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ギターテクニック【ギター好きも楽しめる、ソロ・ウクレレ講座】第6回 アップしました!

【ギター好きも楽しめる、ソロ・ウクレレ講座】第6回

今まで有りそうで無かった「ギター弾きの目線からのウクレレ」という内容のウクレレ講座です。
普段はギターのみを弾いている人でも、実はウクレレに興味を持っている人は少なくないと思います。
自分もウクレレに少しトライをしてみて、その面白さにハマってしまいました。
ギターで得た多くの知識はウクレレに流用することができますから、あっという間に弾けるようになりますよ。
ウクレレの弦は4本でギターと比べると音域は狭いですが、だからこそ、特にコード音やベース音のアレンジは”ギタリスト的考え方”では思いつかない新鮮なアイデアが生まれます。
”弦の数が少ない=音を省くアレンジ”という考えはとても勉強になりますし、ソロ・ウクレレで演奏できる曲が増えてくると、そのテクニックや知識をギターへ応用することもできます。
ですので、ウクレレが弾けると、ギター演奏の幅も広がります。
少しづつレベルアップが出来るようにレクチャーしますので、ギターもウクレレも楽しみながら演奏してくださいね!
ギタリスト 西山 隆行

応用編2 楽曲をアレンジしてみよう[2] 練習曲:家路(Going Home)
原曲が持つイメージとは真逆な独創的で大胆なアレンジ

■EX-15 練習曲 [家路(Going Home)]
・フルヴァージョンの演奏を聴いてみよう

■エクササイズのポイント(パートごとの詳しい解説)

< Aメロ >

・スローテンポ・パート(Aセクション)
ここではシンプルにメロディ音+ベース音を主体に演奏し、アカペラで伸びやかに歌うような雰囲気を作っています。
出だしの音は、あえてハイポジションを使うことでメロディ音をしっかりと発音できるようにしています。

 

< Bメロ >

・アップテンポ・パート(Bセクション)
「シャッフル・リズム+定期的なベース音」が鳴るアレンジにしており、原曲のノスタルジックな世界観から一気に明るく元気なイメージに変わるようにしています。
また、「メロディ音+ベース音の2和音」にすることで、ストレートなスピード感を演出しています。

 

< Cメロ >

・アップテンポ・パート(Cセクション)
ここでも「メロディ音+ベース音」のアレンジを使っていますが、ベース音をウォーキングベースにすることでBメロとの対比をつけています。ベース音に動きがあると、より一層スピード感を演出できます。
Cメロでさらにスピード感を増すようにしたかったため、あえてBメロではウォーキングベースにしなかったという部分もアレンジのポイント。

 

< Dメロ~エンディング >

・アップテンポ・パート(Dセクション)
基本的にはBメロと同じパターンのセクションですが、Cメロと同じ様にここでもウォーキングベースを使用してBメロとの対比をつけています。
また、エンディングに入る前の部分で、楽曲のスピード感を落とさないためにベース音を間髪入れずに演奏をすることで、まだまだ曲が続くというアピールをしています。

・エンディング・パート(Eセクション)
聴いている人に「あれ?ここで終わらないんだ、いつどういう感じで曲が終わるんだろう?」というワクワクする気持ちを持ってもらうためのアレンジ。 原曲にはないエンディングを追加することで、楽曲に新鮮さを加えています。

第6回 応用編2 楽曲をアレンジしてみよう[2] 練習曲:家路(Going Home)
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