商品説明
オーストラリアのルシアー、Paul Duff によって製作されるDuff Mandolinsは、現代のルシアーメイドマンドリン界において極めて高い評価を受けるブランドの一つです。1980年代初頭より製作を開始したPaul Duffは、1920年代のGibson F-5、いわゆる“ロアー期”のサウンドと構造を徹底的に研究し、長年にわたりその再現と発展に取り組んできました。その製作は現在に至るまで一貫して少量生産を貫き、トップやバックの削り出し、ボイシング、フィニッシュに至るまでほぼ全工程を手作業で行うことで、工業製品では到達し得ない繊細なニュアンスと高い完成度を実現しています。乾いた立ち上がりと芯のあるトーン、そして豊かな音量は、世界中のプレイヤーから高く評価されています。Duffの代表モデルであるF-5は、ブルーグラス・マンドリンの基準ともいえる伝統的なスタイルを踏襲したフラッグシップモデルです。当器は1995年製のF-5。アディロンダックスプルーストップ、フィギャードメイプルサイド、贅沢なフィギャードメイプル1pcバック、フィギャードメイプル1pcネック、ラディアスエボニー指板、MOPナット、ヘッドにはMOPにてDuffロゴとフラワーポットインレイ、トラスロッドカバーまでMOPです。ロアーレプリカエボニーアジャスタブルブリッジ、フルバインディング、ハンドステインの味のあるバーストカラー、フレンチポリッシュバーニッシュフィニッシュです。また本来F-5はトーンバー・ブレーシングを採用するのが一般的ですが、DuffはオプションでXブレーシング構造にすることができますが本個体はXブレーシングを採用した仕様となっています。アディロンダックスプルーストップ、メイプルバック&サイドという王道のマテリアル構成に加え、立ち上がりの速さやブライトになりすぎないDuffらしい特徴をしっかりと持ちながらもXブレーシング特有のふくよかさと空間的な広がりが加わることで、ヴィンテージ志向のトーンにモダンな表現力を兼ね備えたサウンドに仕上がっています。全体的に使い込まれたネック裏塗装のハゲや使用キズや小さな打痕など使用感が見られますがかえって良い顔つきへと経年した表情を魅せます。フレットはローポジションを中心にわずかな減りが見られますが使用に問題のないレベルでネックは綺麗なストレート状態をキープしています。クラック補修などもみられずよいコンディションをキープしています。長年の経年と演奏によって十分に弾き込まれ、ハイポジションでも音やせせずファットな響きをもち、こなれた鳴りを獲得しています。Duff Mandolinの魅力を深く味わえる、コレクションとしても演奏用としても価値の高い逸品です。Presto Hard Case付属
Condition:EX++
Top:Solid Adirondack Spruce
Side:Solid Figured Maple
Back:Solid Figured 1pc Maple
Neck:Figured 1pc Maple
Bridge:Ebony Loar replica bridge
Machine Head:Nickel
Fingerboard Inlay:MOP Dots
Binding:Ivoloid
Pick Guard:Tortise Color
Pick up:none
Nut width:28mm
Scale:352mm
Case:Presto Hard Case