商品説明
内部にはラベルはもちろん、サインや刻印…等々もなく、まったく正体不明の手工フラメンコギターになる。
中古ギターを扱う立場からの視点では、フラメンコギターの中古と言えば、その奏法の激しさからか傷も多いのが普通で、中にはギター自体が弾きつぶれた様な音しか出ない個体もある。
本器については、やはり弾き傷などは比較的に多い方だが、全体の作りが堅牢で、表面板も厚目に作られており、かなり弾き込まれたギターにもかかわらず、明るく、鋭く、そして瑞々しい音がする。
フラメンコギターの命とでも言うべき、バンと音が前に飛ぶような立ち上がりの良さも兼ねながら、サスティーンはやや長目の印象も受ける。
本器はフラメンコソロや伴奏は勿論、その弾き易さから、例えば押さえの難しいテンション・コードを多用するボサノバやジャズ等のジャンルにも最適と思う。
その弾き易さの目安である弦高は、12フレット上6弦2.5㎜、1弦2.1㎜の数値になる。
クラシックギターを常々弾いておられる方には、まさに別次元の弾き易さと思われる。
左指の押さえはセーハも含め、押さえるというよりは「指を置く」ような感覚になる。
ネック裏の左親指は殆ど力を入れることなく、ほんの支える程度で、ハイポジションのセーハも楽々と押さえられる。
状態としては、前述のように弾き傷等は多い方だが、割れ補修など重大なものは何もなく、この先も長く愛用いただけるような健全なものになる。