商品説明
フィンガーボードに美しい桜吹雪のインレイを施したTC-J7 Cherryが入荷しました。2009年頃の個体で、経年変化によるウェザーチェックは見られるものの、全体的に綺麗なコンディションをキープしています。テリーズカジュアルは、当時本家テリーズテリーの故・中本氏の監修のもと、寺田楽器のクラフトマンチームが製作しており、上質な材の確保や高度な木工・塗装技術を用いながら、作業工程を分業化することで高いコストパフォーマンスを実現していました。
本モデルは代表的なオリジナルジャンボシェイプを採用しており、トップはスプルース、サイド&バックはホンジュラスローズウッド、ネックはオプション仕様のマホガニー+エボニーによる5ピース構造、指板・ブリッジはエボニーです。さらにオプションにてヒールサイドからボディエンドにかけてアバロン装飾が施され、ロゼッタリングも二重アバロン仕様の豪華な仕上がりとなっています。指板サイドポジションマークには楕円型のポジションマークを採用。ボディバインディングにはフレイムメイプル、パーフリングにもアバロンを使用しており、指板インレイと相まって高級感のある仕上がりです。ナット幅は44mm、スケールは650mm。ペグはオリジナルで、メッキ剥がれは見られるものの動作はスムーズです。
新品時から約17年が経過した個体ですが、綺麗なコンディションをキープしています。サウンドホール周りやピックガードには軽微な弾きキズがあり、一部右下のパーフリング箇所に米粒大のアテキズと、その周辺に引っかきキズ、ブリッジ下に小さなアテキズが見られます。サイドはわずかなスリキズ程度で綺麗な状態を保っており、バックにもスリキズやボディバック右下にゴマ粒大のアテキズがあります。使用に伴いネックバックには艶が出ていますが、演奏上の支障はありません。ボディトップには経年変化によるウェザーチェックが入っています。
調整も行き届いており、弦高は12フレット上で6弦:2.3mm、1弦:1.6mmです。サドルの残量も十分にあり、フレットにも余裕があります。トラスロッドも問題なく機能しており、当面はメンテナンスフリーでご使用いただけます。
サウンドは、重厚感のある低音域と艶やかで煌びやかな高音域が調和した上品な響きが魅力です。各弦の分離感にも優れ、迫力のあるストロークはもちろん、ピックアルペジオやフィンガーピッキングでもバランス良く美しく響きます。
現在では新品での流通が終了しているテリーズカジュアルですが、本家譲りの素晴らしいサウンドと美しいルックスから、中古市場でも高い人気を誇り、入荷後すぐに売約となることも少なくありません。当時の販売価格は、オプション込みでおよそ¥870,000(税抜)だったと思われます。付属品はオリジナルハードケースです。お探しの方におすすめの一本です。