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ギターテクニック-Guitar Technique-

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ギター★はじめの一歩

[ アコースティックギター編 ] 第10回 ハーモニクス

ナチュラル・ハーモニクスについて

ハーモニクスとは基本的に「倍音」という考え方ですが、難しい事は抜きにして、その“出し方”や“仕組”、“音程”や
“使用法”などに的を絞って、解説していきます。
ハーモニクスは大きく分けて『ナチュラル・ハーモニクス』と『人工ハーモニクス』の2種類に分類されますが、ここではまず「基本」として、弦をまったく押さえない『ナチュラル・ハーモニクス』について解説していきます。

■ ハーモニクスの出し方

ハーモニクスとは一体なんなのか?どういう音なのか?という事を知るためにも、まずはハーモニクスという音の出し方から話を進めていきます。
特定のフレットに指を触れ、ピッキングした後に指を離すと、普通に弦を弾いたときよりもやわらかい高音が出ます。この音を「ハーモニクス」といいます。
ハーモニクスは12&7&5フレットなど色々なフレットの上で出す事ができますが、ここでは最も出しやすい“12フレット”でハーモニクスを出す練習をしてみます。


 例としてまず「6弦の12フレット」で解説します。

【1】6弦の12フレットの真上の位置を、左手(押弦する方の手)の指の腹で「弦に軽く触れる」。
   この時絶対に弦を押さえ込まないでください。あくまで「軽く触れるだけ」です。
   指を触れる位置はフレット(金属の棒)の「ちょうど真上」になるように気をつけてください。
   少しでもズレると『ハーモニクス』はでません。

【2】1の状態を保ったまま、右手(ピッキングする方の手)で弦を弾きます。

この弦を弾いた瞬間に左手を少し「ゆっくりめに離し」ます。そうすると“ポーン(トーン、ポワーン・・・)”という甲高い音がでます。これが『ハーモニクス』です。この左手を離すタイミングが非常に重要で、離すのが早すぎると開放弦(実音)が鳴ってしまうし、遅すぎるとクリアに『ハーモニクス』出ないので、慣れるまでは難しいかもしれません。コツとしては「左手に弾いた弦の振動を感じてから、慌てずに離す」という感じです。

■ ハーモニクスの出るポイント(フレットの位置)

『ハーモニクス』は1~6弦まですべての弦で同様に、ブリッジからナットまでの「実際に弦が振動する長さ」を「何分割するか」という考え方に基づいています。12フレットは弦を1/2(半分)したポイントですし、5フレット&24フレットは1/4にしたポイント、7フレット&19フレットは1/3にしたポイントにあたります。

■ ナチュラル・ハーモニクス』の各弦の音程

ハーモニクスにもきちんと“音程”があって、実際の演奏などでもよく使用されます。
ここでは一応知識として、各弦&各ポイント(フレット)のすべての音程を書き出しておきますので、参考にして下さい。せっかく“音程”を学んだので、簡単なメロディも『ハーモニクス』で弾いてみましょう。

■ ハーモニクスを利用したチューニング法

上記でお話ししたように、“ハーモニクスに音程がある”という事を利用して、チューニングをしてみましょう。
実音よりも高い音程のハーモニクスを利用することで、音程が聞き取りやすくなって、より正確なチユーニングができるようになります。見た目にもカッコイイ!?のでぜひチャレンジしてみてください。


チューニングを合わせている時、合わせている(調弦している)弦の音が上がり過ぎて(高くなり過ぎて)しまう事がよくあります。このような時は、『一度、合わせるべき音程よりも下げて(緩めて)』→『もう一度、音を上げながら(ペグを締めながら)チューニング(調弦)する』ようにするのが、演奏時のチューニングを狂いにくくするコツです。なぜなら、音を下げながらチューニング(調弦)してしまうと、ペグを緩めながら合わせることになるので、微妙にですが弦を巻いている部分に“緩み”が生じてしまうことがあります。これが弦を弾いた瞬間に引っ張られたりして、せっかくチューニングした音程が狂ってしまうことがあるわけです。

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