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Product Description

1997年にアメリカ・ノースカロライナにて創立したMcNaught Guitars。オーナー兼ビルダーであるDave McNaughtとサポートビルダーの2名によって製作されるオールハンドメイドギター。どのブランドよりも高いクオリティの材と卓越した拘りの技術によって、月間僅かに5～6本しか生産出来ずも、その評価は本国アメリカのみならず、世界的に高く賞賛され続けております。中でもDTM独自のセット・スルーネックと呼ばれるネック接合技術は、技術と手間の結晶でもあり、唯一無二のサウンドを誇ります。

今回ご紹介させて頂く一本は、新品販売時にはギターマガジンにも掲載された、PRSで言うところのプライベートストッククラスとなるレギュラーモデルとは完全に別格のBUG特注カスタムオーダー品。レスポールスタイルのVintage SingleCutモデルをベースにし、ダイヤモンドグレードトップ、現在はオーダー不可能なハカランダ等、惜しげも無く採用された希少かつ極上ウッドマテリアルと、細部にまで渡る豪華なオプショナルスペックが多数盛り込まれた贅沢極まり無い特別過ぎる逸品。またこちら2003年製と22年前の製作品ながら、ファーストオーナー様がコレクションとして未使用状態にて大切に保管されてきたデッドストック・ミントコンディションの一本になります。

まずそのスペックとしては、Vintage Singlecutモデルをベースに、DTMブランドの顔とも言えるボディトップにはArtist Gradeとも言われる最上級ダイヤモンドグレードのフレイムフィギュアドメイプルを採用。フィニッシュはチャコールブラック系となるSafariカラーを採用し、極上トップとの最高のマッチングを魅せ付けます。ボディバックには全体にシッカリとフィギュアドの浮かぶ厳選されたマホガニーを採用し、トーン向上を図るチャンバード加工が施されております。続いてネックにもフィギュアドのギラつきを感じさせる良質なマホガニーにて、こちらはプレイ面も考慮したサテンフィニッシュで仕上げられ、ボディとの接合部はDTMのお家芸となるセット・スルーネック方式を採用。こちらはセットネック構造ながら、ボディエンド近くまでネックが伸びたスーパーディープなジョイント方式となっており、スルーネック構造同様にボディとネックの一体感、そして極長のロングサスティーンを可能とします。そして極めつけとして指板材には現在ではオーダー不可となるハカランダ（ブラジリアンローズウッド）が採用され、非常にダークなコントラストの中に強い黒の杢目が走る最高峰の材にて、更に追加オプションである美しい発色のパウア・アバロンにてオフセット・ブロックインレイを、極上フレイムフィギュアドメイプルを採用したネックバインディングが施されます。その他としてはヘッドストックはマッチングのダイヤモンドグレードフィギュアドメイプル＆マッチングフィニッシュ。ボディバインディングはそのフィギュアドを生かしたナチュラルバインディング、フィギュアドメイプルのトラスロッドカバー、所謂クワガタヘッドと呼ばれるオリジナルヘッドシェイプにブランドロゴ、Hipshotのシンクロトレモロ、スパーゼルロッキングチューナー等々、他には無い拘りのアップグレード・オプションスペックが多数確認出来ます。

そして気になるサウンドですが、これらの極上ウッドマテリアル＆豪華スペックによるポテンシャルを最大限生かしたサウンドにこそDTMの真髄が現れます。サウンドの要となるピックアップもアップグレード・オプションとなるRio Grandeハムバッカー×2を搭載、サーキットもカスタム仕様となっております。またトレム仕様とすることでストップテイルのようなドンシャリ系ではなく、トーンやテンションバランス、ビブラート感、アーミングのフレキシブルなプライアビリティを持ち、ロックはもちろんのこと、ジャズやブルースなどにも堪らなくマッチするハイクオリティなトーンをお愉しみ頂けます。煌びやかで美しいハイレンジとふくよかで適度なコシと強さをもったローミッド、どのポジションでもロングサスティーンを生かす心地よい音色を持ち、ハカランダ指板ならではのヴィンテージ感を感じさせるリッチで豊かな音の深みが感じられます。2Vol、2Toneと王道のレスポールコントロールレイアウトに加えて、各ピックアップのシリーズ⇔コイルタップ⇔パラレル切り替えの3wayトグルスイッチを搭載し、甘く味わい深いクリーンから、アグレッシブなエッジ感の鋭いドライブサウンドまでオールジャンルで活躍してくれる多彩なサウンドメイキング幅を持っております。またDTMならではのセット・スルーネック構造により、レスポンスの高いボディとネックの一体感、強烈なロングサスティーンはギタリストを虜にする魔性のサウンドと言っても過言ではありません。

最後に状態としては、上述でも触れました通りファーストオーナー様が新品購入後、コレクションとして大切に保管されてきました為、22年前の製作品ながら新品時と殆ど変わらない、まさかのデッドストック・ミントコンディションをキープ。バックのパネル類に僅かなスレこそ見受けられますが、他に使用感を感じさせないことからも新品時からのものかと推察されます。演奏面としてもネックコンディションは良好でトラスロッドは出荷時以外は未使用、フレットも99%、電装関係の問題も無く、新品商品と変わらないフィーリングにてお使い頂けます。付属品についても認定書、ショップオーダー時のオーダースぺックシートの原本、その他書類関係や付属品一式（画像参照）、新品販売時のポップも残っております。もちろんケースもオリジナルハードケースが付属致します。

現在では金額の多寡に関わらずオーダーすら出来ない希少なハカランダ指板スペックに加え、ダイヤモンドグレードトップ、チャンバード仕様、パウアアバロンインレイ、Rio Grandeピックアップ＆カスタムサーキット、ヒップショットトレム等々、ルックスだけでなくサウンドにも拘った極上ウッドマテリアル＆豪華アップグレード・オプションが多数採用された、Bottom’s Upならではの特注カスタムオーダー品。当時ギターマガジンに掲載されていたのも納得の内容です。楽器業界全体が高騰した今となってはDavid Thomas McNaughtの高額モデルとなれば150万円前後で販売されるものもある中、こちらは高騰前となる22年前の製作品にて、新品価格は748,000円。仮に今同内容でオーダーするとなれば倍の150万円前後になるかと予想されます。オーダーすら出来ない初期製作のプレミア過ぎる内容に加えて、22年の歳月を無視したデッドストック品という事もあり、適正価格としては150万円オーバーでもおかしくない一本ながら、今回ファーストオーナー様からのご厚意もあり、非常にお値打ちな特別価格にてご案内させて頂く事となりました。この機会を逃せば二度と手に入らない唯一無二のコレクタブルアイテムとなっておりますので、お気になりました方は是非この二度と無いチャンスをお見逃しなく。