フェリーペ・コンデ・クレスポ Felipe Conde Crespo Flamenco Negra No.91 2025年 664mm 松 マダガスカルローズウッド
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:表板 セラック
:横裏板 セラック
糸 巻:フステーロ
弦 高:1弦 2.1mm / 6弦 2.3mm
〔製作家情報〕
フェリーペ・コンデ・クレスポ Felipe Conde Crespo 1991年スペイン、マドリッド生まれ。スペイン屈指の名門フラメンコギターブランドとして有名なコンデ・エルマノスの第4世代を担う若き製作家として、マドリッド市内にあるフォメント通りの自身の工房で製作しています。
父親のフェリーペ1世 Felipe Conde Cavia は現在の「Felipe Conde」ブランドの創始者、そしてその弟でクレスポ氏にとっては叔父となる マリアーノ2世 Mariano Conde Cavia もまた現在の「Mariano Conde」ブランドの創始者であり、この二人はもともと「コンデ・エルマノス」としてフェリーペ工房(このフェリーペはマドリッドの通りの名前)でともに働いていました。
コンデ・エルマノスのブランドとしての始まりは、あの伝説的なマヌエル・ラミレス工房で名工サントス・エルナンデスと共に職人として働いていたドミンゴ・エステソ Domingo Esteso(1882~1937)が、1919年に同じマドリッドのグラヴィーナ7番地に工房を開くところまで遡ります。
エステソの教えを受けた甥のファウスティーノ・コンデ(1913~1988)がその弟達マリアーノ1世(1916~1989 )とフリオ(1918~1995)とともにエステソの工房スタッフに加わり、エステソ亡きあとは「Viuda y Sobrinos de Domingo Esteso」(エステソ未亡人とその甥達による)というラベルでこのブランドを継続してゆきます。そして1959年にエステソの妻Nicolasa Salamanca が亡くなるとラベルを「Sobrinos de Domingo Esteso/Conde Hermanos」に変更し、この時からコンデ・エルマノスの名前がブランド名として使われ始めます。「エルマノス」は兄弟の意で、この3人による共同の工房であることを示しています。
1960年代に入るとそれまでエステソを踏襲していたモデルを全てデザインから内部構造に至るまでオリジナルのものに一新。半月型にカットした有名な「Media Luna」ヘッドシェイプもこのころからハイエンドモデルの符牒として採用されます。世界的に高まるギター需要とともに、名手パコ・デ・ルシアらの人気ギタリストがコンデギターを使用するようになりさらに飛躍的にシェアを広げてゆき、ブランドとして圧倒的な不動の地位を確立します。
1980年にはマリアーノ1世がフェリーぺ5番地に工房を立ち上げ、彼の息子たち(※この二人の兄弟がフェリーぺ1世とマリアーノ2世。1970年代初頭からグラヴィーナ工房で修行を始めています)とともに製作。当初はグラヴィーナ工房と連携して製作していましたが、1988年にファウスティーノが亡くなったのを機にフェリーぺ工房は独自の操業を開始します。しかし翌年の1989年に後を追うようにマリアーノ1世もこの世を去り、2人の息子たちがフェリーぺ工房を継承。ここからフェリーぺ工房は3つのコンデ工房の中でも特に時代のニーズに柔軟な対応を見せ、安定した商業ベースを維持するようになります。
そして2010年にフェリーぺ1世は「フェリーペ・コンデ Felipe Conde」、マリアーノ2世は「マリアーノ・コンデ Mariano Conde」 としてそれぞれの独立したブランドとして工房を立ち上げ、それまでのコンデ・エルマノスの伝統を継承しながらもそれぞれの個性を濃密に注ぎ込んだ良品を現在も製作しています。
フェリーペ・コンデ・クレスポ はこのスペイン屈指の名門ブランドの第4世代を担う職人として、父フェリーペ1世に2007年に弟子入りし、2012年には職人そして製作家としての自身のアイデンティティを確立し独自のスタイルでギターづくりを始めていたといいます。ここからさらに10年後の2022年には満を持して自身の工房を設立、完全オリジナルブランドとしてフラメンコとクラシックの両ジャンルをハイスペックなモデルのみに限定し、すべて自身一人で作り上げる方式で運営しています。自らの出自への深い理解と探求をベースに、さすが21世紀の製作家らしく歴史に対する柔軟な俯瞰力とエッセンスの抽出力を備えており、これが彼のギターに伝統の濃密さと同時にフレッシュな身振りを与えていることが特筆されます。コンデブランドとして先人達の成果だけに拘泥することなく、また殊更にモダンな潮流に与することもない、現在の地点で求めるべきものを見極めており、その醒めたアプローチは(これだけの名門を一人で担ってゆくことの気負いを一切感じさせない点でも)驚嘆すべきものがあり、文字通り今後が期待される俊秀の一人と言えるでしょう。
[楽器情報]
フェリーペ・コンデ・クレスポ製作 表面板松、横裏板はマダガスカル・ローズウッド仕様のフラメンコネグラ モデル 664mmスケール、2025年製 No.91 Usedです。自らの出自たるコンデ・エルマノスというバックグラウンドについて熟知し尽くしているはずであろうこの若き製作家が、自身のオリジナルブランドとしてのモデルを開発してゆく過程で改めて仔細に参照したのが彼の祖父たちが1970年代に製作したギターだったそう。しかしながらここにはコンデ・エルマノスのあの挑みかかってくるような強さや、さらにはドミンゴ・エステソのロマンティックな気品とも異なる独自のポテンシャルがあり、あくまでも落ち着いた色彩と佇まいの中に異様なまでのスピード感と鋭利なうねりを内包した、まさしく現代の感性によるフラメンコギターとなっていることが特筆されます。
木そのものの持つ粘りが十全に活かされた、どんどんとドライブしてゆくような発音感覚がなんとも心地よく、各音どうしの自然な分離、ネグラならではの重厚さと奥行き、フラメンコにふさわしい身振りとイディオム感覚は、さすがに名門ブランドの4代目としての確かな腕を感じさせます。きりっとした高音と低音の渋く力強いうねりとの対比とバランス、ウッディな触感の音像と繊細な表情などいずれも秀逸で、スパニッシュな表現楽器としてのクオリティも実に高い一本です。
表面板の力木配置はスパニッシュギターのオーソドックスな設計と言えるものになっています。サウンドホール上下(ネック側とブリッジ側)に1本ずつのハーモニックバーを設置し、ホール周りはロゼッタと同じ範囲を覆うように円形の補強板が貼られています。補強板はネック脚と上側ハーモニックバーとの間にも長辺が15cm、厚さ2mmほどの角丸長方形のものが貼られています。表面板下部は左右対称7本の扇状力木とこれらの下端をボトム近くで受け止めるようにV字型に配置された2本のクロージングバーという全体の配置。7本の扇状力木は中央に配された3本が互いに平行に、サウンドホールの直径の幅に収まるようにして設置されており、残りの計4本は少し離れて扇状に拡がるように角度を
| 商品名 | Felipe Conde Crespo [フェリーペ・コンデ・クレスポ] Flamenco Negra No.91 |
|---|---|
| 商品ID | 1571619 |
| 楽器カテゴリ | ギター/ベース/弦楽器 > クラシックギター/フラメンコギター > フラメンコギター |
| ブランド | Felipe Conde Crespo [フェリーペ・コンデ・クレスポ] |
| 型番・モデル | Flamenco Negra No.91 |
| 楽器区分 | 中古 |
| 年式 | 2025年 |
| 程度 | 3+[EX] : 年代相応で標準的な状態 |
| トップ材 | スプルース(松) |
| サイド&バック材 | マダガスカルローズウッド |
| カラー系統 | ナチュラル/木目系 |
| 生産国 | スペイン |
| 弦長 | 664mm |
| ケース | ケース別売り |
| 付属品 | クロス |
| 公開日 | 2026/05/24 |
| 更新日 | 2026/05/24 |
| 住所 | 〒110-0004 東京都台東区下谷3-3-5 アズール上野2F![]() |
|---|---|
| アクセス | 営団地下鉄日比谷線 入谷駅下車。 3番出口(上野方面行きの場合)又は4番出口(三ノ輪方面行きの場合)より徒歩5分。 JR山手線 鶯谷駅下車(南口)より徒歩10分。 近くにコインパーキングあり。 |
| TEL / FAX | TEL:03-3876-7207 / FAX:03-3876-7206 |
| 営業時間 / 定休日 | 営業時間 11:00~19:00 / 定休日 毎週水曜日 |
| ホームページ | http://www.guitarra.jp/ |
| 取扱商品タイプ | 新品, 中古, ビンテージ |
| 取扱商品カテゴリ | アコースティックギター/エレアコ, クラシックギター/フラメンコギター, ギター・ベース・弦楽器用アクセサリ/ケア用品, その他の楽器, CD/DVD/書籍/楽譜/教則本 |
| 対応サービス・設備 |
|
| Jギター決済 |
| 店名 | ギターショップ アウラ |
|---|---|
| 所在地 | 東京都台東区下谷3-3-5 アズール上野2F |
| メールアドレス | info@guitarshop.jp |
| 営業時間 | 営業時間 11:00~19:00 |
| 販売事業者 | |
|---|---|
| 代表者又は責任者 | |
| 所在地 | - 0 |
| 電話番号 | -- |
| 販売価格 | |
| 販売代金以外に必要な手数料等 | |
| 支払方法及び支払時期 | |
| 引渡時期 | |
| 申込み有効期限申込み有効期限 | |
| 保証 | |
| 返品・交換・キャンセル | |
| 販売数量制限その他の特別な条件 |
| 名称 | 株式会社アウラ |
|---|---|
| 許可を受けている公安委員会 | 東京都公安委員会 |
| 許可番号 | 第306619505019号 |

