商品説明
アーチトップとフラットトップの中間のような構造を採用し、ブルースキングに近いデザインに仕上げられたオリジナルシェイプモデルです。
2010年代に当時のVESTAXから、本体価格¥350,000円(税別)で試験的に販売されていたモデルで、海外への輸出が多かったと聞いています。
設計は、GrecoやMorris、H.S.Anderson、ESPなどの設計・プロデュースを手掛けた、日本を代表するギター設計者である椎野秀聡氏によるものです。氏ならではの理論が随所に盛り込まれ、繊細で美しいトーンを持つ楽器に仕上がっています。内部ラベルには品名、シリアルナンバー、椎野氏のサインが記されています。
トップはスプルース、サイド&バックはローズウッド、指板とブリッジにはエボニーを採用しています。なだらかなアーチを持たせたXブレイシング構造で、バックもアーチバック仕様となっており、内部に力木はありません。また、通常のアコースティックギターはボディ上部から下部に向かって徐々に厚みが増していく構造ですが、本器は全体がほぼ均一な厚みとなっています。椎野氏ならではの理論に基づく、個性的なデザイン設計が特徴です。ネックジョイントはトップ面から高さを持たせたエレベーテッドタイプを採用し、ナット幅約43mmのレギュラーグリップネックとなっています。
新品時から13年が経過した個体で、通常使用に伴うスリキズなどは見られるものの、全体的には良好なコンディションをキープしています。ブリッジ上には経年変化による塗装浮きがあり、ネックジョイント部には塗装浮きとウェザーチェック、ボディエンドにもウェザーチェックが見受けられます。また、ヘッド側面の4弦ペグ付近に引っかき傷、2弦ペグ付近に打痕が確認できます。
調整も行き届いており、弦高は12フレット上で6弦:2.3mm、1弦:1.5mmです。サドルの高さにも十分な余裕があり、フレットは擦り合わせ済みですが高さも十分にあります。トラスロッドは若干の締め代を残していますが、余裕はあまりありません。
フラットトップのような豊かな倍音感とは異なり、1音1音がクリアで輪郭がはっきりとした、それでいてバランスの良いトーンが魅力です。やや軽やかな響きながら芯のあるサウンドで、ソロギターにも非常に適した一本です。
専用オリジナルハードケースが付属します。