商品説明
河野ギター製作所出身の高名な製作家といえば、松村雅亘、横尾俊祐、そして小森曠ということになるのであろう。
また小森氏は日本で唯一のチター製作家として一部マニアの方には知られていたが、2017年8月に惜しくも逝去された。
小森氏のギターについて自身の思うところを言えば、師である河野賢の影響が大きく、独立後も師の遺伝子を引継いだ音作りをされたと思う。
やや甘く、重厚で、音の奥行が深く、余韻豊かな音は、やはり師匠譲りと思う。
本器は表面板が杉材であるが、もし杉材の河野ギターであればこんな音になる…そういった印象をもつ。
本器の状態については、年代相応の弾き傷&打痕、側板の一部に塗装の擦れ,指板の修正、…等々はあるが、割れ補修などなく中古ギターとしてはまず健全な状態にある。
ただ目立つマイナス点を上げれば、表面板の両端部分に塗装の変質のように見える部分がある。
画像では、フラッシュ光や撮影角度に留意して、より目立つように撮影している。
これは塗膜の表面を見るかぎりでは、塗膜自体に何ら変質はなく、塗膜内部の濁り(例えば白濁のような…。)、または杉材の樹脂分(ヤニ)等が内部から発現したものと思う。
いずれにしても塗装の劣化ではないので、塗膜がパラパラと剥がれ落ちるような類のものではない。
弾き易さの目安となる12フレット上弦高は、6弦4.0㎜、1弦3.2㎜、サドル残は2.5㎜程度でほぼ標準的な弦高になる。
※付属のハードケースは大変に古く、一応実用にはなるが、一部クロス剥がれナドダメージがあることは予めご了承ください。