委託販売、買取、下取りのお申し込みは随時受け付けております。
現役の手工製作家によるメンテナンスチェックを実施し、楽器の状態を確認させて頂き正確な査定を致します。
大切な楽器を、「安心」と共に次のユーザーへと引き継ぐことを心掛けています。

確かな技術で、楽器の故障状況を的確に把握し、また、隠れた故障、潜在的な故障を見逃すことなく、適切な修理方法をご提案致します。
深刻な故障でもあきらめる前にまずはご相談下さい。
割れ、はがれ、傷等の破損や故障の補修。音質改善のためのナットとサドルの調整。
弾き心地改良のためのネック反り補正や、弦高、弦幅等を奏者に合わせるフィッティング調整。
更に再塗装、塗り重ね、フレットや糸巻きの調整や交換等の経年劣化に対しての補修、修理まで専門家の知識と技で、あらゆる問題点に関してのご相談、見積もり、リペアまで責任を持って承ります。担当制で木曜・土曜・日曜に各製作家がギターショップアウラに常駐しております。
お困りのことが御座いましたらお気軽に電話でご相談ください。
また、各担当製作家は、スペイン伝統工法に忠実に則り楽器を製作している現役製作家。
使用材からネック幅、弦幅、弦長などディテールを細かく指定出来るオーダーメイドについても製作家と直接ご相談頂けます。
名工から譲り受けた貴重材を使用するプレミアムオーダーメイドも受け付けております。




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