Jギター楽器検索 |Fender(フェンダー) Stratocaster 1963 Sonic Blue Body-Refin. & Relic w/Jacaranda Round FB 3.53kg "Amazing Vintage Sound" ビンテージ

商品説明

言わずとしれたFender社のフラッグシップモデル、”ストラトキャスター” 1954年の発表から現在に至る70余年の間、非常に多くのミュージシャン、ギタリストに愛用され続け、もはやエレキギターの代名詞とも言えるモデルと言っても過言ではありません。

今回ご紹介させて頂くのは、ストラトの歴史の中でも多くの大物アーティストが愛用する1963年製の一本。ボディのエイジドリフィニッシュやPUのリワウンドこそあるものの、オリジナル度は高く、何より数あるヴィンテージの中でも最高峰と断言出来る驚愕のサウンドを誇るPre-CBSヴィンテージストラトキャスターになります。

まずそのスペックとしては、ボディには王道のアルダー材が採用されており、経年により結合水（セルロース質に結合している水分）が減少した枯れ切った個体ながら約3.53kgとストラトのベストウェイトとなっており、サウンド面へも大きな恩恵を与えております。フィニッシュカラーはオリジナルはサンバーストとなりますが、こちらを老舗ヴィンテージショップのプロデュースにて、レアなカスタムカラーであるソニックブルーにリフィニッシュ。更にはリアルなエイジドワークが施され、オリジナル顔負けのヴィンテージルックスに仕上げられております。続いてネックには硬質材の証でもあるフレックラインが大量に入り、ヴィンテージでは稀少なクォーターソーン（柾目取り）かつワイルドなギラつきをもった極上のメイプル材を採用。こちらはオリジナルフィニッシュのままとなっております。そして指板にはダークなコントラストのハカランダ（ブラジリアンローズウッド）をラウンド貼りにてラミネイト。そこに12Fナロウピッチのクレイッドマーカーが施されております。その他としては、PAT PENDプレス刻印サドルのシンクロナイズドトレモロ、シングルラインのクルーソンデラックスチューナー、Lシリアルの4点留めジョイントプレート、ヘッドはスモールヘッドの3パテント＆スパゲティロゴにて、通常殆どの個体がロゴデカールが剥がれてしまったりする中、こちらは非常にキレイな状態で残っております。ピックガードは11点留めのミントグリーンガードにて、この時期よりピックガードのスクリューがセンターPU寄りに移動します。

そして何と言っても一番の特筆すべき点としては、この驚愕過ぎるサウンドですが、全ての年代を通して一番サウンドが良いと評価される事も多い1963年製の中でも完全に頭ひとつ飛び出しており、まず生鳴りだけでも非常に良くなる個体で、鈴鳴りという言葉が良く似合う煌びやかな美しい鳴りを感じさせてくれます。聞き手だけでなく弾き手すらも鳥肌が止まらなくなる、これぞヴィンテージストラトの頂点だと思える本当に素晴らしい鳴りに驚かされます。ピックアップはオリジナルからリワウンドが施されておりますが、内部を見なければそれも気付かないレベルの”いなたい”枯れたトーンを持ち、しっかりとした太いストラトサウンドをアウトプットします。ソリッドギターながらギター全体が鳴るアコースティックのような煌びやかな空気感をもちつつも、バキッとパンチのある前に出るラウンドローズのヴィンテージストラトなトーンを中核に、輪郭がぼやけないクリアで魅惑の美しいトーン、独特のアタック感と太く抜けるロングサスティーン、秀逸なヴィブラート感など、ストラトキャスターとしての最高のレスポンスを発揮します。ヴィンテージの中でも”当たり”の個体特有のコシと粘りがあり、特にFenderアンプとの相性が抜群で、その中でもスーパーリヴァーブと組み合わせれば、あのSRVを彷彿させるキャラクターを感じさせ、もちろんロックにもハマリますが、ついついブルースリフにも手が動いてしまう魔性のギターです。こういった素晴らしいヴィンテージサウンドを聞くと、Custom Shop等でのリイシューのクオリティや再現度がいくら向上してもオリジナルには絶対に叶わないと再認識させられます。

最後に状態としては、エイジドを含むリフィニッシュが施されてからは、前所有者様がコレクション目的にて20年近く所有され、ボディ側の後付けのダメージは殆どありません。経年によるダメージとしては、ピックガードの一部にクラック、ネックの両サイドに使用感、ヘッドにお決まりのタバコ焦げがございますが、これぞヴィンテージと言った貫禄のルックスとなっております。パーツ交換・リペア歴に関しては、上述の通りボディのリフィニッシュ＆エイジド、ピックアップのリワウンド、その他フレット＆ナット交換、ブリッジサドルの一部交換、アーム交換がございますが、その他パーツは全てオリジナルとなっております。ポットやキャパシタもオリジナル、ありがちなセレクター交換やペグ交換歴もございません。奏面としてはネックコンディションは良好でトラスロッドの余裕もあり、もちろん電装関係の不具合もございません。ケースは後年1960年代のブラックトーレックスケースが付属致します。
※年式の判断としては、シリアルは1963～1964年対応、ポットデイトは1963年後期（6346）×2と1964年前期（6403）×1、ネックデイトは2 DEC 63 Bにて、1964ポットが交換されての可能性もございます為、ネックデイトを元に1963年製表記とさせて頂いております。

昨今のコロナ禍＆円安の影響による急激な高騰はとどまることを知らず、1950～1960年代のヴィンテージテレキャスターの相場は急激な右肩上がりを続けております。同年代の相場としては、コンディション、パーツ変更歴、スペック等によっても大幅に前後致しますが、レギュラーのサンバーストですら500万円前後、カスタムカラーは4桁超え当然となっております。こちらボディリフィニッシュとPUリワウンドを考慮しても、その他はオリジナル度も高く、適正価格としては300万円前後になるかと思われますが、今回こちら前所有者様からのご厚意もあり、相場を完全に無視したまさかの破格特価にてご案内させて頂く事となりました。非常にお値打ちかつ、ここまでサウンドの良いヴィンテージストラトキャスターは今後を含め探しても早々出てくるものではありませんので、一生物の良いストラトをお探しの方は絶対にこの二度とない大チャンスをお見逃しなく。

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