商品説明
悠久の枯れた渋い響き、極上オリジナルコンディションの超貴重なアーチトップフルアコースティックです。
Recording Kingは、ギブソンがOEM生産を行っていたブランドで、1929年から1943年まで制作されていました。通信販売大手モンゴメリー・ワード(Montgomery Ward)社によって全米に販売されていました。
ギターはもちろん、バンジョーやアンプ、スティールギター等がラインナップされていました。
今回のMODEL-5は、Recording Kingブランドの最上位モデルにあたります。
資料によると1936年から生産が始まり、当初16インチアーチトップでしたが1939年に17インチフルボディーとなり1941年に生産終了しています。16インチの初期モデルはわずかに2年ほどしか存在しない超希少モデルです。
通常のギブソンアーチトップよりも厚胴の4インチのボディで、鳴りに深みが感じられるもの特徴です。
トップは単板スプルース、極上のフィギュアド・メイプル材を用いたサイド、バックで、メイプルとローズウッドの5ピースネック、ハカランダ指板、ハカランダアジャスタブルブリッジです。
ピックガード、テイルピースともにオリジナルです。
ヘッドや指板の装飾的なインレイなど、非常に高水準なクラフトマンシップが感じられます。クラシックなクレモナ・サンバースト仕上げや、ファイヤーパターンのバウンド・ピックガード、さらには1930年代のL-10にも見られるチェッカー・バインディングなど、戦前ギブソンの特徴が随所に光ります。
ペグはオリジナルグローバー製オープンバックで、精度はそれなりですが実用的にはまだ問題無く使えます。
古い楽器らしくスリキズやアテキズがあり、塗装の削れた所も少々ありますが、深刻なダメージはありません。この時代に製造され使用されてきた楽器としては、バツグンに綺麗なコンディションだと思います。
バインディングには線の入っている箇所がありますが、崩壊してくるような雰囲気はありません。
ナット部幅44.5ミリ程度、しっかり感のある太めで、ソフトな丸みを帯びたVシェイプグリップネックです。
スケールは24 3/4インチ(約628.65ミリ)のギブソンミディアムスケールです。
ナットは交換済みで、新しくリフレット調整済みでフレットの高さはしっかりと残っています。
トラスロッドはありませんが、現状ではほぼ真っ直ぐで、演奏性は良好です。
12フレット上で6弦2.0ミリ、1弦1.5ミリ程度で弾き易くセットしています。
ハイポジションまでスムーズでピッチバランスも良好です。
しっかりと芯のある感じでいて、低音域から中音域にかけて豊かな倍音があり、柔らかめのガラーンとした暖かみのある響きです。
泥臭いシンプルでいて独特の枯れたビンテージサウンドです。
悠久の雰囲気を、きっちりと整備された状態で味わえる、非常に魅力的な一本です。ギブソンの1930年代製でありながら、ギブソンよりもはるかに手頃な価格という点でもおすすめのモデルです。
古い紙製ソフトシェルケース付きです。