる点も拘りが感じられ、トラスロッドカバーはヘッド形状と同様のスタイル、ヘッドにはLaputaのバンド名が入ります。その他としてはテクニカルなプレイを再現するジャンボフレットの24F仕様、ハイポジションまでしっかりとカバーするホーン＆コンター加工、安定したチューニング精度を持つGotohチューナー等、斬新なスタイルながらも正確なプレイニュアンスを必要とするハイクオリティなスペックとなっております。

そして気になるサウンドですが、まさにLaputaのKouichiサウンドそのもので、ルックスだけでなくサウンドまでもLaputaファンである”廃人”をノックアウトしてくれます。フロントのEMG81からは、ゴリゴリに歪ませたディストーションサウンドでも音の輪郭を潰すことなく、切れ味の鋭くレスポンスの早い攻撃性を、リアのEMG89からは力強くタイトなローエンドとファットなトップエンドを併せ持ち、豊かな倍音感とクリアなハーモニクスに魅了されます。特にリアのEMG89に関してはコイルタップ可能なピックアップながら、Kouichiのサウンドへの拘りにてタップ無しの仕様となっており、ただ幅を広げるサウンドメイキングではなく、一音一音を究極まで煮詰めていく・・・といった音楽・ギターに対する情熱すらも感じさせる一本です。

最後に状態ですが、こちら2005年製と既に19年の歳月が経過しておりますが、それを全く感じさせない奇跡的な状態をキープ。コレクション性も強いモデルかつスパークルカラーによる塗面の微細な凹凸により状態が確認しづらい事もあり、いつもよりも入念に細部まで見渡して確認しましたが、目立ったダメージどころか細かな打痕やスレ、スクラッチすらも見つからず、あえて神経質に言うのであればジャックに僅かな経年くすみ、トレモロスプリングにくすみが見られる程度で、バックパネルやトラスロッドカバーの保護シールも残ったまま、フレットも新品時と変わらない99%コンディションとなる未使用デッドストック状態にて、このまま新品で販売されていてもおかしくないレベルとなっております。演奏面としてもネックコンディションは良好でトラスロッドもほぼ未使用、電装関係の不具合もございません。もちろんパーツ類は当時のままとなるハンダバージンのフルオリジナル、付属品関係もオリジナルストラップ、ESP発行の保証書を含む一式（画像参照）が揃っており、ケースも程度の良いオリジナルハードケースが付属致します。

元々の生産本数が少ないこともあり、市場流通自体も非常に少なくなっておりますが、昨今の楽器業界全体の高騰もあって、こちらのモデルも年を追うごとに市場価格が高騰しております。つい1か月ほど前に個人売買となるオークションで同モデルが販売されておりましたが、複数の入札を経た上で45万円オーバーでの販売となっておりました。今回こちら直近の市場を踏まえ、完全なコレクタブルアイテムとして大切に保管されてきたデッドストックミントコンディションという事を加味すれば50万円オーバー当然となりますが、こちら前所有者様からの多大なるご厚意もあり、ここまで素晴らしいコンディションの一本ながら、個人売買歴すらも下回る非常にお値打ちな特別価格にてご案内させて頂く事となりました。今後これ以上のコンディションの個体はまず出てこないと思われます。お探しだったLaputaファン、Kouichiファンの”廃人”の方にはまたとないチャンスとなりますので、是非この機会をお見逃しなく。