
今まで有りそうで無かった「ギター弾きの目線からのウクレレ」という内容のウクレレ講座です。
普段はギターのみを弾いている人でも、実はウクレレに興味を持っている人は少なくないと思います。
自分もウクレレに少しトライをしてみて、その面白さにハマってしまいました。
ギターで得た多くの知識はウクレレに流用することができますから、あっという間に弾けるようになりますよ。
ウクレレの弦は4本でギターと比べると音域は狭いですが、だからこそ、特にコード音やベース音のアレンジは”ギタリスト的考え方”では思いつかない新鮮なアイデアが生まれます。
”弦の数が少ない=音を省くアレンジ”という考えはとても勉強になりますし、ソロ・ウクレレで演奏できる曲が増えてくると、そのテクニックや知識をギターへ応用することもできます。
ですので、ウクレレが弾けると、ギター演奏の幅も広がります。
少しづつレベルアップが出来るようにレクチャーしますので、ギターもウクレレも楽しみながら演奏してくださいね!
ギタリスト 西山 隆行
第4回) 入門編4 ウクレレの特徴を活かした色々なアレンジ
ソロ・ギターとは一味違う、ソロ・ウクレレ独自のアレンジとは?
■エクササイズのポイント 練習曲[茶色の小瓶(Joseph Winner)]
< EX-9 > 単音メロディと固定したベース音のアレンジ
・C keyの楽曲なので「C=ド」音のみをベース音に固定をしたアレンジ
< EX-10 > Low-Gでベース音を固定したアレンジ
・Cコードの構成音の一つ「G=ソ」音をベース音に固定したアレンジ
< EX-11 > メロディにハーモニーを付けたアレンジ
・上昇するメロディに対して下降するハーモニーを加えてコード感を演出
■少し複雑なアレンジ [茶色の小瓶]
< EX-12 > ソロ・ギターのように音数を多く使い、豊かなサウンドを意識したアレンジ
・色々なテクニックを盛り込んだ華やかなアレンジ
< EX-13 > ストラムでウクレレらしい軽快なリズムとハーモニーでコード感を演出
・ウクレレらしいアレンジの 茶色の小瓶・フルバージョン