コスパ最高のフラメンコ白、極上の美品
アリアのACシリーズのクラシックギター&フラメンコギターといえば、長らく本場スペイン製というのが最大のセールスポイントであったと思う。
ただ近年ではそういうわけにはいかなくなった。
アリアのOEM製作を担ったマヌエル・サントス工房はすでに閉鎖され、またサントス工房だけではなく、S楽器様で取り扱われていたコスパ抜群のマヌエル・レイモンド社も近年廃業されたと聞く。
我が国においても老舗のギターブランド「松岡良治」が中国にブランド移転されて久しい。
すべて中国製ギターの台頭によるものと思う。
それら中国のギターメーカーの中には、たとえばケネス・ヒルなどそれなりに有名なビルダーに技術指導を受けた(つまりはケネス・ヒルブランドのギターをOEM製作するために?)メーカーもあり製作技術も確実に向上している。
さて本器であるが、ラベルには表記はないが、紛れもなく中国製のフラメンコギターになる。
当店では以前に、シノマンギターや晶ギターなど中国製ギターも取り扱いしてその完成度の高さに驚かされたが、本器のそれはまた一段とレベルアップしたように思う。
たとえば、ネックのジョイントは量産には不向きな「スペイン式」で、相当なマニアの方が本器を見てもスペイン製と勘違いされると思う。
肝心なサウンド面では、たとえばコンデのFE4あたりと比較しても何ら遜色はなく、工作精度や塗装の仕上げ等では本器の方が良いかもしれない。
本器の新品価格は¥165,000(税込み)になるが、この価格で、この完成度であれば、コストパフォーマンスは抜群に高いと思う。
ただしかし本器を褒めちぎるのはここまでにする。
あくまで自身の個人的な見解として言わせていただく。
まずナットの精度が良くない。
本器はほぼ新品同様の状態で入荷したが、その時点で、3弦・5弦・6弦の開放弦や1~2フレットがビレる。
低音弦がビレるのは言わば「フラメンコギターあるある」で特段に言い立てることはないのかもしれないが、フラメンコは思い切り弾きたいし、当方はクラシックギターをおよそ60年以上弾いてきたのでやはり気にはなる。
もっと気になるのは3弦の1F(G♯)と2F(A)の音、とくにG♯はフラメンコ(フリギアン・モード)のキモの音なので使用頻度も高く、その度ごとに少し不快になる。
※もちろんフラメンコではカポの使用頻度も高いので、上記の見解はあくまでノー・カポの場合に限る。
もう一つはサドルの形状。
通常は6弦から1弦にかけて、なだらかな傾斜がついているが本器は入荷時点では傾斜がまるでない。
つまりは6弦と1弦の弦高はほぼ同じ数値。
言うならば生のサドル材をそのまま嵌め込んだ感じ。
自分もフラメンコギターをやりだして分かったことではあるが、確かに6弦と1弦の弦高差は小さい方がラスゲアード・ドブレやアバニコなどはやり易い。
しかしその分だけセーハなどでは1弦~3弦の音が出にくいのも事実と思う。
こんな事を言うとヘイトになるとお叱りを受けるかもしれないが、かの国の職人さんには自分達の作ったギターをなお一層より良くするための「最終調整」の概念がそっくり抜け落ちているように思う。
その根底にはギターも楽器作りというよりは、他と同じ工業製品の一つと捉えているのではないか、そのように思えて仕方がない。
本器の調整については、当店がベストと思う調整を行っており、ベテランのフラメンキスタのサブとしても、またフラメンコギター初心の方にも安心しておすすめできる。
弦高については、6弦2.7㎜、1弦2.2㎜、の数値。
※少しダメージのライトケースが付属する。
| 商品名 | ARIA A-100F フラメンコ白 オール単板仕様 |
|---|---|
| 商品ID | 1603570 |
| 商品コード | cks266 |
| 楽器カテゴリ | ギター/ベース/弦楽器 > クラシックギター/フラメンコギター > フラメンコギター |
| ブランド | ARIA(アリア) |
| 型番・モデル | A-100F フラメンコ白 オール単板仕様 |
| 楽器区分 | 中古 |
| 年式 | 2020年代 |
| 程度 | 4+[NM] : ほぼ新品同様の美品 |
| トップ材 | スプルース(松) |
| サイド&バック材 | シープレス |
| カラー系統 | ナチュラル/木目系 |
| 生産国 | 中国 |
| 弦長 | 650mm |
| ケース | セミハードケース |
| 公開日 | 2026/06/30 |
| 更新日 | 2026/06/30 |
| 店名 | GS-7380 |
|---|---|
| 所在地 | 滋賀県彦根市中央町3-12 CG ビル3階 |
| メールアドレス | info@guitar-gs.com |
| 営業時間 | 12:00~20:00 |
| 販売事業者 | |
|---|---|
| 代表者又は責任者 | |
| 所在地 | - 0 |
| 電話番号 | -- |
| 販売価格 | |
| 販売代金以外に必要な手数料等 | |
| 支払方法及び支払時期 | |
| 引渡時期 | |
| 申込み有効期限申込み有効期限 | |
| 保証 | |
| 返品・交換・キャンセル | |
| 販売数量制限その他の特別な条件 |
| 名称 | 東堤康二 |
|---|---|
| 許可を受けている公安委員会 | 滋賀県公安委員会 |
| 許可番号 | 許可第60103H210018号 |
Aria(アリア):愛知県名古屋市の荒井貿易(1956年創設)が1960年にスタートしたギターブランドで、現在はフォークギターやクラシックギターのARIA、アコースティックギターのAria Dreadnought(アリアドレッドノート)、プロ志向の次世代(II)ギターを目指したエレクトリックギターブランドAria Pro II(アリアプロツー)、エレクトリックベース等のLEGENDなどがある。(Aria/アリアのキーワード検索結果はこちら)
Aria(アリア):愛知県名古屋市の荒井貿易(1956年創設)が1960年にスタートしたギターブランドで、現在はフォークギターやクラシックギターのARIA、アコースティックギターのAria Dreadnought(アリアドレッドノート)、プロ志向の次世代(II)ギターを目指したエレクトリックギターブランドAria Pro II(アリアプロツー)、エレクトリックベース等のLEGENDなどがある。(Aria/アリアのキーワード検索結果はこちら)

