商品説明
中出阪蔵氏の三男、幸雄氏のフラメンコギターのネグラ(黒)になる。
当時の邦人製作家では珍しいフラメンコギターであるが、それもネグラ(黒)となるとかなり稀少な個体と思う。
私事で恐縮ながら、70を超えて突如としてフラメンコギターに目覚めた。
まるでクラシックギターを始めた中学生の頃のように夢中になってフラメンコを弾いている。
やはりフラメンコと言えば、ブランカ(白)の鋭さと歯切れの良さに魅了されてはいる。
ただ、例えばマヌエル・カーノのファルセータの様にメロディアスで叙情的な曲では、やはりネグラ的な音が欲しい。
営業トークと言われそうだが、フラメンコギターには、白・黒の2本で完結するように思う。
フラメンコギターにも、音の美しさ・音の太さ、そしてクラシックギター同様の音量…等々を求めるなら本器のようなネグラが不可欠と思う。
状態としては、製作年を考慮すればとか、消耗の激しいフラメンコギターとしては…等々の断りを入れずとも、非常に良い状態を維持している。
ゴルペ板の弾き跡(ただしゴルペ板からはみ出さない)、少なめの小傷&打痕、表面板のタッチアップ跡(これも殆ど目立たないレベル)…等々はあるが指板&フレットも含めて全体的には使用感の少ないものになる。
もちろん割れ補修など重大な補修歴もない。
12フレット上の弦高は既に調整済みで、6弦3.4㎜、1弦2.7㎜の数値になる。
サドル残は1弦にはほとんどないが、低音弦にはあと少し調整が可能なレベルにある。