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高みへ挑戦！トミー・エマニュエル・スタイル第3回トミー・スタイルの特徴とギャロッピング奏法の基礎 Part.3 by J-Guitar.com

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第3回トミー・スタイルの特徴とギャロッピング奏法の基礎 Part.3

歯切れの良いミュートやストラムを活用したグルーヴィーなギャロッピング

トミー・エマニュエル・スタイル第3回_画像1_pc 譜面通りに弾いてもトミーのようなサウンドにならないのは、音を歯切れよくカットしたり、ストラムを使ったピッキングでのダイナミクスやピッキング・ニュアンスを取り入れていない場合があるからです。
・左手側で音をカット(ミュート)するテクニック：エレキギターではよく使われますが、アコースティックギターの場合は弦の張りが強いこととボディ内での残響音のこともあり、さらににシビアなセンスが問われます。
・中指や人差し指でのストラムを使ったピッキング：ダイナミクスやグルーブを上手く演出できるだけでなく、アコースティックギターが持つ綺麗な倍音も発音させることができるので、楽曲が常に新鮮に聴こえる効果もあります。
この２つのテクニックはトミー・スタイルの中でも特に重要で、楽曲に大きな抑揚をつけたりスピード感のある刺激的なサウンドを奏でることができます。【西山隆行】