栗山 大輔 Daisuke Kuriyama ヘルマン・ハウザー1世モデル No.64 2019年 640mm 松 インディアンローズウッド
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:表板 セラック
:横裏板 セラック
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 2.4mm / 6弦 3.3mm
〔製作家情報〕
栗山大輔 Daisuke Kuriyama 1981年生まれ。東京造形大学在学中に独学でギター製作を始めます。卒業後の2003年大手楽器店に入社し修理部門として10年以上従事し、そこで多くの国内外の名器を実地に研究する機会を得たことが、現在の彼の類まれなバランス感覚に支えられた音色への感性を育んだと言えるでしょう。在籍中に製作家の尾野薫を紹介され、2010年より尾野氏の工房にて直接指導を受けるようになります。その後独立し年間6~8本程のペースで極めて精緻な造作による上質なギターを製作。トーレス、ドミンゴ・エステソ、マルセロ・バルベロ1世モデル等のスペインの伝統工法に立脚した彼の楽器はどれも古き良きスパニッシュギターの味わいと響きが素直に体現されており、現在多くのジャンルのユーザーに愛されるブランドとなっています。2020年にはフランスの出版社Camino Verde刊 Orfeo Magazine No.15で彼のインタビューと楽器が紹介されました。
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〔楽器情報〕
栗山大輔のハウザー1世モデル 2019年製 No.64 Usedです。
本作はいわゆる1937年製の「セゴビア」モデルではなく、それに先立つ1929年に製作されたハウザー1世ギターに準拠して作られたもの。1924年にアンドレス・セゴビアの演奏によりスパニッシュギターの洗礼を受け、彼の所有するマヌエル・ラミレスのギター(実際に製作したのはサントス・エルナンデス)をサンプルに、ハウザー1世はスパニッシュスタイルによるドイツギターの創案に着手します。そして1937年に製作した「セゴビア」モデルにてその絶嶺に達しますが、そこに至るまでには試作品の域をはるかに超えた名品を多く残しています。栗山氏がここで取り上げた1929年モデルは、あの印象深い1928年製リョベートモデルと、プレ・セゴビアモデルともいえる1931年製モデルとの間に位置する、ハウザー自身の探求と製作のバランスが強い緊張感を持っていた時期の名品とされているものです。スパニッシュギターに対する誠実なリスペクトが具現化したようなモデルでありながら、後のセゴビアモデルを濃密に予感させもするこのレアな一本を栗山氏はオマージュモデルとしてセレクト、彼のこのアプローチは世界的に見ても非常に珍しいものとなっています。
まずはその外観、アントニオ・デ・トーレスの影響を如実に感じさせる、同心円のヴァリエーションによる大きなロゼッタがなんとも印象的。駒板のタイブロックとその両脇に象嵌された白蝶貝ドット、そしてマヌエル・ラミレス的意匠のヘッドデザイン、これらがやや小振りなシェイプのボディのなかでそれぞれアクセントとなり、ハウザーモデルとしての洗練を経て、個性的かつ上品な佇まいのなかに統一されています。
音質においても木質のヴィヴィッドな響きはいかにもスペイン的ですが、ここに低音から高音までが一つの線のように繋がってゆくような音響設計が構築されているところなどはやはりすぐれてハウザー的な特徴を備えていると言え、その解放感とスマートさの両立の按配がなんとも心地よい。さらには撥弦時の、爪弾きの感覚とともに粒立ちの良い音像が発音される(まるで点が刻印されてゆくように)、そのこりっとした音の粒の感触。楽音としてのニュアンスも十分で、タッチの変化に対する反応も秀逸です。
表面板力木配置はサウンドホール上側(ネック側)に1本のハーモニックバーと、1枚の薄い補強板、下側(ブリッジ側)にも1本のハーモニックバーを設置し、ホール両わきは各1枚の角型の薄い補強板が貼られています。扇状力木は左右対称7本、ボトム部でこれらの下端を受け止めるようにV字型に配置された2本のクロージングバー、駒板位置にはほぼ同じ面積に薄い補強板が貼られています。レゾナンスはF#の少し上に設定されたいます。ボディ重量は軽めの1.41㎏。実はこの力木配置そのものは1937年製セゴビアモデルにほぼ準拠したもの(※栗山氏の製作するハウザーモデルは現在のところすべてこの1929年タイプとなっていますが、内部構造についても1929年オリジナルハウザーに即しており、これは1937年製の構造とは異なります)。これは本作がクライアントによるカスタムオーダー品として製作され、その際のスペック設定により力木配置には1937年の設計が採用されたという経緯があります。
全体は塗装含め出荷時のオリジナルスペックを維持しています。丁寧に弾き込まれており、割れなどの大きな修理歴はありません。表面板の指板両脇やサウンドホールの高音側、駒板下などのエリアに軽微な弾き傷等ありますがほとんど目立たないレベル、横裏板は演奏時に胸の当たる部分などにわずかな摩擦あとなどありますがこちらも外観を損ねるものではありません。ネック裏も綺麗な状態を維持しています。ネック、フレットともに良好な状態です。ネック形状はDシェイプの普通の厚み。弦高値は2.4/3.3mm(1弦/6弦 12フレット、サドル余剰1.0mm)と低めのセッティングで、640mmのスケール設定と相乗して左手の演奏にはストレスがかなり軽減されていますので手の小さめな方や握力が弱めな方にもおすすめです。糸巻はGotoh製を装着しています。
| 商品名 | Daisuke Kuriyama [栗山 大輔] ヘルマン・ハウザー1世モデル No.64 |
|---|---|
| 商品ID | 1603158 |
| 楽器カテゴリ | ギター/ベース/弦楽器 > クラシックギター/フラメンコギター > クラシックギター |
| ブランド | Daisuke Kuriyama [栗山 大輔] |
| 型番・モデル | ヘルマン・ハウザー1世モデル No.64 |
| 楽器区分 | 中古 |
| 年式 | 2019年 |
| 程度 | 3+[EX] : 年代相応で標準的な状態 |
| トップ材 | スプルース(松) |
| サイド&バック材 | ローズウッド |
| カラー系統 | ナチュラル/木目系 |
| 生産国 | 日本 |
| 弦長 | 640mm |
| ケース | ハードケース |
| 付属品 | クロス |
| 公開日 | 2026/08/16 |
| 更新日 | 2026/08/16 |
| 住所 | 〒110-0004 東京都台東区下谷3-3-5 アズール上野2F![]() |
|---|---|
| アクセス | 営団地下鉄日比谷線 入谷駅下車。 3番出口(上野方面行きの場合)又は4番出口(三ノ輪方面行きの場合)より徒歩5分。 JR山手線 鶯谷駅下車(南口)より徒歩10分。 近くにコインパーキングあり。 |
| TEL / FAX | TEL:03-3876-7207 / FAX:03-3876-7206 |
| 営業時間 / 定休日 | 営業時間 11:00~19:00 / 定休日 毎週水曜日 |
| ホームページ | http://www.guitarra.jp/ |
| 取扱商品タイプ | 新品, 中古, ビンテージ |
| 取扱商品カテゴリ | アコースティックギター/エレアコ, クラシックギター/フラメンコギター, ギター・ベース・弦楽器用アクセサリ/ケア用品, その他の楽器, CD/DVD/書籍/楽譜/教則本 |
| 対応サービス・設備 |
|
| Jギター決済 |
| 店名 | ギターショップ アウラ |
|---|---|
| 所在地 | 東京都台東区下谷3-3-5 アズール上野2F |
| メールアドレス | info@guitarshop.jp |
| 営業時間 | 営業時間 11:00~19:00 |
| 販売事業者 | |
|---|---|
| 代表者又は責任者 | |
| 所在地 | - 0 |
| 電話番号 | -- |
| 販売価格 | |
| 販売代金以外に必要な手数料等 | |
| 支払方法及び支払時期 | |
| 引渡時期 | |
| 申込み有効期限申込み有効期限 | |
| 保証 | |
| 返品・交換・キャンセル | |
| 販売数量制限その他の特別な条件 |
| 名称 | 株式会社アウラ |
|---|---|
| 許可を受けている公安委員会 | 東京都公安委員会 |
| 許可番号 | 第306619505019号 |

