Product Description
Product Description
LUCYレスポールについては、まさに伝説と言われるに相応しい経緯があり、元々はラヴィン・スプーンフルのジョン・セバスチャンが購入。オリジナル状態はゴールドトップ&Bigsby搭載の現在とは全く違うスタイルでした。その後1966年頃にリック・デリンジャーの元へ渡ります。そのサウンドを気に入ったリックは塗装が剥がれるまでに弾き込み続けますが、それを見た彼の父親から”汚い”と言われてしまい、1967年にはGibson社へ持ち込んでリフィニッシュが施されます。リフィニッシュには当時のSGに採用されていたCherry Redカラーにて再塗装されます。ただリフィニッシュされた後のサウンドが気に入らなかったのか、ニューヨークにあったダン・アームストロングの楽器店に売却。そこで販売されていたのを見つけたのがエリック・クラプトンで、即購入に至ります。翌年1968年の8月に親友であるジョージ・ハリスンにプレゼントされます。ジョージが所有して間もない頃、女性コメディアンのLucille Ballが、自身の赤毛のイメージよりジョージ・ハリスンにそのギターを“Lucy”と名付けるよう働きかけ、ジョージはその名前を採用します。そして早速、超名盤として名高い”White Album”のセッションにて使用、RevolutionのPVでも使用され、同じくWhite Album収録の「While My Guitar Gently Weeps」のゲストに参加したクラプトンのリードがこのLUCYで演奏され、多くの観客を含め世界的に”LUCYレスポール”が認知されるようになりました。その後ソロになってからもジョージはLUCYを手放さず愛用し続け、1973年1月、Rainbow Theatreでクラプトンと共演した際には、クラプトンの手で再びLUCYが奏でられる一幕もありました。ところが同年このLUCYはジョージの自宅から盗まれてしまいます。ジョージはこのLUCYを探し回り、ハリウッドのGuitar Centerで販売されたことを知ると、代わりのレスポールとプレシジョンベースを渡して、LUCYと交換してもらいます。ジョージの手に戻ったLUCYは74年以降のステージでも使用され、ずっとジョージの手元にありつづけました。
今回ご紹介させて頂くのは、その数々の大物アーティスト達から受け継がれ数奇な運命を辿った伝説のレスポールである”LUCY”を再現したファンには堪らない特注のショップオーダー品。LUCYの極めて高い人気より数々のモディファイ品、そして本家Gibson社からも復刻モデルが発表されましたが、こちらの一本は完全に別格。LUCYレスポールの一番の特徴でもあるオフセット2Pを再現した厳選フィギュアド材、真っ黒なハカランダ指板、ホンマホボディ&ネック、ニカワ接着、チューブレストラスロッド、そしてスティンガー仕様等々、Bizenならではの最高グレードの材と技術が詰まった唯一無二の一本。更には3年前の製作品ながらそれを感じさせない極上ニアミントコンディション品になります。
スペックとしては、セレクテッド・フィギュアドメイプルトップ、ホンジュラスマホガニーバックボディに、ホンジュラスマホガニーネック、ハカランダ指板。トップのフィギュアドメイプルはLUCYのルックスを再現する為、贅沢にも通常よりも大型の材から切り出されております。明るい木地と暗い木地の2種類、それも共に違和感の無いようフィギュアドの出方もマッチングさせ、オフセット部のコントラストがありながらも、杢目の違和感を残さない技術には脱帽です。ボディバック&ネックのホンジュラスマホガニーも非常に良質な材となっており、総重量は約3.81kgと取り回しの良い非常に軽量な個体。極めつけは杢目の詰まった真っ黒なハカランダ指板ですが、近くで見てもエボニーかと思える程の最高峰グレードの材がセレクトされております。更にニカワ接着やチューブレストラスロッド、ヘッド裏とジョイント部のスティンガー仕様、オリジナルのコンター&ヒールレスカット等々、細部にまで拘りを感じさせる内容となっております。その他としては17度ヘッド角、305R指板ラディアス、625mmミディアムスケール、ライトエイジド・ハードウェア等が挙げられます。
そしてその気になるサウンドですが、ピックアップにはBizen WorksオリジナルのVintage Low Out Putハムバッカーが搭載されておりますが、PAFを復刻したピックアップの中でも高い再現度とサウンドレンジの広さが魅力で、使う場所を選ばず最高のサウンドをブラッシュアップします。レスポールモデル特有のローミッドはズ太くありつつも芳醇な倍音を多く含み、太目のネックシェイプが故の、立体的な太さを残したまま抜けるサスティーンや音の広がりは堪りません。芯のあるウォームなサウンドながらもエッジ感がシッカリと感じられます。またハイは煌びやかなツヤのあるサウンドながら決して耳に痛くなく、繊細なピッキングニュアンスをもシッカリと再現。一面テレキャスターのようなアタック感やレスポンスの速さはプレイするに非常に心地よく時間を忘れてしまいます。そしてとにかくサウンドバランスが良くどのポジションでも最高のレスポールサウンドがご堪能頂けます。クリーン~クランチでの魅了するトーンも良し、オーバードライブでの咆哮とも感じる咽び哭くギラつきも本当に素晴らしいサウンドです。またオリジナルPAFよりもエフェクトのノリが良くヴィンテージサウンドを愉しみながら、自由なサウンドメイクを生み出すことが出来るという点もレスポールファンには堪らないポイントです。
最後に状態としては、こちら前オーナー様がコレクション重視にて大切に保管されてきた為、非常にキレイなニアミントコンディションをキープ。神経質に言えば、ピックガード上にピッキングスクラッチ、過去のBizen Worksのオーダー品も同様ながら、細かなスレや僅かなポツ打痕が見受けられ、またジャックの脇に米粒サイズの白濁打痕がございます。これらにつきましては出荷時からの可能性が高くなっております。演奏面としてはネックコンディションは良好でトラスロッドは初期調整以外は未使用、フレットは目立った減り無く9部山以上、付属品もワランティ等の書類関係、オリジナルハードケースが付属致します。
新品時の価格は70万円前後であったと推察されますが、現在ではレギュラーモデルでハカランダの採用が不可となっており、昨今の楽器業界全体の高騰も考慮すれば、今後同スペックにてオーダー出来るようになった場合にも80万円オーバーになるかと予想されます。適正価格としては50~55万円前後になるかと予想されますが、こちらオーナー様からのご厚意もあり、非常にお値打ちな特別価格にてご案内させて頂く事となりました。プレイヤーの方、コレクターの方問わず、ファンならずとも特別なレスポールをお探しの方には是非オススメさせて頂きたい一本となっておりますので、お気になりました方は是非このチャンスをお見逃しなく。
Detailed Information