パブロ・サンチェス・オテロ Pablo Sanchez Otero 2024年 トーレスモデル'La Retornada' No.32 松 インディアンローズウッド
1人がブックマークしています
ブックマークする 値下げ通知に登録ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:バーネット
弦 高:1弦 3.5mm /6弦 4.0mm
〔製作家情報〕
パブロ・サンチェス・オテロ Pablo Sanchez Otero(1986~) スペイン北西部のガリシア州の美しい港湾都市ア・コルーニャに生まれ、現在も同地に工房を構える製作家。
もともとは建築を学んでいましたが、机上での製図に終始する作業に飽き足らず、木にじかに触れることから生まれる木工への興味が次第に増してゆきます。これがギターに対する愛情と重なってゆき、地元の工芸専門学校で何年か家具製作とデザインを学んだあと、2009年にバルセロナの製作家 Jean Pierre Sardin 主宰のサマーコースでギター製作を受講。これを機に楽器製作を生業とする事を決心します。その後2011年までの2年間、地元の美術工芸学校の古楽器製作のコースでヴァイオリンとルネサンスリュートの製作を学びます。また2010年と2012年の夏には、彼の彼の製作哲学に決定的な影響を与えることになる、名工ホセ・ルイス・ロマニリョスのシグエンサ講習会に参加。そこでロマニリョス本人の他 Jaum Bosser やステファン・リーズらからもビウエラとスペイン伝統のギター製作法を、また楽器の修復技術について学んでいます。
その間も知識と技術を磨くべく、彼はスペインからイギリス、ノッティンガムシャーのニューアーク=オン=トレントに居を移し、同国のAdrian Lucas, James Listerらからアコースティックやエレキギターの製作を学びます。さらに2013年にはベルギーのAmberesに移り、同地のLa Escuele Internacional de Luteria de Amberes(ILSA)にて楽器修復の学科を終了後、2019年まで同校にて教鞭を執る傍ら本格的に製作活動を展開します。現在は工房を生まれ故郷であるスペイン、コルーニャに移し製作と修復を精力的に行っています。
最大の師であるロマニリョスから受け継いだ、細部まで妥協を許さない繊細な造作、木の個性を活かした落ち着きのある洒脱な意匠、トーレスを基本とするスペイン伝統工法に立脚しながらどこかクロスオーバーな瑞々しい音色の魅力等は現在のスペインの若手の中でも静かに異彩を放っており、国内外で評価の高まりを見せています。
トーレスモデルをメインとするクラシックモデルの他、極めて個性的なデザインのブズーキ、マンドリン、ウクレレ、アコースティックギター等も製作しています。
〔楽器情報〕
パブロ・サンチェス・オテロ製作 'La Retornada' 2020年 ♯32 の入荷です。
本作は氏がベルギーのILSAで教鞭を執っていた頃に着手され、昨年2024年の夏に完成されたもので、当初は出荷用としてではなく、いくつかのギターフェスでの展示としてのみ公にされた、いわば秘蔵の一本と言えるもの。彼のラインナップにおけるもっとも主要なモデルであるトーレスモデル(アントニオ・デ・トーレスの銘器 1888年製のSE114をベースに、オテロ氏の個性的なセンスを盛り込んだオリジナルなモデル)と同じ設計で作られており、表面板はヨーロピアンスプルース、横裏板はインドに野生していた純粋なインディアンローズウッドで1950年ごろに英国に輸出されたものを使用しており、まさにその野趣あふれる木目に目を奪われます。全体はセラックニスによる繊細な仕上げで、この製作家ならではの慎ましくもモダンな外観を気品たっぷりにまとめあげています。
表面板力木構造はサウンドホール上側(ネック側)に2本、下側(ブリッジ側)に1本のハーモニックバー、サウンドホールの高音側と低音側にはそれぞれ1枚ずつの薄い補強板と、近接する横板のカーブに沿うように斜めにして1本ずつの短い力木が設置されています。そしてくびれ部より下は左右対称7本の扇状力木とそれらの先端をボトム部で受け止めるようにV字型に設置された2本のクロージングバーという全体の配置構造で、トーレス作のSE114の設計に忠実に倣っています。レゾナンスはF♯の少し上に設定されています。ネックは薄いCラウンドシェイプでスペイン製としてはとてもコンパクトなグリップ感があり、日本女性の方でもストレスを感じないような形状で作られています。弦高値は3.5/4.0mm(1弦/6弦 12フレット)、高音側はやや高めの設定ですが弦の張りが中庸なのでやはりさほどに弾きにくさは感じません、サドル余剰は2.5~3.5mmありますのでお好みに合わせてさらに低く調整することも可能です。重量は1.43㎏。
低音の重心感ときりっとした高音とが前景化し中低音が慎ましくそれを支えるようなバランス感で、独特の遠近感が生まれており、ポリフォニックな旋律において各声部が彫塑的に現出する感覚があります。インディアンローズウッド仕様ならではの迫力ある響きですが、表情は華やかさよりもむしろ木のナチュラルな響きゆえの落ち着きがあり、演奏において曲に明確な雰囲気を与えています。
本器に名付けられた 'La Retornada' は「帰還せし者」の意で、スペインからイギリス、ベルギーを経て生まれ故郷へと戻ってきた製作家自身の姿もまた投影したものとなっています。
