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栗山 大輔 Daisuke Kuriyama 100号 ロベール・ブーシェモデル No.124 2025年 650mm 松 中南米ローズウッド
ネック:マホガニー
指 板:エボニー
塗 装:表板 セラック
:横裏板 セラック
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 3.0mm
:6弦 4.0mm
〔製作家情報〕
栗山大輔 Daisuke Kuriyama 1981年生まれ。東京造形大学在学中に独学でギター製作を始めます。卒業後の2003年大手楽器店に入社し修理部門として10年以上従事し、そこで多くの国内外の名器を実地に研究する機会を得たことが、現在の彼の類まれなバランス感覚に支えられた音色への感性を育んだと言えるでしょう。在籍中に製作家の尾野薫を紹介され、2010年より尾野氏の工房にて直接指導を受けるようになります。その後独立し年間6~8本程のペースで極めて精緻な造作による上質なギターを製作。トーレス、ドミンゴ・エステソ、マルセロ・バルベロ1世モデル等のスペインの伝統工法に立脚した彼の楽器はどれも古き良きスパニッシュギターの味わいと響きが素直に体現されており、現在多くのジャンルのユーザーに愛されるブランドとなっています。2020年にはフランスの出版社Camino Verde刊 Orfeo Magazine No.15で彼のインタビューと楽器が紹介されました。
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<a href="https://www.auranet.jp/salon/yomimono/orfeois-coming2020-04/" target="_blank">オルフェオ取材同行記 栗山大輔、清水優一、禰寝碧海編はこちら</a>
〔楽器情報〕
栗山大輔製作 100号 ロベール・ブーシェモデル 2025年製 No.124 新作です。M.ラミレスやバルベロ1世など、戦前のスペインの巨匠たちへのオマージュでの充実した仕事で注目を集める栗山氏は、実はフランスのブランドにおいても同様に良質なオマージュを近年いくつも作り上げています。本作はギタリストの故稲垣稔が所有していた1960年製ブーシェに準拠して製作。栗山氏はここで設計原理から導き出せる音響に忠実に着地させることでオリジナルのエッセンスを十全に、氏ならではの非常な解像度の高さでもって引き出しており、ブーシェという楽器が時代とともに纏ってしまった伝説やイメージをすべて取り払った形での、清新な実在としての音響を提示しています。
ブーシェにおける、むしろ単純明快とさえいえる設計がなぜあの異様なまでの(クラシックギターにおいて最もデモーニッシュなともいえる)音楽的表情の深さにつながってゆくのかはいまだ謎を多く含んでいるものの、ブーシェ特有の響きを形容する際にもっともよく引用される「オルガンのような」音像、重厚な響きでありながら鋭敏な音の身振り、旋律における(フランス的、またはフランス語的と言ってもよい)独特のうねりなどの特徴が十全に備わっており、弾くだけで奏者に音楽を喚起するようなところさえあるギターとなっています。
表面板力木配置はサウンドホール上側(ネック側)にハーモニックバーとネック脚に近接する位置に繊細な造りの補強バーの合わせて2本、下側(ブリッジ側)に1本のハーモニックバーを設置。このうちサウンドホール下側バーは高音側と低音側とにそれぞれ5cmほどの長さ高さ3mmほどの開口部が設けられています。そして左右対称5本の扇状力木、ブリッジ位置(正確にはサドルの位置)にほぼ横幅いっぱいにわたって設置されているいわゆるトランスヴァースバー。5本の扇状力木はトランスヴァースバーを貫通してボトムぎりぎりまで伸びており、高音側と低音側それぞれの一番外側に配置された力木はサウンドホール下ハーモニックバー開口部をくぐり抜け切るぎりぎりのところまで延伸しています。またこれもブーシェに特有のものですが、サウンドホール下ハーモニックバー接する形で1.5×3.0cm、2mm厚の2枚の小さな補強プレ―トが5本のうち中央3本の力木の間に設置されています。トランスヴァースバーは低音側から高音側に向かって緩やかに高くなるように造られ(実際には一番高音側から2番目の力木の位置が最も高くなっています)、その両端は横板に接する手前で表面板までカーブを描いて降りてゆくように造形されています。5本の力木との交差部分は隙間なく組み込まれており、強固なトランスヴァースバーがはるかに繊細な造りの力木を押さえ込むようにして設置されているのが特徴です。レゾナンスはG#の少し上に設定されています。
上記の構造により、弦の弾性エネルギー(まさしくサドルの位置にトランスヴァースバーが設置していることに注目しておく必要があります)が異様な密度をもった音になり、さらにその音像に類まれな重力を付加し持続させる、あのブーシェ的な響きが生まれます。まるでタッチにまとわりついてくるような重厚でしかし明晰な発音機能、そして単なる倍音の豊かさによって生み出されるものとは異なる、響箱の響きそのものとしての独特の深い奥行きの創出などは、まさしくこのモデルならではと言えるでしょう。
もちろん音響だけではなく造作精度と仕上がりのセンスの点でもオリジナルを彷彿とさせる栗山氏の仕事は素晴らしく、一見してわかるボディラインとヘッドシェイプ、やや黄色味のある表面板と緑色を基調にした渋い意匠のロゼッタとのコントラスト、その全体が繊細なセラック塗装で仕上げられ、威容と優美さが共存した外観が魅力的。
ネックはほぼスクエア(四角形)と言えるほどのDシェイプで、厚みは普通ですが独特のグリップ感。糸巻きはGotoh製のカスタムモデル(ゴールドのプレーンプレート)を装着。
商品名 | Daisuke Kuriyama [栗山 大輔] 100号 ロベール・ブーシェモデル No.124 |
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商品ID | 1450498 |