委託販売、買取、下取りのお申し込みは随時受け付けております。
現役の手工製作家によるメンテナンスチェックを実施し、楽器の状態を確認させて頂き正確な査定を致します。
大切な楽器を、「安心」と共に次のユーザーへと引き継ぐことを心掛けています。

確かな技術で、楽器の故障状況を的確に把握し、また、隠れた故障、潜在的な故障を見逃すことなく、適切な修理方法をご提案致します。
深刻な故障でもあきらめる前にまずはご相談下さい。
割れ、はがれ、傷等の破損や故障の補修。音質改善のためのナットとサドルの調整。
弾き心地改良のためのネック反り補正や、弦高、弦幅等を奏者に合わせるフィッティング調整。
更に再塗装、塗り重ね、フレットや糸巻きの調整や交換等の経年劣化に対しての補修、修理まで専門家の知識と技で、あらゆる問題点に関してのご相談、見積もり、リペアまで責任を持って承ります。担当制で木曜・土曜・日曜に各製作家がギターショップアウラに常駐しております。
お困りのことが御座いましたらお気軽に電話でご相談ください。
また、各担当製作家は、スペイン伝統工法に忠実に則り楽器を製作している現役製作家。
使用材からネック幅、弦幅、弦長などディテールを細かく指定出来るオーダーメイドについても製作家と直接ご相談頂けます。
名工から譲り受けた貴重材を使用するプレミアムオーダーメイドも受け付けております。




東京都内に、上野入谷・秋葉原・学芸大学・池袋の5教室を展開している「アウラ音楽院」。クラシックギター、フラメンコギターのみならず、ウクレレ、エレキギター、マンドリン、ポルトガルギターなど・・それぞれの講師達が得意とする分野の歴史と伝統の中で培われた技術を、自然と身に付けて行く事が出来ます。ギター初心者からプロ志望の方まで、課題や目的が違うひとりひとりとじっくり向き合い、講師と一緒に夢の実現に向けて上達を目指せる教室です。
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