
多彩なギターテクニック、グルーブ感、ダイナミクスの表現力、全てにおいて圧倒的で聴く者を常に魅了しつづける至高のギタリスト「トミー・エマニュエル / Tommy Emmanuel」のギタースタイルをしっかりと学ぶことは、皆さんのギターライフにとても良い影響や刺激を与えてくれると思います。
これまでのトミーとの交流のなかで僕が直接学んだことをはじめ、日本人の目線でのトミーのアレコレ、色々な角度から考える楽曲の成り立ちなどもお伝えしていきます。
ギャロッピング奏法やサムピックを使ったテクニック等は本当に奥が深く、長期的な練習の継続も必要ですが、何よりも「トミーのように弾けたらきっと楽しいだろうな、自分もやってみたい!」と思うことが一番大切です。
楽しく演奏をするためにしっかりと土台を作り、トミーのスタイルを吸収して成長していきましょう!
ギタリスト 西山 隆行
第3回) トミー・スタイルの特徴とギャロッピング奏法の基礎 Part.3
ミュートやストラムを活用したグルーヴィーなギャロッピング
< EX-5 >
・左手首のスナップを効かせて弦の音をしっかりミュートをすることが大切。
・ストラムをするときは、勢いよくしっかりと弦を撥音させることを意識する。
< EX-6 >
・人差し指を3弦2フレットに置いたままコードチェンジをする。
・ネイルアタックは大きな音が出やすいので、音量のバランスを見極めて!