楽器カテゴリ | ギター/ベース/弦楽器 > クラシックギター/フラメンコギター > クラシックギター |
ブランド | Daisuke Kuriyama [栗山 大輔] |
型番・モデル | 100号 ロベール・ブーシェモデル No.124 |
楽器区分 | 新品 |
年式 | 2025年 |
程度 | NEW : 新品 |
トップ材 | スプルース(松) |
サイド&バック材 | 中南米ローズウッド |
カラー系統 | ナチュラル/木目系 |
生産国 | 日本 |
弦長 | 650mm |
ケース | ケース別売り |
付属品 | クロス |
公開日 | 2025/09/22 |
更新日 | 2025/09/22 |
住所 | 〒110-0004 東京都台東区下谷3-3-5 アズール上野2F![]() |
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アクセス | 営団地下鉄日比谷線 入谷駅下車。 3番出口(上野方面行きの場合)又は4番出口(三ノ輪方面行きの場合)より徒歩5分。 JR山手線 鶯谷駅下車(南口)より徒歩10分。 近くにコインパーキングあり。 |
TEL / FAX | TEL:03-3876-7207 / FAX:03-3876-7206 |
営業時間 / 定休日 | 営業時間 11:00~19:00 / 定休日 毎週水曜日 |
ホームページ | http://www.guitarra.jp/ |
取扱商品タイプ | 新品, 中古, ビンテージ |
取扱商品カテゴリ | アコースティックギター/エレアコ, クラシックギター/フラメンコギター, ギター・ベース・弦楽器用アクセサリ/ケア用品, その他の楽器, CD/DVD/書籍/楽譜/教則本 |
対応サービス・設備 |
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Jギター決済 |
店名 | ギターショップ アウラ |
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所在地 | 東京都台東区下谷3-3-5 アズール上野2F |
メールアドレス | info@guitarshop.jp |
営業時間 | 営業時間 11:00~19:00 |
販売事業者 | |
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代表者又は責任者 | |
所在地 | - 0 |
電話番号 | -- |
販売価格 | |
販売代金以外に必要な手数料等 | |
支払方法及び支払時期 | |
引渡時期 | |
申込み有効期限申込み有効期限 | |
保証 | |
返品・交換・キャンセル | |
販売数量制限その他の特別な条件 |
名称 | 株式会社アウラ |
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許可を受けている公安委員会 | 東京都公安委員会 |
許可番号 | 第306619505019号 |
委託販売、買取、下取りのお申し込みは随時受け付けております。
現役の手工製作家によるメンテナンスチェックを実施し、楽器の状態を確認させて頂き正確な査定を致します。
大切な楽器を、「安心」と共に次のユーザーへと引き継ぐことを心掛けています。
確かな技術で、楽器の故障状況を的確に把握し、また、隠れた故障、潜在的な故障を見逃すことなく、適切な修理方法をご提案致します。
深刻な故障でもあきらめる前にまずはご相談下さい。
割れ、はがれ、傷等の破損や故障の補修。音質改善のためのナットとサドルの調整。
弾き心地改良のためのネック反り補正や、弦高、弦幅等を奏者に合わせるフィッティング調整。
更に再塗装、塗り重ね、フレットや糸巻きの調整や交換等の経年劣化に対しての補修、修理まで専門家の知識と技で、あらゆる問題点に関してのご相談、見積もり、リペアまで責任を持って承ります。担当制で木曜・土曜・日曜に各製作家がギターショップアウラに常駐しております。
お困りのことが御座いましたらお気軽に電話でご相談ください。
また、各担当製作家は、スペイン伝統工法に忠実に則り楽器を製作している現役製作家。
使用材からネック幅、弦幅、弦長などディテールを細かく指定出来るオーダーメイドについても製作家と直接ご相談頂けます。
名工から譲り受けた貴重材を使用するプレミアムオーダーメイドも受け付けております。
東京都内に、上野入谷・秋葉原・学芸大学・池袋の5教室を展開している「アウラ音楽院」。クラシックギター、フラメンコギターのみならず、ウクレレ、エレキギター、マンドリン、ポルトガルギターなど・・それぞれの講師達が得意とする分野の歴史と伝統の中で培われた技術を、自然と身に付けて行く事が出来ます。ギター初心者からプロ志望の方まで、課題や目的が違うひとりひとりとじっくり向き合い、講師と一緒に夢の実現に向けて上達を目指せる教室です。
コンサート活動やCD発売など活躍中の現役のプロミュージシャンや、指導経験豊富なプロ講師が多数講師として在籍。ギター専門店アウラとして、自信を持っておすすめできる講師陣で皆様をお迎えしています。
また、小さなお子様でも続けやすいキッズコース、お友達や家族とのペアレッスンなど多様なご要望に対応しており、「長く続けやすい」と皆様にご支持いただいております。
こんにちは!チェ・ギターラです!
我々は今までギター番付オンライン審査での配信をギターショップアウラ様に大きなご協力を賜り、第一試奏室をお店の閉店後よりジャックしてお送りしておりました。
しかし今回はショップを、しかも営業中にジャックしてのインストアライブを開催することになりました!なんと入場無料!!(投げ銭制)
詳細はアウラポータルサイトに随時掲載していきます。
日時:12/14(日)14:00 START
1時間程度のプログラムを予定
[予定プログラム]
鳥の詩 / 佐藤弘和
音の密林より / 永島志基
アメイジンググレイス変奏曲 / 富山詩曜
黒い海 / F.クレンジャンス 他
チェ・ギターラ / Che Guitarra
藤元高輝、斎藤優貴、井本響太の3人を中心に活動をしている団体です。