Jギター楽器検索 |Paul Reed Smith [PRS](ポールリードスミス) Private Stock Brazilian #6049 Singlecut Tremolo Tiger Eye Smoked Burst /Killer Quilt Top & African Ribbon Mahogany w/Paua & MOP Inlay 4.08kg EX+++ "Brazilian Rosewood Neck" 中古

商品説明

特注カスタムオーダーラインとしてPRSにおける最上位モデルとなる、言わずとしれたプライベートストック。一言にプライベートストックと言えども、そのオーダースペックによって大きく価値が異なります。今回ご紹介させて頂く一本は数少ないプライベートストックの中でも、特に製作本数が少ない希少なSinglecut Tremモデルをベースに、最高峰PSグレードの極上キルトトップ＆マッチングヘッド、初代モダンイーグル同様のブラジリアンローズウッドネックを始めとした極上ウッドマテリアルに加え、様々な豪華スペックがふんだんに採用された贅沢極まり無い逸品。国外への販売無しとなる”USA ONLY”の特別過ぎる極上のプライベートストックになります。

こちらまずモデルとしては2003年に発表されたBrazilianのSinglecut Tremolとなりますが、ベースモデルとなるのはPRS社のフラッグシップモデルCustomの22フレット仕様となるCustom22。1991年に発表されたDragonシリーズを踏襲したスペックを持ち、後のMcCartyモデルやModern Eagle等にも受け継がれる王道のスタイルとなっております。

そのスペックとして、PRSの顔とも言えるボディトップには、プライベートストックグレードの中でもズバ抜けている珠玉と呼ぶに相応しい超極上のキルトメイプルを採用。併せてヘッドストック＆トラスロッドカバーも同様にキルトメイプル材を採用した贅沢なマッチング仕様。ボディバックには厳選されたアフリカン・リボン・マホガニーが採用されておりますが、美しく浮かびあがるフィギュアドライクなフレイムラインが際立ち、またコントロールキャビティやトレモロキャビティ等をくり抜いた際の材をそのままプレートにする拘りの仕様となっております。そしてBrazilianシリーズの最大の特徴となる贅沢極まり無いネックですが、ただでさえ希少なブラジリアンローズウッドを指板にしたら何枚も取れるであろうネックサイズよりも何回りも大きな材から切り出して使用することで、ルックスはもちろん、サウンド面に多大なる恩恵を与えます。また細かな部分ですが、ボディ＆ネック共に全て手作業のハンドシェイピングとなっており、アーチやコンター、エッジ部の加工等、非常に丁寧な仕上がりは芸術品と呼ぶに相応しいプライベートストックならではの極めて高い製作クオリティを感じさせます。フィニッシュカラーにはスペシャルオプションとなるハイグロスのTyger Eye Smoked Burstにて、キルトの美しい杢目のポテンシャルを最大限に引き出し、激薄塗装のニトロセルロースラッカー仕上げによりヴィンテージライクなサウンドを生み出します。また指板材は希少かつ高級材となる漆黒のエボニー材を採用し、相反するコントラストとなる美しい発色のMOP＆Pauaアバロンアウトラインのバードインレイが施されております。もちろんヘッドのイーグルインレイも同様にMOP&Pauaの豪華なインレイワークとなっております。その他としてはSinglecutモデルの中でも稀少スペックとなるTremolo仕様、エボニーボタンのPhaseⅢロッキングチューナー、ハードウェアは全てゴールド＆ニッケルのハイブリッド、ネックシェイプはレスポールファンから根強い人気を誇るWide Fatが採用されております。

そして気になるサウンドですが、その最高峰のウッドマテリアルから放たれるサウンドもプライベートストックの中でも群を抜いた素晴らしいサウンドをご堪能頂けます。ピックアップには1957年にセスラバー氏によって開発された”PAF”を2008年に再現したヴィンテージPAFのインスパイア・ピックアップ57/08をフロント、リア共に搭載しておりますが、ハイエンドらしい高いクオリティとヴィンテージライクなトーンキャラクターを両立。クリーン時には、ウッドマテリアルを120%生かし倍音成分をタップリ含んだ澄み渡る中に味がある極上のパフォーマンスを発揮し、また極上のハカネックならではとなる、ドライブアンプで激しく歪ませた際にもその輪郭を崩さないだけでなく、音に奥行きのある粘りが本当に素晴らしいサウンドを感じさせてくれます。サウンドの特徴としてオリジナルのPAFの遺伝子をしっかりと受け継いでいるのも、Gibson社が1950年代当時使用していたオリジナルのヴィンテージ・ワインディングマシンを採用して製作されたという点も大きくあるかと思います。コントロールは2Volume、2Tone、3wayセレクターとなる直感的なサウンドメイクを可能とする王道仕様に加え、トレモロ仕様のフレキシブルな一本に仕上げられております。

最後に状態としては、こちら2015年製と既に10年の歳月が経過しておりますが、年式の割に非常にキレイなコンディションをキープ。僅かな部分ながらヘッドの1弦脇の角に小さな塗装チップ、ボディバックのトレモロキャビティ下にだけバックルスクラッチが見受けられますが、その他細かなスレやペン先で付いた程度の極小ポツ打痕、極々薄いピッキングスクラッチ程度で、塗装チップとバックルスクラッチさえなければニアミント表記コンディションとなる非常にキレイな美品コンディションです。また金属パーツについてもありがちなくすみ等の経年劣化は殆ど見受けられません。演奏面としてもネックコンディションは良好でトラスロッドの余裕もしっかりと残っており、フレットも目立った部分減りも無く8～9部山残っております。付属品としてもスペックとPaul Reed Smith氏＆Paul Miles氏両名の直筆サインの入った認定書を始めとする一式が揃っており（画像参照、USA ONLY MADEの為CITESの付属は無し）、ケースもプライベートストック専用となる豪華なレザーカバーのハードケースが付属致します。

昨今のコロナ禍や急激な円安の影響により新品・中古相場共に非常に高騰を続けておりますが、特にブラジリアンローズウッド（ハカランダ）材を使用したモデルについては以前の2～3倍以上となっております。レギュラーラインのハカランダネックを採用した初代モダンイーグルですら今では200～250万円前後が相場となっております。今回の一本につきましては、ハカランダネックを採用したPRSの最高峰となるプライベートストックというだけではなく、稀少かつ極めて高い人気を誇るSinglecut Tremoloモデル、極上キルト、リボンマホガニー、その他豪華オプションが多数採用された贅沢極まり無い一本につき、適正価格としては300万円前後になるかと予想されますが、こちら前所有者様からのご厚意もあり、レギュラーラインのモダンイーグルの相場と殆ど変わらない非常にお値打ちな価格にてご案内させて頂く事となりました。直近でもブラジリアンネック仕様のプライベートストックが新品にて約330万円ほどで販売され、その他のブラジリアンネック仕様は全て即完売となっており、今後も更なる高騰が予想されますので、お探しだった方はもちろん、お気になりました方は是非このチャンスをお見逃しなく。