ギター初心者からベテランまでが楽しめる無料ギター講座。初心者向けの『ギター★はじめの一歩【動画編】』、中級/上級者のための『音楽理論やアドリブ、ソロギターやスライドギター』など、充実した内容の動画と譜面を掲載!もっともっとギターにハマろう!
今回はギターの保管についての注意ポイントを簡単にアドバイスしてみたいと思います。
テクニック強化としては「ハンマリング・オン」と「プリング・オフ」に焦点をあてて練習してみます。「トリル」や「スライド」などのテクニックと組み合わせて、より高度なテクニックにチャレンジします。
応用曲編としては前回に引き続き、ランディ・ローズ風の練習曲の後半を弾いていきます。
ハンマリング&プリングを活かしたアルペジオ曲ですので、練習の成果を発揮して下さい。頑張りましょう!!
湿度の管理はギターを“ベストな状態”に保つためにもっとも重要なポイントです。
湿度が高すぎると木が膨らんで「ネックが逆反りしたり」「接着部が剥がれたり」「表板が浮いたり」という症状が出ます。
時にはカビることも・・・。反対に乾燥しすぎると木が収縮するので「ネックが順反りしたり」「表板や裏板が割れたり」という症状がでます。
湿度を50%くらいに保つのが理想です。ギターの近くに湿度計を置いてこまめにチェックするように心掛けましょう。
高温多湿の日本の夏はギターにとってもツライ季節になりますが、こまめに除湿してあげたり、エアコンのある部屋に置いてあげたりしましょう。
もちろん直射日光は絶対にいけません。
多くの人がギターをギタースタンドに立て掛けたり、ギターハンガーに掛けたりしていると思います。
スタンドやハンガーのゴム部分がギターの塗装(ラッカー&セラックの場合)を傷めることがあります。
塗装が化学変化をおこして溶けてしまうと大変ですので、ギターが接地する部分には布を巻いたり、専用のカバーを付けるようにしましょう。
弾き終わった後に弦を「緩めるか」「緩めないか」は人によって意見が分かれるので、なかなか断言はできませんが、筆者は長期間弾かずにケース
に保管するような場合のみ「弦を全音~2音程度緩めます」。普段弾くギターは「基本的に張りっぱなし」ですが、表板が浮きやすいギターやネックが反りやすいギターは「3&4弦のみ全音~2音程度ゆるめたり」「オープンGチューニング」にして緩めたりします。
■譜例1 トリルの練習
まずはハンマリングとプリングを連続する「トリル」を練習します。
■譜例2
次にディミニッシュのアルペジオをハンマリングを使用してスピーディーに弾くパターンを練習します。3フレットずつのポジション移動も含みますのでスムーズな移動の練習にもなります。
■譜例3
次もディミニッシュのアルペジオ・パターンです。
3フレットずつのポジションに移動するこのパターンはブライアン・セッツァーなども好んで使用しています。
■譜例4 ドロップチューニングで行う
ここからは「ドロップD」チューニングで練習します。3拍目のウラ拍からスタートしますのでリズムに注意しましょう。同じフレットで弦を移動していくフレーズは意外に難しいので頑張りましょう。
また、1&2拍目のウラ拍にベースが入りますが、少し“タメる”のがコツです。
■譜例5
次も「ドロップD」チューニングで練習します。2拍に1回ベースを入れるパターンでメロディを弾きながら、H&Pやスライドの組み合わせを練習します。リズムが崩れないように気をつけましょう。
クラシカルなアルペジオを中心としたKeyDの美しい曲です。
今回は例題曲を弾きながら、ハーモニクスやH&P、10度の和音などの練習をします。
ベース音とメロディ音のバランスに気をつけながら練習してください。
3拍子のリズムにも慣れる必要がありますので『1・と・2・と・3・と』ときちんとリズムを取りながら弾きましょう。
ハンマリングやプリングも使用していますので、上記の練習を活かして弾いてください。
まずは全体を聞いてみます。
■譜例6
次に3~4小節ずつに区切って細かく解説していきます。
■譜例7
■譜例8
■譜例9
■譜例10
■譜例11
■譜例12
現在ご覧いただいている
「ナイロン弦ギターはいかが?」は、動画編の
「ナイロン弦ギターはいかが?【動画編】」でもお楽しみいただけます。
ギターテクニック 記事一覧
< アーカイブ >
ギターテクニック 記事一覧
< アーカイブ >