商品説明
1970年代から1980年代初頭にかけて、国産アコースティックギターの中でも高い人気を誇ったS.YAIRI。現在では「ヤイリ」といえばK.YAIRIが一般的ですが、当時はS.YAIRIこそが憧れのブランドでした。物価水準が現在の約3分の1程度だった時代に、5万円~20万円という幅広いラインナップを展開し、高い評価を獲得。商業的にも大きな成功を収めました。
しかし1980年代に入ると、それまでのフォークブームが終焉を迎え、エレキギター全盛の時代へと移行。S.YAIRIは1982年、惜しまれながらその歴史に幕を下ろしました。
このYD-404は、YD-400シリーズの最高峰モデルとして、1978年~1979年頃に定価8万円で発売されました。ボディトップにはスプルース単板、サイド&バックにはラミネート・ハカランダの3ピースバックを採用。ネックはマホガニー、指板・ブリッジはエボニー仕様です。ナット幅は43mmで、アジャスタブルロッドを搭載。ペグはオリジナルのグローバーペグで、パーツにくすみは見られるものの動作はスムーズです。ヘリンボーントリムや指板のスノーフレイク・インレイなど、マーチンの伝統的なスタイルを強く意識したデザインとなっています。
新品時から約45年が経過しているため、通常使用や演奏に伴う細かなポツキズやスリキズ・弾きキズなどは見られますが、全体的には良好なコンディションを維持しています。ボディトップの1弦側ブリッジ横に比較的大きなヒッカキキズがありますが、ボディサイドやバックには目立つ大きな傷はなく綺麗な状態です。ネック裏には使用に伴う艶が見られますが、演奏上の支障はありません。また、経年変化による塗装の白濁がボディサイドの一部に確認できます。指板面も比較的綺麗な状態です。
調整も行き届いており、弦高は12フレット上で6弦:2.6mm、1弦:1.6mmです。フレットは擦り合わせ調整済みで、サドルしろも十分に残っていますので、当面はメンテナンスフリーでご使用いただけます。
サウンドは煌びやかで粒立ちが良く、低音域にも十分な深みがあります。ストロークでは気持ちよく響き、スリーフィンガーなどのフィンガーピッキングでも音の分離が良く、歌ものの伴奏にも最適です。
約45年を経たジャパンヴィンテージですが、まだまだ存分にお楽しみいただけるコンディションを保っています。オリジナルハードケースが付属します。お探しだった方はぜひご検討ください。