Steve Kleinの名を聞いて、このヘッドレスをイメージする方も多いのではないでしょうか。80年代後半〜90年代当時、世界を賑わせたSteinberger x Steve Kleinとして流通したのがこちらのヘッドレスデザイン。
まず目を引くのはその独創的なシェイプ。これぞクラインと言ったエキセントリックなボディシェイプ。機械美、様式美を感じさせるまるで芸術作品のようなヘッド。異端ではあるが確実に人を惹きつける魅力を放ちます。
メイプルネックは人工的に長時間、高音加熱処理することで、長い年月を経た木材のような乾燥状態を創り出すトリファイド加工を施したマテリアルを使用し、狂いもなく安定したネックであります。
ボディ材はカリフォルニア・レッドウッドを使用し、軽量であり絶妙なボディバランスを生みます。一見異端に見えるボディですが、デザインと共存する精密な設計による抱えやすさは流石であります。
サウンドは超一級品であり、格の違いを見せつけます。サウンドの分厚さやメロウなトーン、レスポンスの速さや表現力の豊かさは絶品。これぞ最高峰のエレクトリックギターであります。