商品説明
MASTERギターは、1970年代のカワセ楽器さんのオリジナルブランドです。カワセ楽器さんは60年代からアコースティック専門店として、多くの有名ミュージシャンが通う特別なお店でした。もちろん現在も営業されています。
加藤和彦さんが初めて69年にD-45を買ったのもカワセさんでした。
当時マーチンをはじめ高価な輸入ギターを数多く扱っており、なかなか一般の若者には敷居の高いお店でしたが、カワセの弦はリーズナブルで日本中から注文があったそうです。
マスターギターは、マーチンより安価でいて同等以上のクオリティーを目指して制作されたもので、オール単板で製作されていました。
よりリーズナブルなサイドバック合板モデルはBILLYと言うブランドで、どちらも当時JUMBOギターを手がけていた田原楽器で製作されていました。特にMASTERは手工制作で、カスタムオーダーも受けていました。
今回の楽器は1970年代後期のカスタムオーダー品で、ハカランダ単板モデルです。経年変化でかなり渋いルックスですが、実用的な演奏性は良いコンディションです。
トップはスプルース、サイドバックはハカランダ、ローズウッド指板、ローズウッドブリッジです。
ベースモデルはD-35タイプですが、バックは2ピースの28スタイルです。
ペグはGOTO製に交換されていて、動作はスムーズです。
ナット交換、リフレット調整済みです。
ラッカーウェザーチェックはバリバリあり、渋く焼けた色合いです。サイド塗装には白濁した部分がありますが、色が焼けていてあまり気になりません。
サイドネックヒール横、サイドウェスト部分にヘアラインクラックリペアー跡があります。サイドですので音や強度への影響はありません。
ナット部幅43ミリ程度のレギュラーグリップ、アジャスト機能は無い当時のマーチンと同じSQネックです。
真っ直ぐに調整済みで弾き易いと思います。
12フレット上で6弦2.3ミリ、1弦1.7ミリ程度でセットしてあり、サドルの高さにもまだ余裕があります。
たぶんこの楽器の特徴だと思いますが、低めの弦高の割りにテンションは硬めな感じで、メリハリ感のハッキリした立ち上がりで鳴ります。
バリッとハッキリした音色で、ハカランダらしいパワフルなサウンドです。乾いた軽快でいて硬質な感じの、立ち上がりのハッキリしたトーンです。
フィンガーピッキングでも粒立ちが良い鳴りですが、強めのタッチでピックで弾いたときのカッチリした質感が良い感じです。
滅多に入手することができない貴重な楽器です。ハカランダ単板モデルとしては価格もかなりーズナブルでお買い得ではないでしょうか。
近年もののマーチン純正ケース付きです。