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Product Description

エレキギターの歴史を熟知した上で近年の最先端の技術を取り入れつつも高いコストパフォーマンスで多くのプロミュージシャンが愛用するESP Guitar。ESPを愛用する最も有名な国内アーティストと言えば誰しもがThe Alfeeのギタリストである高見沢俊彦氏の名前が挙げられることかと思います。高見沢氏の愛用ギターと言えば、やはりAngelモデルとFlying TVモデルが双頭となり、そこから多くのミュージックシーンが生み出されてきました。

他には無いルックスを持つ変形ギタースタイルのエンジェルモデルに比べ、オーセンティックなFlying TVモデルですが、今までに数多くのラインナップがあり、その中でも2006年以降のライプステージで特に目を惹いた鮮やかなブルーカラーが美しいPremium Blue Sunburstは特に印象的で、”青い瞳”と言えばこのカラーを彷彿させるファンの方も多いかと思います。こちらはESP公式HP内にあるESP MUSICIAN’S GALLERYより高見沢氏が実際にステージで愛用するギターコレクションが掲載された”Gallery of Guitar Heaven”でも確認出来ます。そのギャラリーにピックアップされた13本のFlying TVモデルの内、殆どが限定モデルや受注生産モデルと、入手は難しくとも一般販売されていたモデルとなりますが、その中でもプロトタイプとなるKUROGINモデルを除けば唯一の非売品モデルとなるPremium Grade Quilt Top Flying TV Premium Blue Sunburstモデル。 ファンの中では有名な一本ながらも一般販売は一切無く、Not For Saleの通り本人所有機しか存在しない唯一無二のモデルでありました。

今回ご紹介させて頂く一本は、本人所有機しか存在しないはずの幻のモデルとなる、そのPremium Blue SunburstのFlying TVモデル。前ファーストオーナー様が入手された経緯としては、2007年5月にNHKホールにて開催されたThe Alfee’s Guitar Heaven。そこには4本のFlying TVが展示されており、Black Gorgeous（2006年、20本のみ限定受注生産）、Tiger（2006年、完全受注生産）、Premium Pink Sunburst（2007年、完全受注生産）、そしてそこに唯一無二の非売品モデルとなるPremium Blue Sunburstモデルが展示されていました。もちろんシリアルは無く、おそらくこちらのギターショウに向けて製作されたワンオフ品、または本人所有機と同時に製作されたプロトとしてESPが保管してきた一本かと推察されますが、内容としては本人所有機と全くの同スペックを採用、2007 The Alfee’s Guitar Heavenが開催されたデイト（2007.5.26）と併せて本人直筆のサインが入れられており、そちらをファーストオーナー様が入手されております。もちろん展示後にも一般販売されることは無く、本人所有機以外にはこちらの一本のみと思われる究極のプレミアムモデルになります。更に前ファーストオーナー様がコレクション重視にて大切に保管されてきた為、2006～2007年の製作品と既に17～18年の歳月が経過しているのにも関わらず、目立った使用感無く、バックパネルの保護シールも残っており、新品販売時と大きく変わらない極上ニアミントのコレクタブルコンディションです。

まずそのスペックとしては、ボディ材にはヴィンテージではお馴染みのホンジュラスマホガニーを、ボディトップには最高峰となるプレミアムグレードのキルテッドメイプルを採用。そして本モデルの一番の特徴でもあるフィニッシュカラーには、プレミアムブルーサンバーストが採用されておりますが、極上過ぎるキルトトップの杢目と最高のマリアージュを魅せ付けるPremium×Premiumが織り成す唯一無二のルックスとなっております。採用された材自体も意図してか、本人所有機と酷似したフィギュアドとなっている点もファンには嬉しいポイントです。続いてネックには強固なメイプル3P仕様にて、こちらにも薄っすらながらフィギュアドが確認出来ます。指板にはダークなローズウッドに鮮やかなアバロンドットインレイ、ヘッドはボディトップのフレイム系フィギュアドとは異なる珠歪のキルトメイプル＆マッチングカラー仕様、ヘッドロゴもMOPのシンプルなデザインとなっております。その他としては、ボディトップはフィギュアドを活かしたナチュラルバインディング仕様、フロイドローズロッキングトレモロ、Gotoh製チューナー、ロック式ストラップピン、コントロールマウントのピックガード、プラスティックパーツはクリームカラーで統一、ハードウェアはゴールドで統一した豪華なルックスで、トラスロッドカバーもゴールドミラータイプを採用。またトグルスイッチも本人所有機同様にクローム＆ブラスとサイズ＆カラーの違う物が搭載されている点にも拘りが感じられます。

そして気になるサウンドですが、ピックアップにはSeymour DuncanのSH-2n、SH-2n、SH-14を搭載した3ハムバッカー仕様にて、他に例えることもなく高見沢氏本人とドンズバのサウンドをアウトプットします。メイプルトップ＆メイプルネック特有の音に厚みのある硬質な芯の強さは、クリーン時にはクリスタルのような洗練された煌びやかなトーンに、ドライブ時には哭き叫ぶようなディストーションサウンドをアウトプットします。エフェクター類との相性も良く、早いレスポンスと音抜けの良いロングサスティーンも魅力の一つです。ＨHHレイアウト＆3wayセレクターに加え、マスターボリュームノブのPullでセンターＰＵをオンとし（センターPUは常にコイルタップ状態）、コイルタップスイッチを搭載する事での幅広いサウンドメイクを可能とします。高見沢氏を象徴するフロイドローズでのアーミングプレイも然り、EMGピックアップに載せ替えても楽しめる一本となっております。

最後に状態としては、前ファーストオーナー様が新品購入後、コレクション重視にて大切にされてきた為、17～18年が経過した今でも新品時と大きくコンディションは変わっておりません。もちろんパーツ類は変更歴無しのフルオリジナルにて、保管状態も良かったせいか、経年によるウェザーチェックもございません。神経質に見渡せば、金属パーツに経年による僅かなくすみ、僅かなスレ程度こそ見受けられますが、目立った打痕やありがちなバックルスクラッチ等の特筆するダメージは無く、年式を考慮すればニアミントと呼ぶに相応しい極上美品のコレクタブルコンディションとなっております。演奏面としてもネックコンディションは良好でトラスロッドの余裕もシッカリと残っており、フレットはほぼ減りが見られず98%コンディション、電装関係の不具合もございません。ケースもオリジナルのハードケースにて付属品も当時のESP保証書、専用工具、限定ピック（The Alfee 30th）が付属致します。