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Product Description

Fender社において最も歴史が長く、ソリッド・エレキギターの原点であり、今も昔も多くのミュージシャンに愛用される王道”Telecaster” 前モデルとなるBroadcasterからNocaster、そして1952年にTelecasterのモデル名として発表されました。近年の最高峰となるレギュラーラインとは別セクションにて、厳選された材、カスタムショップの中でも指折りの選ばれたビルダーによって製作されるマスタービルダーシリーズ。

ロベンフォード選任ビルダーとしても名高く、ジョー・ボナマッサ、ジェフ・ヒーリー、ハンク・マーヴィン、ジョン・メイヤー、ロンダ・スミス、ニール・ショーン、ピート・ウェンツをはじめとしたワールドクラスのアーティスト達へのギターも製作してきており、マスター・ビルダーの中でも近年特に高い人気を誇るグレッグ・フェスラー。

今回ご紹介させて頂くのはそのグレッグ・フェスラーと、Fenderがその魅力に惚れた希代のアーティストであるマディソンロイとのコラボレーションモデル。過去にも何度かFender×Madison Royのコラボギターが存在しますが、国内に入荷する事は殆ど無くネット上でしかその存在を知らない方も多いかと思われます。今回の一本は、伝統的なスタイルをベースにしながらも近年の高い技術を取り入れたCustom Deluxe Telecasterに、春分を意味するEquinoxのフラワーモチーフ・フリーハンドペイントが施された世界に一本となるコラボレーション・テレキャスター。加えてソリッドカラーフィニッシュながら王道のアッシュボディ、真っ黒なローズウッド指板、良質なクォーターソーンメイプルネック等の厳選材、最高峰のサウンドをアウトプットするホセフィーナカンボスによるハンドワウンドPUの採用等、その唯一無二のルックス、サウンド、プレイアビリティ、全てに拘り抜いた唯一無二のプレミアム過ぎる一本。コレクター様放出の極上ニアミントコンディション品になります。

今回のベースとなるのはCustom Deluxe Telecasterとなりますが、ただその内容はレギュラーモデルとは全くの別物と感じさせる程、グレッグ・フェスラー製作品ならではの拘りが詰まっております。まずそのスペックとして、ボディは通常テレキャスターモデルのソリッドカラーですとアルダー材が採用されるのがデフォルトながら、こちらは1950年代から続く王道を継ぐべく良質なアッシュ材を採用。そしてそこにMadison Royのフリーハンドペイントにてアートが描かれます。こちらのテーマは春分を意味するEquinoxのインスピレーションペイントにて、美しいフラワーモチーフから、春の息吹を感じる草木を表現する内容が各所に施されております。それに加えピックガードもキャンバスの延長としてのペイントを、ヘッドにもマッチングデザインのペイントが施されており、そのインパクト、美しいルックスはギターの枠を超え、美術館に展示されるような芸術品として仕上げられております。その他ネックには厳選されたクォーターソーン（柾目取り）メイプルを、指板にはダークローズウッドの中でも特に厳選されたエボニー同等レベルの真っ黒なローズウッドが採用され、指板サイドもロールド加工が施されるなど、材のセレクトから細部に渡るまで拘り抜いた内容が確認出来ます。

素晴らしいルックスと特別なスペックに目を奪われがちですが、流石グレッグフェスラーの作品だと感じさせるサウンドにも脱帽させられます。まず生鳴りにてその本質を確認すると、質の高いウッドマテリアルが反映した、密度の高い強い芯と、アコースティックトーンの要素も感じる心地よいエアー感により、美しい旋律を奏でます。またボディとネックの一体感も素晴らしく、ボディの振動が左手の痺れとなってそのままネックに伝わります。出力面としても、ピックアップにはアビゲイル・イバラ女史の跡を継ぐ天才ピックアップアーティストのホセフィーナ・カンポスによってハンドワウンドで製作されたTwisted Tele×2を搭載し、通常のカスタムショップ製のピックアップとは完全に一線を画すまさにヴィンテージとモダンが融合したこの上無い高いクオリティのテリーサウンドをアウトプットします。ジャキッと歯切れ良いアタック感と、ヴィンテージ顔負けの素晴らしいトーンを感じさせ、レスポンスも早く、ピッキングニュアンスの再現度も良く、ロックはもちろん、カントリー、R&R等々、オールマイティかつ、どのサウンドメイク時にも高いクオリティを感じさせてくれます。クリーンアンプからのヴィンテージライクなクリアかつ味のあるサウンド、ドライブアンプからの力強い音抜けを併せ持ち、この特別なルックスに相応しい最高のサウンドを感じて頂けるかと思います。

最後に状態としては、こちら新品販売時から当店に入荷するまでの経緯がネット上にも残っておりますが、ファーストオーナー様は未使用状態にて保管され、それをセカンドオーナー様がご購入されておりますが、こちらでも未使用状態にて保管されてきたとの事です。薄い塗装に加えて、特殊なペイントとなります為、経年による塗装の痩せが各所に見受けられ、軽微なダメージとの判断がつきにくい部分がございますが、目立った使用感は無く、2017年製と8年前の製作品という事を考慮すれば、ニアミントコンディションと呼ぶに相応しい極上美品。極々僅かな使用感については、店舗での販売時によるものかと推察されます。演奏面としてもネックコンディションは良好で、トラスはほぼ未使用に近い状態、もちろんパーツ交換やリペア歴も無く、電装関係の不具合もございません。付属品としても認定書、スペックシート、オリジナルハードケースを始めとした一式が揃っております。（画像参照）

こちらの一本についてウェブ上にて確認出来る内容としては、新品販売14,000ドル（約212万円）、2018年に新品同様状態にて11,200ドル（約170万円）にて販売されていた履歴が確認出来ます。こちら完全なワンオフ製作となる特別なコラボレーションモデルという事もあり、相場こそございませんが、翌年となる2018年のNAMMショーに展示されたGreg Fessler×Madison RoyコラボのテレキャスターPrimaveraに至っては、3年前に24,999ドル（約380万円）で販売された履歴が確認出来ます。こちら前販売となる7年前と昨今の楽器業界全体の高騰に照らし合わせれば、少なくとも250万円オーバーが適正価格かと予想されますが、今回前所有者様からの多大なるご厚意もあり、下手すれば楽器店の買取価格とも変わらないであろう破格特価にてご案内させて頂く事となりました。この機を逃せば二度と手に入らない世界で一本限りの特別なテレキャスター、今後の更なる高騰も予想されますので、お気になりました方は絶対にこの二度と無いチャンスをお見逃しなく。

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