1961年製の1ピックアップ仕様の#6119テネシアンです。
2 1/2インチ厚の薄胴ボディでオープンfホール・タイプの50年代型テネシアンとしては最終形になります。
シングル・アニバーサリーやストリームライナーなどフロントに1ピックアップのモデルは多いですが、リアに1発というのはホローボディ・モデルとしては珍しいですよね。
このモデルもチェット・アトキンスのシグネーチャー・モデルで、2ピックアップ仕様の#6120に対する1ピックアップ・バージョン、更にはfホールやヘッドストックのバインディングを省略し、パーツのメッキも#6120のゴールドではなくクロームというところで差を付けた廉価版モデルとしての位置付けです。
とはいえ木部の構造では差が付けられておらず、しっかりとライト・トレッスル・ブレーシングも組み込まれており、その箱鳴りは完全にヴィンテージの#6120です。
バインディングは60年までのモデルにはネックにもバインディングが施されていないのですが、このモデルはネック・バインディング付きの使用になっています。
ネック、ボディ共にバインディングは各所にひび割れ劣化が見られますが、これはヴィンテージ・グレッチでは仕方のない事なのでご容赦ください。
しかしながらセルが欠け落ちてしまう様な酷い劣化ではなく、バインディングの張り直しが必要な状態ではありません。
ひび割れ各所には樹脂注入の補修処理がされており今後の使用には問題ない状態になっています。
近年はヴィンテージ・ギターの高騰によりこの1ピックアップのテネシアンも非常に高くなってしまったのですが、今回のギターは訳ありの為、信じられない様な大特価での放出です。
ボディ、ネック共に塗装状態は非常に良好なのですが、アングル修正を目的にネック・ジョイント挿し直しの修理を施されているのですが、、、処理がマズイです。
本来はネック角度を付けるべきところをネック・ジョイントを指板方向にずらし上げる形でリセットしておりジョイントから先のハイポジションがかなり高いです。
接着剤で固められており、外して再リセットも中々手強そうです。
恐らくは、ネック角度が浅くなって弦高が高くなった状態を改善しようとして間違ったやり方で処理してしまったのかと思われます。
とは言っても現状でネックを逆反り方向にセットする事で12フレット周辺までは普通に弾けて鳴りも中々に良い感じです。
これは実際弾いて試してもらう以外ないのですが、わざわざ高額な修理代を掛けなくてもこのまま使っていけるのではないかと思います。
このコンディションであればピックアップを増設して#6120風にモディファイするのもアリですね。
パーツのオリジナル性で言うとフィルタートロン・ピックアップ、B-6のVカット・ビグスビー、ノブ、セレクタースイッチ、ペグは全てオリジナルです。
ブリッジサドルはヴィンテージですが60年代中期以降の細型のストレートバー・ブリッジです。
ピックガードは最近の物ではありませんが、古いレプリカの様で、このギターにオリジナルで付いていたモノではないと思います。
上記の問題はありますが、ローからミドル・ポジションまでの弦高は問題ないようにセット出来ており、全く普通に演奏出来て弦テンションも緩くはないので箱鳴り、アンプを通したサウンドもしっかりと良い音が出ています。
リイシューでは出せないトーンです。
お買い得な一本ですよ!!
| 商品名 | Gretsch #6119 テネシアン / 1PUモデル! |
|---|---|
| 商品ID | 1462563 |
| 楽器カテゴリ | ギター/ベース/弦楽器 > エレキギター > その他のフルアコ/セミアコ |
| ブランド | Gretsch(グレッチ) |
| 型番・モデル | #6119 テネシアン / 1PUモデル! |
| 楽器区分 | ビンテージ |
| 年式 | 1961年 |
| 程度 | 2+[VG+] : 状態は少し劣るが演奏性は良い |
| 公開日 | 2025/09/20 |
| 更新日 | 2025/10/21 |
| 店名 | スリル オン ザ ストリング |
|---|---|
| 所在地 | 東京都渋谷区鶯谷町12-5 大芦ビルB1F |
| 営業時間 | 12:00~19:00 |
| 販売事業者 | |
|---|---|
| 代表者又は責任者 | |
| 所在地 | - 0 |
| 電話番号 | -- |
| 販売価格 | |
| 販売代金以外に必要な手数料等 | |
| 支払方法及び支払時期 | |
| 引渡時期 | |
| 申込み有効期限申込み有効期限 | |
| 保証 | |
| 返品・交換・キャンセル | |
| 販売数量制限その他の特別な条件 |
Gretsch(グレッチ):アメリカのメーカーで、エレキギターの生産は1940年から。チェット・アトキンスとの契約により、6120やWhite Falconがヒット。ジョージ・ハリスンがエドサリバン・ショーでCountry Gentlemanを演奏したことでも知られる。1980年代にブライアン・セッツァーの活躍によりロックンロールのイメージも定着。Tennessean,Duo Jet,Anniversary等の他、Electromatic等の廉価版もある。 (Gretsch/グレッチのキーワード検索結果はこちら)
Gretsch(グレッチ):アメリカのメーカーで、エレキギターの生産は1940年から。チェット・アトキンスとの契約により、6120やWhite Falconがヒット。ジョージ・ハリスンがエドサリバン・ショーでCountry Gentlemanを演奏したことでも知られる。1980年代にブライアン・セッツァーの活躍によりロックンロールのイメージも定着。Tennessean,Duo Jet,Anniversary等の他、Electromatic等の廉価版もある。 (Gretsch/グレッチのキーワード検索結果はこちら)