商品名 | Pablo Sanchez Otero [パブロ・サンチェス・オテロ] トーレスモデル 'La Retornada' No.32 |
---|---|
商品ID | 1396672 |
楽器カテゴリ | ギター/ベース/弦楽器 > クラシックギター/フラメンコギター > クラシックギター |
ブランド | Pablo Sanchez Otero [パブロ・サンチェス・オテロ] |
型番・モデル | トーレスモデル 'La Retornada' No.32 |
楽器区分 | 新品 |
年式 | 2024年 |
程度 | NEW : 新品 |
オプション | ビルダー/ルシアー/ハンドメイド |
トップ材 | スプルース(松) |
サイド&バック材 | ローズウッド |
カラー系統 | ナチュラル/木目系 |
生産国 | スペイン |
弦長 | 650mm |
ケース | ハードケース |
付属品 | セーム革 |
公開日 | 2025/04/21 |
更新日 | 2025/08/18 |
住所 | 〒110-0004 東京都台東区下谷3-3-5 アズール上野2F![]() |
---|---|
アクセス | 営団地下鉄日比谷線 入谷駅下車。 3番出口(上野方面行きの場合)又は4番出口(三ノ輪方面行きの場合)より徒歩5分。 JR山手線 鶯谷駅下車(南口)より徒歩10分。 近くにコインパーキングあり。 |
TEL / FAX | TEL:03-3876-7207 / FAX:03-3876-7206 |
営業時間 / 定休日 | 営業時間 11:00~19:00 / 定休日 毎週水曜日 |
ホームページ | http://www.guitarra.jp/ |
取扱商品タイプ | 新品, 中古, ビンテージ |
取扱商品カテゴリ | アコースティックギター/エレアコ, クラシックギター/フラメンコギター, ギター・ベース・弦楽器用アクセサリ/ケア用品, その他の楽器, CD/DVD/書籍/楽譜/教則本 |
対応サービス・設備 |
|
Jギター決済 |
店名 | ギターショップ アウラ |
---|---|
所在地 | 東京都台東区下谷3-3-5 アズール上野2F |
メールアドレス | info@guitarshop.jp |
営業時間 | 営業時間 11:00~19:00 |
販売事業者 | |
---|---|
代表者又は責任者 | |
所在地 | - 0 |
電話番号 | -- |
販売価格 | |
販売代金以外に必要な手数料等 | |
支払方法及び支払時期 | |
引渡時期 | |
申込み有効期限申込み有効期限 | |
保証 | |
返品・交換・キャンセル | |
販売数量制限その他の特別な条件 |
名称 | 株式会社アウラ |
---|---|
許可を受けている公安委員会 | 東京都公安委員会 |
許可番号 | 第306619505019号 |
委託販売、買取、下取りのお申し込みは随時受け付けております。
現役の手工製作家によるメンテナンスチェックを実施し、楽器の状態を確認させて頂き正確な査定を致します。
大切な楽器を、「安心」と共に次のユーザーへと引き継ぐことを心掛けています。
これまでの28年の経験の蓄積と確かな技術で、楽器の故障状況を的確に把握し、また、隠れた故障、潜在的な故障を見逃すことなく、適切な修理方法をご提案致します。
深刻な故障でもあきらめる前にまずはご相談下さい。
割れ、はがれ、傷等の破損や故障の補修。音質改善のためのナットとサドルの調整。
弾き心地改良のためのネック反り補正や、弦高、弦幅等を奏者に合わせるフィッティング調整。
更に再塗装、塗り重ね、フレットや糸巻きの調整や交換等の経年劣化に対しての補修、修理まで専門家の知識と技で、あらゆる問題点に関してのご相談、見積もり、リペアまで責任を持って承ります。担当制で木曜・土曜・日曜に各製作家がギターショップアウラに常駐しております。
お困りのことが御座いましたらお気軽に電話でご相談ください。
また、各担当製作家は、スペイン伝統工法に忠実に則り楽器を製作している現役製作家。
使用材からネック幅、弦幅、弦長などディテールを細かく指定出来るオーダーメイドについても製作家と直接ご相談頂けます。
名工から譲り受けた貴重材を使用するプレミアムオーダーメイドも受け付けております。
月謝制で1年目のスタート割引もあり。
東京都内に、上野入谷・秋葉原・渋谷・学芸大学・池袋の5教室を展開している「アウラ音楽院」。クラシックギター、フラメンコギターのみならず、ウクレレ、エレキギター、マンドリン、ポルトガルギターなど・・それぞれの講師達が得意とする分野の歴史と伝統の中で培われた技術を、自然と身に付けて行く事が出来ます。ギター初心者からプロ志望の方まで、課題や目的が違うひとりひとりとじっくり向き合い、講師と一緒に夢の実現に向けて上達を目指せる教室です。
コンサート活動やCD発売など活躍中の現役のプロミュージシャンや、指導経験豊富なプロ講師が多数講師として在籍。ギター専門店アウラとして、自信を持っておすすめできる講師陣で皆様をお迎えしています。
また、小さなお子様でも続けやすいキッズコース、お友達や家族とのペアレッスンなど多様なご要望に対応しており、「長く続けやすい」と皆様にご支持いただいております。