商品説明
スペイン・グラナダの名工、ホセ・マリン・プラスエロによる2015年製クラシックギター。
ホセ・マリン・プラスエロは、名工アントニオ・マリン・モンテロの甥にあたり、その工房で製作を学んだことで知られる製作家です。
グラナダの伝統を受け継ぐギターとして、世界中のギタリストから高い評価を受けています。
本器は、表板にスプルース、裏横板にハカランダを使用。
今となっては大変希少なハカランダ材が用いられており、美しい杢目からも、この楽器が持つ特別な存在感が伝わってきます。
音を出した瞬間に感じるのは、スペインのギターらしい乾いた響き。そして、どこか渋みを帯びた深い味わい。
反応はとても良く、軽く触れただけでも音がすっと立ち上がります。特に印象的なのは高音の抜けの良さ。澄んだ音が前へ伸びていく、その心地よさがあります。
一方で、低音にはしっかりとした深みがあり、楽器全体を支える安定感。音量も十分で、サロンでの演奏はもちろん、発表会やコンサートの場でも頼もしさを感じられるギターです。
ハカランダ特有の透明感も、この楽器の大きな魅力。
ただ華やかなだけではなく、音に奥行きがあり、弾き込むほどにさまざまな表情を見せてくれます。グラナダの伝統的な響きに、ハカランダならではの品格と深みが加わった、非常に魅力的な一本です。
弦長は650mm、指板幅は52.0mm。クラシックギターとして標準的な設計で、手にしたときにも自然な安心感があります。弦高は12フレット上で1弦3.1mm、6弦3.4mm。演奏性も良好です。
状態につきましては、表板の細かな弾き傷、塗装面の小傷、打痕など、年式相応の使用感がございます。ケースにも使用感あり。
一方で、割れ・クラックはなく、修理歴もございません。ネック状態、ペグの動作も良好。フレットには使用感がございますが、演奏上まったく問題のない範囲で、安心してお使いいただけるコンディションです。
本格的なスペイン製手工ギターをお探しの方、グラナダ派の響きに惹かれる方、アントニオ・マリンの系譜に興味をお持ちの方に。
また、ハカランダ材を使用した希少な一本として、演奏用としてはもちろん、コレクション性を重視される方にもおすすめです。
派手に主張しすぎるのではなく、弾き手の音楽に寄り添いながら、確かな存在感で応えてくれる。
スペイン製手工ギターらしい魅力を備えた一本です。
表板:スプルース/裏横板:ハカランダ
弦長:650mm/指板幅:52.0mm
弦幅:0F 43.0mm/ブリッジ側 57.5mm
弦高:1弦 3.1mm/6弦 3.4mm(12F上)
ペグ:ゴトー510
製作年:2015年/生産国:スペイン
ケース:ハードケース(アランフェス)