
近年、アコースティックギターでソロギターを演奏する人が急増し、販売されるアレンジ譜も大変多くなりました。
市販の譜面を購入&演奏をして楽しんでいる人の中にも「そろそろ自分でも好きな楽曲をアレンジしてみたい」と思っている人もいると思います。
でも、なかなかハードルが高くて、途中で投げ出してしまってはいませんか?
このシリーズでは楽曲をソロギターにアレンジしていくにあたって必要な基本や、ノウハウ、コツ等を分かりやすくお伝えしていきます。
動画を見ながら練習をすると色々なアレンジができるようになるだけでなく、他の人のアレンジを分析することで音楽の幅が大きく広がると思いますので、ぜひトライしてみてください。
ギタリスト 西山 隆行
第3回) 必要なポイントにコード音を追加しアレンジに新鮮さを演出
難しいテクニックを使わずに一味違うアレンジが可能
■メロディにコード音を追加する
練習曲:ふるさと (Key C)
< EX-11 単音メロディ弾き >
・単音メロディのみを練習をし、ポジションやリズムをしっかりと暗記しよう
< EX-12 メロディにシンプルなベースを加えたアレンジ >
・コード進行を知るために、コードのベース音のみを加えよう
< EX-13 各小節の1拍目にコード音を加えたアレンジ >
・ソロギターのオーソドックスなアレンジ
・1拍目にコード音を発音させることで楽曲に安定感を与える
・特に伸びやかなサウンドにはベストマッチのパターン
< EX-14 各小節の2拍目にコード音を加えたアレンジ >
・リズムのアクセント変更させることができる
・同じテンポでもよりスピード感が表現でき、新鮮味のあるアレンジになる
< EX-15 各小節の3拍目にコード音を加えたアレンジ >
・コード音を1拍目や2拍目で発音しない場合、メロディがしっかりと聴こえる
・メロディをアピールしたい箇所では、あえてコード音を鳴らすタイミングをズラしてみることもアイデアの一つ
→ 第3回 必要なポイントにコード音を追加しアレンジに新鮮さを演出
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