【メーカーHPより】コンセプトは「T-Bone Blues Special」
カール・パーキンス、ローウェル・フルソン、ゴリー・カーター等R&R、BLUESミュージシャンが黎明期に使用したP-90 3基搭載のフル・ボディ・フルアコ。そして何と言ってもモダンブルースの父Tボーン・ウォーカーのあのサウンド。B.B.キング、チャック・ベリー、ゲイトマウスブラウン等を魅了したそのプレイ、そしてそのアコースティック感を 持ちつつもキレの有るあのサウンド。そのサウンドを求めるべく企画。ピックアップは、独自にハンドワイヤリング製作し、低音がブーミーに成りすぎないようネック&ミドルピックアップはワイヤーのターン数を抑え、ブリッジピックアップは、やや多めにテンションを緩めにワインドし、キレがありながらもミッド&ローが力強いトーンとなるようにしている。合板が持つナイスなトーンを最大限にメリット化し独自なレイヤーを施してある。コントロールはSTと同じくToggle SWにて3つのP.U.切替、1 Masterl Volume & 2 Tone (Front Tone、Middle&Bridge Tone)仕様。2P.U.、1P.U.モデルと3モデル同時発売。そのフルボディ構造とピックアップとのバランスにより、先述のプレイヤーが残したサウ ンドを容易に出せるモデル群である。
「Detroit Jazz Block」
Detroit Jazzと同じように、アンプに通した時のトーン、音量を第一に考えてデザインし、フルアコースティック構造ながらも、サウンドの芯とサスティーンを得る為に、ブリッジの裏側に当たる位置に15mmの分厚いスプルース材を施してある(幅80mm長さ70㎜)。そ のブロックにさらに切り込みを入れる事で質量を少し減らし、サウンドの芯を持ちながらも弦をヒットした際の出音の腰の強さを若干軽減させ,甘さと強さを併 せ持った立ち上がり感となっている。これにより深胴の持つハウリング問題、低音のもたつき感等を軽減させつつ、よりブルージーなサウンドとなっている。