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今回は、Vol.1でご紹介したピックアップマイクを用いて実際にサウンドを聴いてみましょう。
この音源は加工等一切しておりませんので、多少お聞き苦しい点もあるかと思いますが、何度か繰り返し聞いていただきたいと思います。
ギターをつないだアンプから聴こえて来る音をそのまま録音していますので、演奏を聴く人の立場で自分の求めるサウンドイメージを捉えることができると思いますので、是非参考にしてみてください。

弦の音が特に強調されるので、弦の芯音を捉えたい場合にはおすすめです。


箱鳴りのエアー感(空気感)が特に強調されるので、アコースティック感を出したい場合にはおすすめです。


1と2の中間の音で、弦の音とエアー感がうまくMixされていると思います。



フィンガーピッキングなど、繊細でやわらかめのサウンド表現に適した組み合わせです。
とげとげしさのない温かいサウンドは、誰の耳にも馴染みやすく、ホームパーティーや演奏会などでも、おすすめの組み合わせです。楽器用コンデンサーマイクの調整角度次第では、さらに深いサウンドが得られますので、お試しください。




4.同様、やわらかいサウンドですが、箱鳴り(ボディー内の空気バランス)に違いがあります。
コンタクトマイクの弱点でもある単発での音量不足や、ボンボンした低音の響きがブレンドによって巧く緩和される部分は、案外盲点ではないでしょうか。



弦の音が特に強調されるので、弦の芯音を捉えたい場合にはおすすめです。


箱鳴りのエアー感(空気感)を強く感じられるサウンドです。



私自身が試した中でも、おすすめの組み合わせで、このブレンドはなかなか良い音がしました。しかし、楽器用コンデンサーマイクの向きには注意が必要で、私自身も数回ハウリングを起こしました。少しづつ確認しながら慎重にセッティングする必要がありますが、十分その価値を感じていただける組み合わせだと思います。





最後に3つをブレンドしてみました。
ただむやみに貼り付けても効果が得られません。



まず ピエゾを7割 楽器用コンデンサーマイクを3割でブレンド。そこにアクセントとしてボディー内にコンタクトマイクを手の当たる位置に貼り付け、弦を叩く音を強調してみました。(演奏者:服部氏にはタッピング/弦を叩く音を強調して演奏してもらいました。)3つもブレンド!?と思うかもしれませんが、それぞれのマイク特性をしっかり把握すればバランスよく混ざり合います。皆さんも一度お試しください。
いくつか音源を聞いていただきました。
人それぞれ感じる音は違い、出したい音も違いますので、この組み合わせやサウンドに共感していただける方も、そうでない方もいると思いますが、音作りに決まりはありません。
これをきっかけに、あなた自身がサウンド作りにチャレンジしていただければ幸いです。
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