Pete CORNISH Special Ordered Pre-Amp /Early 1970s Alembic F-2B w/Special Pairing Noise-Cut Step-Up Trans & Koch ATR-4502 "The Same As David Gilmour’s One" 2004年 Used 1278347 Pete CORNISH(ピートコーニッシュ)【楽器検索|Jギター】
Pete CORNISH Special Ordered Pre-Amp /Early 1970s Alembic F-2B w/Special Pairing Noise-Cut Step-Up Trans & Koch ATR-4502 "The Same As David Gilmour’s One"
世界に名高いシンガーソングライターとして、プログレッシブ・ロックの先駆け的なロックバンドPink Floydの偉大なヴォーカルギタリストとして、1960年代から今も尚多くのファンを魅了し続けるDavid Gilmour。その彼のギターシステムを設計・製作しギルモアサウンドの根底を支えるPete Cornishとは1970年代初頭よりの長い付き合いがあり、『狂気-The Dark Side of the Moon』スタジオアルバムでのサウンドをはじめ、ギルモアサウンドにはPete Cornishが欠かせないものとなっております。
今回ご紹介させて頂くのは、そのギルモアサウンドを支えるPete Cornish製のプリアンプ。こちらの一台については、Pete Cornishの製品カタログには存在しないモデルで、アーティストによる完全なカスタムオーダーモデルとなり、当時から通常オーダーは不可。実際にはギルモア本人と1年半の歳月をかけて交渉し製作の許可を取り、その上でベースとして使用されているAlembic F-2Bも本人と同じ年式で無ければ同じサウンドが得られないというピートの意見より、ピート自身が1年以上をかけて探し出した同年代の個体を使用することで、ギルモア愛用機と同スペックにて製作、全くの同じサウンドを生み出すパーフェクトクローンが完成しました。こちらはファーストオーナー様が当時のPete Cornishの代理店であったプロビデンスの林 幸宏氏(現 Free the TONEの代表)を通してピートにオーダーした個体で、国内ではおそらくこちらの一台のみ、また同スペックの個体は世界中でも2~3台のみになるかと思われる本人ドンズバのウルトラレアなプレミアムモデルとなります。
そして気になるサウンドですが、ピートと林氏のコラボレーションとも言える組み合わせによるマリアージュが素晴らしく、まさにギルモア本人と同じのドンズバのサウンドをアウトプットします。思わず変な汗が出てしまうほどの魅惑のトーンはピートの高いセンスと技術力、そしてピートとも旧知の仲であり、かつ現Free the TONEの代表であり伝説のDUMBLEアンプの国内第一人者でもある林 幸宏氏のペアリングの素晴らしさが感じられます。主体的なサウンドについてのコメントは控えさせて頂きますが、このギルモアサウンドが宣伝となり、その後、ジェネシス、キング・クリムゾン、ロキシー・ミュージック、ポリス、プリテンダーズ等のビッグバンド、そしてマーク・ノップラー、スティング、ポール・マッカートニー、ジミー・ペイジ、ベイ・シティ・ローラーズ、エリック・クラプトン、ブライアン・メイ等の世界的ギタリスト達からの依頼が殺到したという事実だけでも、このサウンドの凄まじさを物語ります。現在在庫として無かった為に残念ですが、王道のHIWATTアンプとのマッチングにも非常に興味をそそられる極上品です。